超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

犯罪のパラドックス 犯罪者とは犯罪をする人ではない

2008-06-10 07:23:05 | Weblog
怠け者とは何もしない人ではない。
自分の好きなことをし、したいことをしていただけだ。
トム・ルッツ「働かない」青土社

怠け者を犯罪者で上書きする。
犯罪とは自分の出来ることを、していただけだ。

好きなことは自己の特性だろう、
出来ることは社会に規定される。

*。
犯罪者とは犯罪をする人ではない。

自分の好きなことを、社会の要求に応じてやったいるだけだ。

社会があって、やりたいことをやる。

                *。
通常これが犯罪にならないように仕付ける。

だが犯罪かどうかは、社会が定義する。

*。
月給泥棒と言われる人たちがいる。

現代ビジネスは詐取喝取だ。

これはどう考えたらいいのだろう。

*。
犯罪にも、国家が認める犯罪と、
国家が認めない犯罪があることが分かる。

では犯罪とは何か。
犯罪は国家の都合で決まる。

              *。
国家が犯罪であるかないかを決める。

これは犯罪ではないか。
少なくとも市民には犯罪だ。

*。
一体、犯罪って何だろう。

循環論法、水掛け論、
即ち、パラドックスであることが分かる。

*。
国家の犯罪は無罪で、市民の同じ犯罪が有罪。

警官が万引きや痴漢やると起訴されない。
市民がやると起訴される。

起訴するかしないかするか決めるのはは警察だ。
原則は検察だ。

                *。
ここでは現実論をやっているので、
原則論はやらない。

これは犯罪か。

*。
少なくとも法と現実は全く違うことが分かる。

これは犯罪か犯罪でないか。

犯罪に決まっている。

*。
こういうと恫喝される。
市民にはシカトされる。

この国家は法治国家か。

                *。
国家は何もしない組織ではない。

自分の好きなこと喜んでし、したいことをいているだけだ。

*。
はじめに戻った。

犯罪のパラドックス!


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