超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

正戦は存在するか

2009-01-25 06:03:34 | Weblog
人間の尊厳を破壊する暴力に軍事力を行使することは正しい戦争である。

この立論に反対する人は少ない。

だが人間性の破壊とは何か。
一般市民を巻き込むことは正しいか。

具体的になると、議論が成立しない。

*。
具体的に考えれば、
停止を命じた車がパトカーから逃げる。

追跡して、車が事故を起こし、人が死ぬ。
まして第三者を殺す。

日本ではこれは正しい警官の仕事され、
警官の責任は問題にならない。

国家に誤りなしとするお上日本では正しい戦争が存在する。

*。
だがアメリカでイラク戦争は正しい戦争か。

戦争になれば、愛国心が働き、正当かどうかは問題にされない。
911事件の当時は、
誰もが頭に来るから、復讐は問題にならない。

正しい戦争かどうかは問題にならない。

*。
正しい戦争は消点であって、現実には存在しない。

*。
ここで一人称衝動意識の日本では、正しい戦争が存在することが分かる。
日本以外の世界にはこれがない。

言ったとした日本の物まねだろう。

     *。
最近こういう観点が出てきた。

犯罪や戦争は仕事がないから起きることである。
これがグナル・ハインゾーンの定理だ。

テロリズムは、
犯罪と考えるより、変わった仕事と考えた方が現実的だ。
アラン・B・クルーガーの定理だ。

*。
すると犯罪やテロや戦争が起きないようにするには、
仕事が社会にあること、
そして生命の尊厳を犯す社会を作らないことだ。

*。
テロや犯罪や戦争に直接対抗すると、
それは正帰還を掛けることだから、
システムは発振しててしまう。

だから帰還理論に立てば、
システムを正帰還とせず、負帰還にすればいい。

  *。
つまりハインゾーンやクルーガーの考えは、
負帰還思想として一括りに出来る。

つまりテロや犯罪や戦争は、システムの発振である。

*。
従ってその対応は、システムを発振させないことと、
発振を止めることとなる。

つまり発振原因を作らないことだ。

*。
すると発振させないことは、
仕事を与えることと、
人間性を傷つけないこととなる。

*。
負帰還理論や構造理性に立つと、
これが犯罪やテロや戦争の対策となる。

正戦論は、戦争の発振理論であることが分かる。
つまり戦争を製造販売消費する考えだ。

愛だけでは犯罪や戦争を少なく出来ない道理だ。


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