文章は 死体である

文章は死体である。
→金は死体である。
→国家や文学は死体である。
結局、世界は死体の山であった。

これが現代世界だ。
現代は死の世界であった。
これが悪魔地獄だ。

生命を殺して、良い心地を製造・販売・消費していた。

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世界は死体産業である。
死体産業は、生命を死体化し、社会の機能に変えた。

死体産業に取り込まれた人は、
自分自身の死体化を、
人間の義務だと思い、
優しい暖かい成功・感動・幸福と思い喜びに溢れるのだ。

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人は死体だ。
人は自分を死体にせねばならない。

有史以来これを繰り返し繰り返し、
宣伝された結果、
死体は人の真実となった。

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なぁに人間はこの程度のものであった。

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死体産業は、人を死体化することで、
死体の消費が可能となり、
生命と死体の境界があいまい化し、
死体を現実とすることが出来た。

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生命を死体化したのは、知識人テロリストであるが、
それを望んだのは人類である。
人類のやらせであった。

我々は、死体産業を持っている以上、
これを消費し、金になるので、
死体産業は世界を風靡した。

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ここに死体産業は、人類の生き方となった。

人類はこれが地獄であることを未だ知らない。

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だがゲーデルの不完全性定理が現れた。

人の世界は、死体の世界であることを告げた。

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ゲーデルの不完全性定理は、生命と死体の不確定性原理であった。

死体産業は、人を豊かに、長寿化した。
これはパラドックスの発振であり、世界を地獄化した原因だ。

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金権主義は、長生きを目的とする。
それ以外やることがないからだ。
ここに生命をなくした意味がある。

そして皆がガンと統合失調症となった。

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これが進化を逆転した地獄があった。
人情と官能の地獄である。

ここで人は喜びに溢れたいのだ。
これが幸福の地獄だ。

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幸福と地獄は、対偶対称である。
やっと地獄を脱出する機会を得た。