JR四日市駅は名古屋方面や津方面の乗客が近鉄に移行して久く、現在は閑散としています。窓口と自動改札はありますが、駅員がいない時間帯があるので、ドアがない簡易型の自動改札機となっています。
近鉄と隣接している桑名駅の方が四日市駅の倍以上JRの乗降客がいるので、運賃やダイヤ上の問題というより、四日市の現状の中心市街地から外れていて駅周辺にこれと言った商業施設がない、四日市市北部からくる路線バスが先に近鉄四日市駅に寄り、その後にJR四日市駅に来るという地理的要件の方が大きいようです。
桑名の場合は、乗り換えの養老線ユーザーが、養老鉄道分社化後に初乗りが2社分になることもあって、運賃が安いJRに移ったこともありますが。
参考:名古屋~桑名 350円(JR)
名古屋~桑名 450円(近鉄)
名古屋~四日市 460円
名古屋~近鉄四日市 640円
駅構内には貨物駅があり、四日市港の臨港地区への石油輸送の中継点と、コンテン貨物の取り扱いがあり、三重県内の貨物の拠点となっています。だだ長編成の貨物列車をコンテナホームに入れることができず、編成分割が必要なので、貨物駅は手狭な状態となっています。
それでいまや四日市駅名物となったホワイトボード劇場。過去のものの一部は以下のサイトにまとめられています。ちなみに桑名駅にも同様のホワイトボード案内があるらしいです。
https://togetter.com/li/1463417
撮影 2021年4月3日
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