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幼児期に LD(読字障害)を見つける方法

2008-04-27 17:21:59 | LD
新0歳からの教育  TBSブリタニカ
で読み書きの習得に困難をきたす読字障害について、
興味深い特集がくんでありました。
(手元にあるのが切り抜きの記事で、何月号のものだか不明になってしましました。)

読字障害の早期発見の方法です。

3~4歳児 LDの兆候

本の持ち方がわからない。意味のないいたずら書きと、
きちんとした単語を区別できない。
自分の名前を判読できない。
語彙数がきわめて少ない。

幼稚園

単語を形作る個々の音を区別できない。
知っている物や色の名前を言うのに時間がかかる。

小学1~2年生

友達のようにすらすら読めないとこぼす。
未知の単語を推測しながら発音できない。
同級生と発達度にかなり差がつく。
読むことを避ける。

小学2~3年

引きこもりなど、問題のある行動をしるし始める。
知らない単語をあてずっぽうで読もうとする。
単語の読み方に気を取られ、意味を考えない。

LDの兆候が観られて場合の対処法

3~4歳

本を読み聞かせる。韻を含む言葉の入った歌を教える。
子どもの発した言葉を書きとめて、読んで聞かせる。

幼稚園

ゲームや歌を通じて、韻を踏んだ単語に親しませる。
6ヶ月たっても進歩がみられなければ、音素の認識度を
測るテストを受けさせる。

小学1~2年生

音素の認識度を測るテストを受けさせたり、
信頼性の高い研究に基づいた集中的な指導がうけられるよう
学校に働きかける。

小学2~3年生 

専門家の助けを求める。
参考になる情報を与えてくれる支援グループをさがす。
子どもに読ませる努力を続けながら、うまく出来たときは、褒めて励ます。


↑の文章は、海外の対処法のため、日本では
このようにきちんとした対応がしてあげられないかもしれません。
でも、3歳くらいからLDの兆候に気づいて、
より丁寧な子育てを心がけておけば、
小学校に入ってからの大変さが少しは軽減するかもしれない…
と感じて引用させていただきました。


 
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