トライアングルの部屋

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クローバーナイト 辻村深月

2017-09-07 15:36:34 | 本 2017年
どうして
この本を選んでしまったのか?

読み始めて思ったことです

保活
保育所に入るための活動

就活 妊活くらいはわかっていたけど
保活?
そんな言葉があったのか

自分には関係ない
読むのやめようか・・・

なんて思っていたら
自分の知らなかった世界や
かつての育児時代を思い出してしまった

今の育児ってこんなのもあるのかと
驚く事もあり

保育所に入るのが大変だとは
ニュースで聞いていたし
この本読んでも
東京や大阪の都会では
大変なんだなあくらいに思っていた

美容院で
担当した美容師さんに二歳の子どもがいるとわかり
何気なく
どこに預けているか聞いたら
保育所だって

入るの大変だったんですよ
のことばに驚き
自分の住んでる市でもそうだったんだと
五ヶ月になる子を保育所に預けて
共働きしようとしている我が息子に早速報告

知っていたのか初耳なのか
今月から保育所探ししなければ
なんて言ってた

保育所

認可
認証
無認可

無認可はよくないイメージと
勝手に思っていたけど
そうではないみたい

単に子供を預かるだけではなく
英語教室やリトミックをやっていたり
建物もきれいな所が多いらしい
公立は収入により
料金が変わるけど
無認可は一律
だから高い


イケダン
仕事をバリバリこなし
妻への配慮も怠らない「イケてる旦那」
のことだそうな

この話の主人公
鶴峯裕もその一人で
雑誌に載ったこともある

職業は公認会計士

確定申告の忙しい時期に
帰宅が十時半って
早くない?


保育所のお迎えなど
妻の代わりによく行ってるみたいだけど
個人事務所だから
融通が利くのか

他にもママ友トラブル
思い出すわあ
面倒くさかったなあ

誕生会
ある幼稚園は
仲間はずれがいるといけないから
開くときはクラス全員を呼びなさいという
園の方針で
自宅ではできず
レストランなど貸し切り
何百万もかかるって

その場所と招待した子に渡すおみやげも
前にやった子とかぶってはいけない
というルールがあるとか

だから一年も前から
計画しないといけない

信じられない
この話の中だけの
作り話であってくれ

親の干渉

この話の中では
下の男の子のことばが遅いんじゃないかって
妻側の母親が保健所に行けとか
病院行けとか
やいのやいの言ってくる

母親に逆らいたくない妻は悩むという設定

そのことで
夫が自分の母親を嫌いになるのも嫌だから
夫にも相談できずにいた

早くに治療すればなんとか
という母親の気持ちもわかるけど
これは娘夫婦に任せるべき

と自分もそうならないようにと
思えたのはこの本を読んだ収穫

クローバーナイトというのは
三人や四人の核家族をクローバーに見立て
子を守る親はナイトだから

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