知性の崩壊

西洋はベクトル、東洋はスカラー。

西洋は、人に運動量をつけて、世界を闊歩した。
人類を殺し、人間を破壊した。
これが世界制覇である。
かくして人類は絶滅危惧種となった。
これが作用と反作用の法則である。

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人類を殺すほどの、力をつけた現代文明である。
ベクトルは、人類皆殺し装置となった。

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殺すか、殺されるか。
殺される前に殺せ。

これが情報のパラドックスである。

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この巨大集積が、人類皆殺しを極限とする積分回路である。
現代文明は、人類皆殺しに収束する。

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持続する経済成長の極限は、人類皆殺しである。

新自由主義グローバリゼーションは、人類皆殺し装置である。
それを知る知力がない。
即ち、成長経済は、発振し、支離滅裂となった。
誰もそれを知ることが出来ない。

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作用と反作用の法則を使わない限り、それを認識できない。
パラドックスに絞め殺されても、その事態を理解できない。

知性は発振したのである。
知性は崩壊し、自分を知ることが出来ない。
これが成り行き任せの人類だ。
証明終わり。