超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

知性は 退化である

2009-12-31 05:49:51 | Weblog
華々しい文芸復興、
人に生きる喜びを与え、
そしてその結果を現代が問われている。

生きる喜びは、生きる喜びのない人を大量に生産販売消費していたからだ。
生きる喜びは、生きる喜びのない人を作り、
彼らへの暴力と腐敗と差別に成り立っている。

生きる喜びは、生きる喜びのない人を作り、無力を死に廃棄することだ。
その廃棄責任者が、エリ-トであった。

    *。
正にゲーテの「ファウスト博士」だ。

生きる喜びは、魂を抜き去ることだ。
なくなった魂を、追い求めることが知性だ。

*。
美しいものを作れば、美しくないものが必要になる。
美は醜の排除であった。

真善美のない原始時代の方が、人は幸福であったのではないか。
生きる喜びはなく、命だけがあった。

*。
真善美は、その前提として、自分や世界を見る能力が必要だ。

それがなくてやると、凶悪な暴力や腐敗や差別を作り出す。
それが現代に結晶した。

現代は権力が無力を死に排泄する世界だ。
それが文芸復興の成果であった。

    *。
文芸復興は、
生きる喜びを上澄みとし、
生きる喜びのないヘドロを作っていた。

*。
生きる喜びは、魂を排除する作業だ。
そこに愛や魂を置いていた。

生きる喜びこそは、極悪エゴイズムだ。
ここに世界は破壊された!

これが現代人の問題だ。


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