トライアングルの部屋

シニア街道をゆっくり散歩中
本読んで
映画観て
時々おでかけの記録も
仙台在住で大の阪神ファン

きょうの日は、さようなら 石田香織

2017-08-15 12:37:19 | 本 2017年
主人公キョウコ
5歳の時に
母を病気で亡くした

場所はたぶん神戸
震災の話が出てくるし
関西弁


自衛官の父は
仕事で泊りが多く
父方の祖父母の元で育てられた

小学2年生の時に父が再婚

その再婚相手とは
すごく仲良しになり
連れ子で1つ年上のキョウスケとも
本当の兄妹の様になった

幼い時に母を亡くしているので
経験したことのない
あったかい家庭
幸せいっぱいの毎日

そんな生活がある日突然終わる

その継母が前夫の借金のせいで
追い詰められ
姿を消してしまう

キョウコは再び祖父母の元へ
キョウスケはたぶん施設へ
離れ離れになってしまう


時は過ぎ
キョウコはOLになり
父が再再婚することになったため
一人暮らしを始める

同じマンションに住む
オカマ

占い師

働く会社の人々など

いろんな人たちとの出会い

そしてキョウスケとの再会

保険証も持ってないほどの
乱れた生活

病気をしても病院行きを拒否したり・・・

警察のお世話になる羽目になったり・・・

キョウコはキョウスケに
男女の感情とは違う
肉親以上の思いを持っていたのかも

再びキョウスケとは
離れてしまうが
どこかで気持ちが繋がっている

「きょうの日はさようなら」の
きょうの日って
キョウコとキョウスケの名前と
かけているのかも

なぜに名前がカタカナ?

京子なのか
恭子なのか
今日子なのか?

キョウコは結婚相手を好きで結婚したのかなあ

すべてが
周りに流されて生きてるって感じ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 星の子 今村夏子 | トップ | にじいろガーデン 小川糸 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本 2017年」カテゴリの最新記事