goo blog サービス終了のお知らせ 

nishimino

にしみの鉄道情報局付属ブログ

バロン鉄心

2021-01-23 | 


大垣の三輪酒造が出しているバロン鉄心、本醸造の日本酒です。三輪酒造はにごり酒をメインにしているので、一般にはほとんど流通しておらず、大垣市内でも見たことはありません。これは三輪酒造の直営店で購入したものです。
淡麗で、甘すぎず辛すぎず丁度いい味で、飲みやすい味の日本酒です。

http://www.miwashuzo.co.jp/product/tesshin.html

流氷ドラフト

2020-11-07 | 


網走ビールの流氷ドラフト。珍しい青いビール(厳密には麦芽25%未満なので発泡酒)です。ブルーキュラソーを使ったカクテルみたいな青さですが、合成着色料ではなく、クチナシの青を使ったものです。
クチナシの青を活かすために、あえて麦芽の量を減らして発泡酒扱いにしているのかもしれません。

https://www.takahasi.co.jp/beer/

キリン 陸

2020-09-02 | 

キリンの陸、近年原酒不足で、終売するウイスキーの銘柄が多い中、新たな銘柄の発売になります。



このウイスキー、原材料がグレーン、モルトの順に書かれています。つまりグレーンウイスキーの割合が多いことを正直に書いています。
ブレンデッドウイスキーは、通常モルト、グレーンの順に原材料が書かれていて、モルト6割グレーン4割というのが一般的です。
キリンウイスキーは、かっての社名のキリンシーグラムという社名からわかるように、カナダシーグラム社との提携でウイスキーの製造を開始しています。カナディアンウイスキーの影響があり、スコッチの流れをくむ、サントリーニッカとはウイスキーの作り方が違うそうです。

それで、グレーンウイスキーは通常無個性なのですが、キリンのグレーンウイスキーは、3種類作り分けていて、個性があるそうです。
アルコール度数が50度あるので、アルコールが強いのですが、ハイボールや加水すればそれなりに美味しいので、良心的なウイスキーだと思います。

サンシャインウイスキー・若鶴酒造

2020-07-05 | 


北陸唯一のウイスキー蒸留所、若鶴酒造の三郎丸蒸留所のサンシャインウイスキー。古くからの蒸留所ですが、設備が老朽化してクラウドファンディングで2016年に設備を一新しています。



そのサンシャインウイスキーですが、原材料がモルトとブレンド用アルコールとなっています。今時珍しい、モルトとグレーン以外を使ったウイスキーです。ブレンド用アルコールは醸造アルコール、いわゆる甲類焼酎やホワイトリカーではないかと思います。
昔の1級2級ウイスキーみたいなブレンドですが、自社蒸留のモルトが半分以上なので、それなりのウイスキーです。少なくともどこぞのプライベートブランドのウイスキーのモルト・グレーンウイスキー10%以上スピリッツ90%未満よりは遥かにマシだと思います。


左は比較のためのバランタインファイネストですが、サンシャインウイスキーはブレンドにグレーンウイスキーを使っていないので色が薄いです。ただカラメルで着色していないので、良心的だと思います。
まあ、国内でグレーンウイスキーはサントリーニッカキリンが生産していますが、外販はしていないと思うので、スコットランドからの輸入に頼るしか無く、スピリッツで代用したと思われます。
なお手元にあるのは2017年のボトルですが、最近瓶詰めされたウイスキーはグレーンもブレンドに使っているようです。

メーカーはロック、水割り、ハイボールの3つの飲み方を推奨しています。ロックや水割りで飲んでみると、やはりアルコールが尖っている感がありますが、それなりに美味しい味だと思います。

https://www.wakatsuru.co.jp/saburomaru/products/

地ウイスキーあかし

2020-04-26 | 


明石市の江井ヶ嶋酒造が発売しているあかし。ここは日本酒の蔵元として有名で、日本酒製造の閑散期の副業としてウイスキー製造を初めています。1980年代の地ウイスキーブームの生き残りで、2000年代に入りウイスキーの消費が回復するまでは、輸出を積極的に行っていたようです。

1919年にウイスキーの製造免許を取得しており、日本最古のウイスキーメーカーと言われています。ただし、当時はアルコールにカラメルで着色しただけのイミテーションウイスキーだったとも言われています。

現在は、良心的なウイスキーを製造していて、酒屋だけではなく、大きいスーパーのウイスキー売り場や、一部コンビニでも買うことができます。
流通量の多いホワイトオーク普通の素直なブレンデットウイスキーだと思います。