トライアングルの部屋

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かばん屋の相続 池井戸潤

2014-03-02 15:30:09 | 本 2014年
銀行と融資を受ける会社

どちらも勤務経験があるので
興味深く読めた

と言っても
銀行の方は融資担当でもなく
銀行内部の事情が少しわかる程度だが…

倒産寸前の会社の苦労の方がわかるかも
社長どうしているかなあ
家も土地も担保に入れていたから
元気にしているかなあ


「十年目のクリスマス」
倒産したはずの会社の社長が
十年目羽振りが良くなっているのを
担当だった銀行員が見かける

「セールストーク」
資金繰りに四苦八苦していたはずの会社の口座に
突然の入金
公私混同してはいけないなあ

「手形の行方」は不倫をいくつも見てきたが
悪い結果になると
ここまで仕事に絡むか…みたいな感じ


「芥のごとく」
女社長
どこかで頑張って再起してほしいと
願わずにはいられない

「妻の元カレ」
就職難に銀行に採用されたことは勝ち組?
その中で落ちこぼれていく苦悩
妻に対する不信感
仕事がうまくいかないと
家庭も壊れていくのか?

「かばん屋の相続」
初めの方で話の展開が想像はついた
期待を裏切らない
でもラストまでは読めなかった
なかなかいい

芥のごとくで暗い気分になったが
かばん屋の相続で
ほんわかした気持ちにさせられた
最後に掲載されていてよかった

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