京都を舞台にした話が六話
「因果な茶杓」
女衒の七蔵
遊郭に女たちを連れて行く途中
南禅寺の月窓と名乗る坊主に出会う
女の一人お佳を見て
異相をしているから高額で引き取ってもらえと
注意して去っていく
言いつけを守ろうとする七蔵
疑問に思いながらも
お佳を三十両で引き取る冨士屋
実はお佳はお納戸奉行の屋敷に奉公していたことがあり
礼儀作法はしっかりしていた
冨士屋を助けることになるお佳
「紙背の帯」
大店の薬種問屋「菱屋」
主の過ちで闕所になる
女主お盈は粗末な長屋で
残された古い帳簿を紙撚(こより)にして
紙帯を織り
生活の足しにしようとしていた
その帳簿の中にとんでもないものを見つける!!
嫁ぐ日間近で破談になり
身ごもっていた娘のお雪の堕胎
昔の堕胎は麻酔もしなかったそうな・・・
怖い
「来迎図焼亡」
扇問屋十一屋の一人息子宗太郎
女好き
絵に対して特異な執着を持っている
価値のある絵画を
自分が死んだら棺に入れてほしいと
常々言っていた
そして待合茶屋での不審死
相手の女は逃げてしまう
遺言の通りにしてほしいと番頭に言う父親
しかし番頭の由兵衛はそれをこっそり安物と入れ替えてしまう
「空海の妙薬」
積荷人足の七五郎とお加奈夫婦
墓地の供え物を食べ
墓小屋で寝起きしていた年寄りの男性を引き取る
学問もできるその男の正体は?
持っていた風呂敷包みの中に入っていたものは?
「四年目の壺」
呉服問屋の小僧奉公していた芳助
七年奉公していたが
辞めてやくざの道に進んでしまった
嘆く夫婦約束していたお清
芳助は道具屋に飾られていた白い壺に
惹きつけられる
価格は十二両
一両の手付を払い
半月以内に残りを持ってくるから
待ってくれと言い残したが
時が過ぎても彼は来なかった・・・
「青玉の笛」
百姓の子で
幼なじみの佐七 彦次郎 お紀勢
大人になったある日
彦次郎両親は亡くなり
本人は行方不明
それから間もなく佐七とお紀勢は夫婦になり
子が産まれる
その子修平が不審な男に連れて行かれたと
騒ぎになる
誰が読んでもその男は彦次郎だと思うよなあ
早産のわりに丈夫で生まれたとか
何かと意味ありげだが
ラストはまさかの・・・
「因果な茶杓」
女衒の七蔵
遊郭に女たちを連れて行く途中
南禅寺の月窓と名乗る坊主に出会う
女の一人お佳を見て
異相をしているから高額で引き取ってもらえと
注意して去っていく
言いつけを守ろうとする七蔵
疑問に思いながらも
お佳を三十両で引き取る冨士屋
実はお佳はお納戸奉行の屋敷に奉公していたことがあり
礼儀作法はしっかりしていた
冨士屋を助けることになるお佳
「紙背の帯」
大店の薬種問屋「菱屋」
主の過ちで闕所になる
女主お盈は粗末な長屋で
残された古い帳簿を紙撚(こより)にして
紙帯を織り
生活の足しにしようとしていた
その帳簿の中にとんでもないものを見つける!!
嫁ぐ日間近で破談になり
身ごもっていた娘のお雪の堕胎
昔の堕胎は麻酔もしなかったそうな・・・
怖い
「来迎図焼亡」
扇問屋十一屋の一人息子宗太郎
女好き
絵に対して特異な執着を持っている
価値のある絵画を
自分が死んだら棺に入れてほしいと
常々言っていた
そして待合茶屋での不審死
相手の女は逃げてしまう
遺言の通りにしてほしいと番頭に言う父親
しかし番頭の由兵衛はそれをこっそり安物と入れ替えてしまう
「空海の妙薬」
積荷人足の七五郎とお加奈夫婦
墓地の供え物を食べ
墓小屋で寝起きしていた年寄りの男性を引き取る
学問もできるその男の正体は?
持っていた風呂敷包みの中に入っていたものは?
「四年目の壺」
呉服問屋の小僧奉公していた芳助
七年奉公していたが
辞めてやくざの道に進んでしまった
嘆く夫婦約束していたお清
芳助は道具屋に飾られていた白い壺に
惹きつけられる
価格は十二両
一両の手付を払い
半月以内に残りを持ってくるから
待ってくれと言い残したが
時が過ぎても彼は来なかった・・・
「青玉の笛」
百姓の子で
幼なじみの佐七 彦次郎 お紀勢
大人になったある日
彦次郎両親は亡くなり
本人は行方不明
それから間もなく佐七とお紀勢は夫婦になり
子が産まれる
その子修平が不審な男に連れて行かれたと
騒ぎになる
誰が読んでもその男は彦次郎だと思うよなあ
早産のわりに丈夫で生まれたとか
何かと意味ありげだが
ラストはまさかの・・・
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