goo blog サービス終了のお知らせ 

nishimino

にしみの鉄道情報局付属ブログ

ことでんバスのエアロスター

2012-11-28 | バス(車両)

先日高松まで行った時、見かけたことでんバスの車両。


三菱ふそうエアロスター 型式 U-MP618K


同社は1975年以来、大型車を新車で入れていないので、当然のごとく中古車ですが、出処は神戸市交通局だそうです。


後ろ側の出っ張りが大きいのが、エアロスターのターボ車の特徴で、坂の多い神戸市交通局らしい仕様のバスです。

ちなみに以前紹介しましたが、ことでんバスのエアロスターは、元名古屋市交通局の車両もいます。

撮影 2012年8月13日


名古屋市バスの長尺車

2012-10-21 | バス(車両)


名古屋市バスは1998年までは3ドア、それから2000年まではワイドドア、それ以降は標準仕様の中引き戸の前中扉車を導入しています。それに反した車両がこのF-521号車などの数両で、中ドアも折戸を採用しています。
言うまでもなく高速1系統専用車ですが、その末期はこのように一般路線に入ることも多かったようです。



窓配置を見れば分かる人には分かるのですが、全長11.5m、ホイールベース6mの長尺車で型式はKC-MP717Pです。このサイズのバスは名鉄が大量導入していましたが、名古屋市バスでは高速1系統専用車が唯一の存在でした。

名古屋市バスの中では異端のこの高速1系統専用車ですが、現在では大半が仙台の宮城交通に移籍したそうです。

撮影 2008年5月17日 野跡駅

バス車内の交流周波数

2012-09-30 | バス(車両)
ここ数年に導入されたJR東海バスのエアロキングには、携帯電話向けの充電コンセントが用意されています。



走行用の直流24V系からインバータを介して給電されているので、どんな周波数でもいいと思うのですが、西日本仕様の60Hzとなっています。やはりJR東海バスは名古屋のバス会社だなと。余計な話ですがJRバス関東のエアロキングは50Hz、西日本JRバスのエアロキングには60Hzのコンセントが用意されているのだろうかと。

西工唯一のフルフラットノンステ

2012-08-30 | バス(車両)
1997年頃から製造された初期の大型ノンステップバスのうち、三菱ふそうを除くいすゞ、日野、日産ディーゼルの3社は、エンジンの搭載方法を変更した、フルフラットノンステを用意していました。
エンジンを最後部に横方向に搭載した特殊な構造で、車両価格も高価だったため、公営交通や電鉄系事業者を除くとあまり普及せず、2005年ごろまでに製造を終了しています。これらは、ほとんど純正車体での製造ですが、西日本車体工業でもごくわずかに製造しています。



撮影 京都駅前 2007年3月18日


京都市交通局が導入した、その超貴重品の西工製のフルフラットノンステ。シャーシはいすゞで、純正車体だとキュービックボディを架装しています。京都市交通局は1999年に3両、2000年に1両の全4両導入しています。


撮影 立命館大学前 2008年3月29日

こちらは、2000年に導入されたKBS京都の交通安全キャンペーンかたつむり大作戦の寄贈車。他の3両がL尺でホイールベース4.8mなのに対して、ホイールベース5.3mとN尺なのが特徴です。
当初は、急行101系統専用車として京都市電をモチーフにした塗装でしたが、現在は一般色となっています。ただ、現在も車体には交通安全キャンペーンかたつむり大作戦からの寄贈車であることが書かれています。


このバス、前ドアにスロープを取り付けています。大型ノンステップバスの前ドアにスロープを取り付けた例は、同時期の京都市交通局の他車種でも見られる特徴で、他にはあまり例のない仕様です。

下電バスの3ドア改

2012-08-06 | バス(車両)


下電バスの中古車のなかでも特に有名な1両、元西武バスの3ドア改2ドア車です。西武バスの3ドア車は、比較的多く中古車として出まわりましたが、ほとんどが2ドアに改造されたり、後ろドア締め切り扱いで使用されています。ただ、ここまで綺麗に埋めた例は少なく、多くは締め切りと車内の座席増設ぐらいの改造で使っています。
ちなみに、西武バスの3ドアの中古車を3ドアのまま使った例は、近江鉄道などごく一部に限られます。

撮影 岡山駅前 2012年3月31日