文明の終わり

東洋の叡智には、パラドックスはない。
慣性を生きているから。

西洋の理性は、パラドックスに成立した。
ベクトルには, 反作用があるからである。
そしてパラドックスに人類は絞め殺された。

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理性は、嘘や妄想であり、これがゲーデルの不完全性定理である。

パラドックス・フリーになることは、慣性を生きることである。
これが普通の生き方である。

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西欧は、パラドックスに人類を自殺させた。

パラドックス・フリーであると、権力の暴力と悪を認めれば、破滅することはない。
これが叡智である。

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現代は理性を超え、叡智に人間性を求める。

理性には人間性はなく、愛と制裁のパラドックスを生きる。
神と悪魔は対称であるから。

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だが現代文明は、再生不可能である。

文明は人を魂にすることしか出来ない。
これが文明の終わりである。
証明終わり。