駆け出し在宅ワーカー母の日記
Long Road
パーフェクト・マン
『パーフェクト・マン』のDVDを観ました。
《あらすじ》
女子高生ホリー(ヒラリー・ダフ)は、
引越しばかりの生活にうんざりしていた。
せっかく友達を作っても、すぐにお別れだ。
ホリーの母親ジーン(ヘザー・ロックリア)は、
ダメ男にばかり恋をし、失恋しては新しい土地へ……
の繰り返しなのだ。
ホリーは、引越しばかりの生活への不満などを、
『引越しガール』というタイトルのブログに綴っている。
またダメ男との恋が終わった母親は、心機一転、
今度はNYへ。
「これを最後の引越しにしよう」と思ったホリーは、
母親に完璧な彼氏を紹介することを企てる。
理想は、転校してすぐに仲良しになったエイミーの
おじさん(クリス・ノース)だ。
ホリーは、エイミーやクラスメイトのアダム
(ベン・フェルドマン)にも協力してもらい、
母親の恋の大作戦を開始。
そしてやがて、ホリー自身にも恋心が芽生え……。
ぶっちゃけ、DVDのパッケージのあらすじを読んでも、
あまり面白そうな気はしませんでした。
でもヒラリー・ダフと、『SATC』のミスター・ビッグこと
クリス・ノースが出演しているので、気になって
借りてしまった……。
やっぱりヒラリー・ダフはカワイイ! つか、健康的な
感じがしてイイ!!
比べ方が合っているかどうか分かりませんが、
リンジー・ローハンよりもスキですねー、私は。
ジーン役のヘザー・ロックリアとヒラリー・ダフが、
まるでホンモノの親子のようでステキでした。
ヘザー・ロックリア、ヒラリー・ダフに負けないくらいに
輝いてましたねー。
生き生きとしたシングル・マザーを演じています。
でも、あんなに恋愛体質の母親はちょっとイヤかも……。
クリス・ノース、相変わらずダンディーな感じで、
ステキでしたけれども、意外と登場が少なかった……。
内容は、ぶっちゃけ、イマイチ?!
まあまあ笑えるところもあったし、
胸がジーンとするところもありましたが、
ちょっと強引と言うか、非現実的なところが
多かったかな。
「こんなワケないやーん」みたいな。
とくにエンディングは、「えっ? いきなりこんな……??」
って感じでした。
観て損したとは思いませんでしたけど、
100分でちょうど良し! とは思いましたね。
久々にミスター・ビッグ(じゃなくて、クリス・ノースだってば!)
が見れたし、ヒラリー・ダフは可愛かったし、
ま、いっかーってことで……。
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2番目のキス
『2番目のキス』のDVDを観ました。
《あらすじ》
ある秋の日、コンサルタント会社でバリバリ働く
リンジー(ドリュー・バリモア)は、教師のベン
(ジミー・ファロン)と出会う。
ベンはリンジーに一目惚れだった。
リンジーのほうは、最初は少し戸惑っていたものの、
優しくてユーモアのあるベンに少しずつ惹かれていった。
だが彼女の友達は、「ベンにはきっと何かとんでもない
秘密があるから、この歳まで独身に違いない」と言う。
それでもリンジーは、ベンとの交際をスタートさせた。
これまでリンジーが付き合ってきた男性とは
まるで違うタイプのベンと過ごす日々は、
リンジーにとって新鮮で心が安らいだ。
そんな幸せ絶頂なふたりに、変化の兆しが見え始める。
3月のある日、ベンの秘密が明らかになったのだ。
その秘密とは、ベンが「ボストン・レッドソックス」
の熱狂的なファンだということだった。
その熱狂ぶりはハンパではなく、唖然とするリンジーだったが、
ベンと一緒にレッドソックスの応援を楽しむ努力をする。
しかし、あまりにもベンがリンジーよりも野球を優先にするため、
ふたりの関係がギクシャクし始める。
やがてリンジーは、ベンとの将来に不安を覚え……。
取りあえず、ドリュー・バリモアが可愛かったです。
なんか、ちょっとほっそりとした印象を受けました。
ストーリーは、趣味と恋愛の両立の難しさが
描かれているんですけれども、なかなか面白かったです。
つか、リンジーは寛容すぎるし、偉すぎる!!!
大スキな彼のために、彼の趣味を一緒に楽しもうと努力する
健気さ、男だったらグッときちゃいますよねー。
女の私でもグッときたもの。
見習わないとねー。(ゼッタイ、ムリー!!!)
逆に、ベンが異様にお子ちゃまに見えましたが、
野球狂いってことを除けば、モノスゴく優しくて面白い彼なので、
「まあよかろう……」って感じでした。(←何様?)
エンディング近くが、とってもよかったです。
笑えたし、胸がジーンとしました。
それにしても……ベンは、レッドソックスファンの
ステレオタイプなのだろうか……?
ちょっとコワいんですけどー。
ヤンキースに対するライバル心が尋常じゃないですよ。
ああいう熱狂的なファンに囲まれて、
松坂大輔選手は大丈夫なのか?
あっ! 余計なお世話ですね、ハイ……。
話は変わりますが、また見かけましたよ、
『SATC』のスタンフォードことウィリー・ガーソン!
ベンの友達の麻酔医役で、
やっぱりレッドソックスの大ファン。
リンジーが、彼のことを「ハゲの麻酔医」とか言ってて、
かなりウケたんですけどー。
身も蓋もありまへんがな。
つか、この作品でも軽くゲイの雰囲気を漂わせていて、
それもウケちゃいましたー。
……と言うワケで、スタンフォードをまた見っけたし、
ドリュー・バリモアは可愛かったし、なかなか笑えたし、
なかなかな作品でした。
2番目のキス
20世紀フォックス・ホーム・
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プロデューサーズ
《あらすじ》
物語の舞台は、1959年のNY。
演劇プロデューサーのマックス(ネイサン・レイン)は、
かつてはヒット作を飛ばしたものの、今やすっかり
落ちぶれていた。
最近プロデュースする作品は、大コケばかり。
そんなマックスの事務所にある日、会計士のレオ
(マシュー・ブロデリック)が訪れ、帳簿を調べる。
するとレオは、あるおかしなことに気づいた。
ショーがコケたほうが儲かる。
この信じられないような事実にマックスは、
「ならば、最低のミュージカルをプロデュースしよう!」
と、急に張り切り出す。
マックスはレオを巻き込み、史上最悪のショーを目指して、
最悪の脚本、最悪の演出家、最悪のキャストを揃えた。
しかし、事態は思わぬ方向へ……。
皆さんご存知の通り、大傑作ミュージカルの映画化です。
映画化と言っても、ほとんどミュージカルの舞台を
観ているようでした。
134分と、やや長めなので、借りるときにちょっと躊躇
しましたが、面白くてですね、あっという間ですよ、
あっという間。
ミュージカルって、起承転結になっているので、
分かり易くていいです。
観終わったあと、あースッキリ!!! って感じです。
あんまり……つか、まったくミュージカルのことは
分かりませんが、完成度が高いんじゃないですかね、
映画版『プロデューサーズ』。
なんてったって、舞台版の演出家が監督で、
主演の2人を含めオリジナルキャストが4人も出演して
いるそうですからー!
ホント、TVの前で拍手したくなるくらい素晴らしかったです。
主演のネイサン・レインとマシュー・ブロデリックは
息がピッタリだし、かなり笑いも誘います。
ネイサン・レイン扮するマックスのペッタリと撫でつけた頭が、
とっても油ギッシュ!!! で、取りあえず見た目だけで
笑えます。
マシュー・ブロデリック扮するレオには、ある「こだわりのモノ」
があって、緊張したり興奮したりしたときにそれを頬に擦りつけると
一気に落ち着くのですが、この豹変ぶりがとってもコミカル。
ヒロインのウーラ役を、ユマ・サーマンが演じているんですけども、
モノスッゴク、キレイ&セクシー。
スウェーデン訛りの英語がとっても可愛かったし。
「へー、こんな役もこなせちゃうんだー」って、感心しちゃいましたよ。
もーホントにストーリーもキャストも最高ですので、
興味のある方は是非ご覧遊ばせ♪
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インサイド・マン
『インサイド・マン』のDVDを観ました。
《あらすじ》
マンハッタン信託銀行の前に1台のバンが停車し、
ジャンプスーツを着た作業員らしき者たちが降り、
銀行の中へ入ってゆく。
一見、何の違和感もない光景だったが、
実はこれが、完全犯罪の始まりだった……。
武装した犯人たちは銀行内の人々を人質に取り、
手際よく行動を開始した。
犯人グループのリーダーは、ダルトン・ラッセル
(クライヴ・オーウェン)。
彼以外に犯人は3人おり、互いに「スティーヴン」
「スティーヴO(オー)」「スティーヴィー」と呼び合っていた。
通報を受け、事件の現場に駆けつけたのは、
NY市警のフレイジャー(デンゼル・ワシントン)と
ミッチェル(キウェテル・イジョフォー)。
フレイジャーは汚職の嫌疑をかけられており、
この事件で汚名返上しようと意気込んでいた。
また、マンハッタン信託銀行の取締役会長
アーサー・ケイス(クリストファー・プラマー)の元にも、
強盗人質事件発生の連絡が入る。
愕然としたケイスはすぐに、NY屈指の敏腕弁護士
マデリーン・ホワイト(ジョディ・フォスター)を呼んだ。
銀行内では犯人グループたちが、
人質全員に自分たちと同じジャンプスーツを着せ、
覆面をさせていた。
犯人と人質の見分けがつかないようにするためだ。
一方、ケイスはマデリーンに仕事を依頼。
ケイスは、ある物を貸金庫に保管しており、
それを決して誰の目にも触れさせたくないという。
銀行の金よりも奪われたくない、重要な物らしい。
やがて犯人グループが、
ジャンボ機とパイロットを要求をしてきた。
そんなとき、マデリーンが市長を連れて現場に現れ、
事件に介入してくる。
そして事件は、ますます錯雑としてゆく……。
んー……久々にモヤッとしましたー。
単に私のオツムがワルいだけか?
いくつかナゾが残ってしまい、観終わってから
前に戻して、気になる箇所を観たんですけれども、
ナゾはナゾのままでして……。
……チーン……。
クライヴ・オーウェン扮するダルトンの頭脳明晰さには
「おぉー」って感心してしまいましたが、
なーんか、私にはちと難しかったかなぁ。
話のテンポがよく、キャストもよかったんですけどね、
もう少しスッキリサッパリ終わらせて欲しかったです。
でも、デンゼル・ワシントンがカッコよかったから、
「ま、いっか」って感じですかね。
デンゼル・ワシントンは、どんな役をやっても
バッチリ決まりますねー。
フレイジャー役がデンゼル・ワシントンじゃなかったら、
「あー! モヤッとするーっっっ!!」って、
ちゃぶ台をひっくり返していたかも……。
あと、ジョディ・フォスターの登場が
意外と少なくてビックリ。
でも、敏腕女弁護士役がピッタリでしたよー。
クライヴ・オーウェンも、冷静沈着で頭脳明晰な
犯人役がかなりハマってましたね。
うーむ、こう考えると、やっぱりキャストはバッチリでしたなぁ。
きっと、私と違ってオツムのイイ人が観れば、
「キャストも内容もバッチリ!」の作品なんだと思います。
自分のオツムの悪さをまた実感してしまった1本でした……。
インサイド・マン
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僕はラジオ
『僕はラジオ』のDVDを観ました。
《あらすじ》
ジェームズ・ロバート・ケネディ(キューバ・グッディング Jr.)は
学校や仕事へ行くこともなく、毎日ショッピングカートを
押しながら街をうろついていた。
彼には知的障害があり、唯一の友達はラジオだった。
ある日、ハナ高校のグラウンドを通りかかった
ジェームズは、アメフト部のボールを持って行ってしまう。
そのことが原因でジェームズは、
アメフト部の部員に酷いことをされる。
そのあともグランドへ現れるジェームズに、
アメフト部のコーチ、ハロルド・ジョーンズ
(エド・ハリス)は声をかける。
しかし、ジェームズは自分の名前さえ言わない。
そこでジョーンズは、ラジオが大好きなジェームズに、
「ラジオ」というニックネームをつけ、「ラジオ」に、
アメフト部の世話係を依頼する。
部員たちと次第に打ち解けてゆく「ラジオ」。
ジョーンズは、「ラジオ」を試合や学校の授業にも
参加させる。
持ち前の明るさと純粋さ、そして優しさから、
たちまち人気者になった「ラジオ」。
しかし、そんな「ラジオ」を快く思わない者もいた……。
実話がベースの作品です。
エンディングには、コーチ・ジョーンズと「ラジオ」
本人が登場します。
もー……ただ一言、感動!!!
ホントにいいお話です。
涙なしでは観られません。
これまで自分の居場所を見出せずにいた青年が、
ジョーンズのおかげで居場所を見出し、
生き生きと生きてゆくわけですよ。
そして「ラジオ」のおかげで、
周りの人々も変化してゆくんです。
みんな、「ラジオ」に教えてもらうんです。
自分が失ってしまった何かや、
生きるために一番大切な何かを。
「ラジオ」は純粋な子どものままだから、
ときには人を怒らせる言動をしてしまうんですね。
でも子どもの心を持つ「ラジオ」は、
相手がなんで怒っているのか理解できません。
人に騙されてヒドい目に遭ったりもするんですが、
それでも「ラジオ」は、決して騙した人を恨まないんです。
私は、「ラジオ」がこれ以上問題を起こさないように、
そして、これ以上「ラジオ」が傷つけられないように
祈りながら観ましたよ。
いつか、ジョーンズがブチキレてしまうんじゃないかと
ハラハラしましたけれども、ジョーンズは、
あり得ないくらい心の優しい人間なんです。
周囲の人たちに、「なんでそこまで面倒を見るんだ?」
と聞かれると、「正しいことだから」と答えるジョーンズ。
涙が出ましたね。
ジョーンズが、「ラジオ」を放っておけない本当の理由を
自分の娘に語るシーンが、とても印象に残っています。
「ラジオ」を演じたキューバ・グッディング Jr.、
コーチ・ジョーンズを演じたエド・ハリス、
共に素晴らしかったです!!!
この二人だったから、こんなに素晴らしい作品に
仕上がったのだと思います。
そしてジョーンズの妻リンダは、デブラ・ウィンガーが
演じているんですけれども、これまた素晴らしい!!!
陰で夫を支える、良き妻です。
もーホントにホントにいい作品でした。
是非、多くの人に観てもらいたいです。
僕はラジオ
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スカイ・ハイ
《あらすじ》
ウィル(マイケル・アンガラノ)の両親は、
共に超有名なスーパーヒーロー。
その息子であるウィルは、
周囲の期待を一身に背負いながら、
「スカイ・ハイ」の新入生に。
「スカイ・ハイ」とは、雲の中にある秘密の高校で、
未来のスーパーヒーローを育成している。
初登校の日、新入生たちは持っているスーパーパワーの
実技テストによってクラス分けをされる。
素晴らしいスーパーパワーを持つ生徒は「ヒーロー組」で、
イマイチなスーパーパワーを持つ生徒は「サイドキック組」。
要するに前者は「勝ち組」で、後者は「負け組」だ。
新入生たちが各々のスーパーパワーを披露してゆく中、
ウィルは落ち着かなかった。
その理由は、ウィルにはまだスーパーパワーが備わって
いなかったからだ。
当然ウィルは、「サイドキック組」になってしまう。
ウィルはこのことを両親に話せずにいたが、
「サイドキック組」でいい仲間たちに恵まれ、
楽しい高校生活を送っていた。
ところがある日、事態は一変する……。
面白くて、結構笑えました。
とくに、「サイドキック組」の生徒のスーパーパワーの
地味さには、大ウケしてしまいましたよ。
それって、あんまり……てか、
ほとんど役に立たないパワーだよね?
っていうモノばかりなんです。
変身できるのかと思えばモルモット限定だし、
体が発光しても昼間はなんの役にも立たないし、
体がスライムみたいに溶けても攻撃力ゼロだし。
でも、この地味なスーパーパワーも、
力を合わせればスゴい威力を発揮したりして……。
「スカイ・ハイ」の先生たちも個性派ぞろいで、
笑えますよ。
そうそう、ウィルのお父さんはカート・ラッセルなんです
けれども、なかなかのスーパーヒーローっぷりです。
でも……バッチリ決まっているハズなのに、
ナゼか笑っちゃいました。
ナゼかしら???
衣装とかがベタな感じだったから?
ま、それは置いといて……
この作品、笑えるばかりではありません。
アクションやCGもなかなかです。
それに、スーパーヒーローを両親に持つウィルの
プレッシャーやツラさなんかも描かれていますし、
友情の素晴らしさや大切さも描かれています。
あと、エンディング近くには、
ちょっとオドロキの展開があります。
えー? そーなのー? って感じで。
『スカイ・ハイ』、ディズニー映画らしい、
子どもから大人まで楽しめる作品だと思いました。
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旅するジーンズと16歳の夏
『旅するジーンズと16歳の夏』のDVDを観ました。
《あらすじ》
カルメン、ブリジット、リーナ、ティビーは、
生まれてからずっと一緒の仲良し4人組。
16歳の夏、4人は初めて別々の場所で過ごすことに。
それぞれが旅発つ前に4人は、不思議なジーンズに出会う。
何故かそのジーンズは、体型の違う4人全員にピッタリなのだ。
このジーンズが、友情の絆そのもののように思える4人は、
あることを思いつく。
それは、離れ離れの数ヶ月間このジーンズを友情の絆とし、
1週間ずつ交代ではき、1週間はいたら、
その間の出来事の報告と共に、ジーンズを次の相手に送ろう、
というものだった。
こうして1本の不思議なジーンズの旅と、
4人の16歳の夏が始まった……。
タイトルの「16歳の夏」という文字に、
「キャピキャピしたモノなのでは?」と、
ちょっと警戒してしまいました。
流石にそういうノリには、もーついていけません……。
でも……想像以上に素晴らしい作品で、
ホロッときてしまいましたよ。
何しろワタクシ、「友情モノ」と「青春モノ」に弱いですから。
あの『SATC』も、恋愛絡みよりも友情絡みで涙しちゃいます。
ま、それはいいとして……16歳。
子どもでも大人でもない、ビミョーな年齢ですよね。
そのビミョーな年齢の女の子4人がそれぞれ、
友情の絆のジーンズと共にいろいろな経験をし、
ひと夏の間にちょっとだけ成長するんですよ。
その経験によって苦しんだりもするのですが、
ステキな友情の絆で結ばれた4人は、
励まし合い、助け合ってそれを乗り越えてゆくんです。
「ひとりで悩んじゃダメ」って、4人で解決しようと
するんですよね。
正直、私ぐらいの年齢になると、友情を第一に考えるのは
難しくなってきてしまいます。
だから余計に、4人の美しく素晴らしい友情に、
エラく感動してしまいましたよ。
とてもステキなストーリーでした。
ステキだったのは、ストーリーだけではありません!
4人の女の子たちがステキすぎ!!
ホントに4人全員が魅力的!!!
とくに、ブリジット役のブレイク・ライブリーには
惹きつけられましたね。
スタイルバッチリのブロンド美人です。
明るさの裏に影のある難しい役を、
上手に演じていると思います。
ティビー役のアンバー・タンブリンは、
若い頃のジュリエット・ルイスを彷彿させると
思いました。
彼女は、米ドラマ『CSI: マイアミ』や『Without a Trace』に、
ゲスト出演しているようですね。
私は、どちらもシーズン1しか観ていないけれど、
シーズンいくつの、どのエピソードに出演しているのかな???
とにかくですね、 『旅するジーンズと16歳の夏』は、
私的にはストライクゾーンど真ん中でしたよ。
「16歳」なんて、ちょっと(だいぶ、か?)昔になってしまった私ですら、
主人公の4人と一緒に泣いたり笑ったりできちゃう、
素晴らしい作品でした!!!
旅するジーンズと16歳の夏
トラベリング・パンツ 特別版
ワーナー・ホーム・ビデオ
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エージェント・コーディ〈特別編〉
《あらすじ》
一見、ごく普通の高校生のコーディ(フランキー・ムニッズ)。
しかし彼には、家族にも言えないある秘密が……。
実は彼は、CIAのエリート・エージェントなのだ。
そんな彼にも弱点がある。
それは、女の子と接するのが苦手なこと。
憧れのエイミーの前でも、緊張して上手く言葉も
出てこない始末だ。
クラスの男の子や弟にまでバカにされ、
ちょっとイケてないコーディに、ついに初ミッションが。
そのミッションとは、とびっきりキュートな女子高生の
ナタリー(ヒラリー・ダフ)と仲良くなって、
彼女の父親が研究する「ナノボット」が、
悪の組織の手に渡るのを阻止すること。
CIAに期待されながら、いよいよ任務を開始するコーディ。
しかし、CIAは知らなかった。
コーディが、女の子の前では極度に緊張してしまうことを……。
コメディ・スパイ映画で、スパイグッズとかが
かなり凝っていて、結構面白かったです。
アクションシーンも迫力がありましたね、
なかなか。
随所に笑える箇所が散りばめられていて、
最後まで飽きさせません。
それに、適度な緊張感もありました。
でも一番印象に残っているのは、ナタリー役の
ヒラリー・ダフ!!!
んもー、超カワイイ☆
ギスギスに痩せていないで、健康的なところがイイ!
(今現在はどうか分からないけれど、この作品の中では。)
ずーーーっと、彼女に釘付けでした。
主人公のコーディよりも……ね!
コーディ役のフランキー・ムニッズは、正直、
ちょっとビミョーだった……。
カワイイ表情のときもあるんだけれども、
身長の割に顔が整っているので、
背の低い大人に見えてしまうことも……。
あくまでもこれは、私がそう感じただけで、
観る人によって印象は違うでしょう。
取りあえず、アクションを含む演技力はバツグンです。
『エージェント・コーディ』は、子どもから大人まで
楽しめるスパイ映画だと思います!
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マイ・プライベート・アイダホ
『マイ・プライベート・アイダホ』のDVDを観ました。
《あらすじ》
ストリート・キッズのマイク(リヴァー・フェニックス)は、
ポートランドの街角に立ち、男娼の稼ぎで
どうにか生計を立てている。
彼には持病があり、緊張をすると突然、
深い眠りに落ちてしまう。
そんな彼の親友は、スコット(キアヌ・リーヴス)。
スコットは、市長の息子で裕福であるにもかかわらず、
父親に反抗して家を飛び出し、男娼をしている。
彼は、珍しい病気を持つマイクに優しく接する。
ある日マイクは、自分を捨てた母親を探す旅に出る
決意をする。
母親の居所を知るため、まずは故郷のアイダホを
スコットと訪れるマイク。
アイダホには、マイクの兄リチャードが住んでいるのだ。
マイクたちは、リチャードが教えてくれた手がかりをもとに、
スネーク・リバー、そしてイタリアまで旅することに……。
ちょっと、奥さん! 今は亡きリヴァー・フェニックスと、
若き頃のキアヌ・リーヴスの共演作品ですわよ!!
お宝ですわ、お宝!!!
……ああそうさ、
ストーリーよりもキャスティングで借りたさ。
105分間、美しいリヴァーとキアヌに萌え萌えでした
けれども、ストーリーも良かったです!
シュールな感じが若干あるものの、
孤独に生きてきたマイクの切なさが、
胸に突き刺さりました。
マイクが最後に幸せになれることを祈りながら
観ましたね。
前半、スコットのマイクに対する優しさに
ジーンとしていましたけれども、後半は、
「そりゃあねえだろ、コラァ!」と、
ちゃぶ台をひっくり返したくなりましたよ、わたしゃ。
おでこに、怒りマークたくさん出たっつーのっ!
それにしても、リヴァー・フェニックス、容姿だけではなく、
演技力も素晴らしいモノを持った俳優だったと思います。
(この作品で、ベネツィア国際映画祭主演男優賞を受賞。)
たった23歳でこの世を去ってしまったことが、
非常に残念でなりません。
生きていたら、36歳ですかね?
リヴァーの弟のホアキン・フェニックスが俳優として成功
していますが、ホアキンの活躍ぶりを見る度に、
「リヴァーが生きていたら、
今頃どんな俳優になっていたかな……」
と考えずにいられませんね。
ホントに、『マイ・プライベート・アイダホ』の
リヴァーの演技は特に素晴らしいので、オススメです!
観終わったあと、「惜しい俳優を亡くした」と
思いますよ、きっと。
とにかく、リヴァーの演技がピカイチの1本でした。
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マイ・プライベート・アイダホ デジタルリマスター版2枚組 角川エンタテインメント このアイテムの詳細を見る |
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マイ・プライベート・アイダホ デジタルリマスター版2枚組 【初回限定生産 メモリアル・フォト集付】 角川エンタテインメント このアイテムの詳細を見る |
カレの嘘と彼女のヒミツ
『カレの嘘と彼女のヒミツ』のDVDを観ました。
《あらすじ》
子どもの頃に両親が離婚し、母子家庭で育った
ステーシー(ブリタニー・マーフィー)の夢は、
憧れの女性キャスターと一緒に仕事をすること。
その夢に一歩近づくため、トークショーのプロデュサー補
に転職し、彼氏のデレク(ロン・リヴィングストン)とも
ラブラブ同棲中で、仕事も恋も絶好調だった。
しかしある日、デレクの口から昔の恋人の話を聞き、
不安になったステーシーは、同僚のバーブ(ホリー・ハンター)
に煽られ、デレクの「黒い手帳」(=電子手帳)を
こっそり覗いてしまう。
そこには、これまでステーシーの知らなかった
事実が詰まっていた。
デレクへの疑念が強くなるステーシーの
浮気調査は、どんどんエスカレートしてゆき……。
結構ラブコメがスキなので、この作品も前から気になっては
いたんですけれども、DVDのパッケージの
ブリタニー・マーフィーがマネキン(=作り物)のようで
怖くてなかなか借りられませんでした……。
が、『SATC』でジャック・バーガー(=キャリーのカレ)
を演じていたロン・リヴィングストンが出演しているので、
勇気を出して借りてみました。
……ぶっちゃけ、イマイチ?(イマニ??)
作品が言わんとしていることはなんとなく分かったのですが、
さほど共感はできず。
あんまり笑えるシーンもなかったし……。
終始、ステーシーの同僚のバーブにムカッ腹立ててました。
明らかにステーシーをどん底に陥れようとしているのが、
ひしひしと伝わってきて、「ヤな女!」って感じです。
バーブに関しては、ホントに理解不能!
(ホリー・ハンター、キレイだけど。)
『SATC』のジャック・バーガー役でも、ちょっと器の小さい
情けない彼氏だったロン・リヴィングストンですけれども、
デレクも、あんまりカッチョイイ男ではありませんな。
(外見とかではなく、中身が。)
相変わらずおヒゲ濃いし。(←作品と関係なし)
あと、ブリタニー・マーフィーはカワイイ。
カワイイんだけれども、背が低めで華奢なせいか、
少女っぽく見えてしまった……。
『アップタウン・ガールズ』『ジャスト・マリッジ』
のブリタニーはやっぱり可愛くて、しかも役にバッチリ
ハマっていた記憶があるのに、ナゼか
『カレの嘘と彼女のヒミツ』のブリタニーは、
妙に少女っぽく見えてしまい、ちょっと違和感が……。
(日本の女優さんで言うと、安達祐実さんみたいな感じ?)
作品の後半に、ステーシーが顔をグシャグシャにして
大泣きするシーンがあるんですけれども、
なーんか、子どもが「えーん」と泣いているように
見えてしまいました……。
で、でも、カワイイですよ、やっぱり。
余談ですがブリタニーは、『ジャスト・マリッジ』で
共演したアシュトン・カッチャーと婚約していたことが
あったのですねー。
……知りませんでした……。
それはさておき、『カレの嘘と彼女のヒミツ』、
私的にはイマイチだったけれども、取りあえず
ずっと気になっていた作品だったので、
観て気が済みました。
カレの嘘と彼女のヒミツ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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迷い婚
『迷い婚』のDVDを観ました。
《あらすじ》
主人公のサラ(ジェニファー・アニストン)は、
恋人のジェフ(マーク・ラファロ)にプロポーズをされ、
幸せいっぱい! ……のはずなのに、
何故か気が滅入っていた。
「結婚してしまったら、もう自分の可能性はこのまま
閉ざされてしまうのでは?」
「待っているのは、退屈な人生だけなのでは?」
という不安な思いばかりが押し寄せていたのだ。
そんなサラは、妹のアニー(ミーナ・スバーリ)の
結婚式に出席するため、ジェフと共に帰郷する。
サラ故郷のパサデナは、サラが恐れる「落ち着いた生活」
が充満していて、ますますサラの気は滅入った。
唯一のサラの救いは、
祖母のキャサリン(シャーリー・マクレーン)。
生き生きと若々しく、個性的で辛辣なキャサリンは、
結婚に迷いのあるサラにある秘密を漏らす。
その秘密とは、サラの亡き母が結婚前に、
アールとは別の男性と駆け落ちしたこと。
キャサリンはそれ以上は語らなかったが、
サラはあることに気づいた。
30年前にパサデナで大スキャンダルとなり、
小説や映画にもなった、ある一家の物語に似ている!
結婚式の直前に、母親が誘惑した若者と駆け落ちした
娘の物語、『卒業』のモデルになった一家というのは、
自分の一家に違いない! そう確信したサラ。
しかし何故、母は父の元へ戻ったのだろうか?
自分の本当の父親はもしかして……?
サラはこれらの謎を解くべく、キャサリンが誘惑し、
母が駆け落ちしたという相手、ポー(ケヴィン・コスナー)に
会いに、独りでサンフランシスコへ。
そして話は、思わぬ展開に……。
大スキなジェン(=ジェニファー・アニストン)が出演して
いるので借りた作品なのですが、最近私のお気に入りの
マーク・ラファロも出演していて、ウホウホ状態で観ました。
……正直、スッゴク面白かったワケでもなく、
スッゴクつらなかったワケでもなく……フツーだったかな。
あまりサラに感情移入することはできませんでしたね、
私は。
「気持ちがコロコロ簡単に変わりすぎーっ」と
思っちゃいました。
ジェフがイイ人なだけに、「そりゃあねーよ、サラ」って、
手がグーになってしまいましたよ。
ま、あれが「結婚前の揺れ動く女心」ってヤツなのかな。
タイトル通り、と言えばそうなのかもしれないけれども、
「ちょっと、ちょっとちょっと!」って感じでした。
でも、ジェンは終始可愛かったです。
もちろん、マーク・ラファロもステキでした。
ケヴィン・コスナーは久々に見た気がしますけれども、
ちょいと頭が寂しいことになっていますね……
気のせいかしら???
ま、もう50歳超えていますし、
ダンディーでステキなオジサマなので、
多少の薄毛など気にしませんけどー。
面白さはフツーでしたが、キャスティングがステキな
1本でした。
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エアポート ユナイテッド93
『エアポート ユナイテッド93』のDVDを観ました。
《あらすじ》
2001年9月11日、「ユナイテッド93便」に乗る
パイロットや乗客たちは、いつもと変わらぬ朝を迎え、
いつも通りに飛行機は離陸した。
しかし乗客たちが機内で食事のサービスを受け、
くつろいでいた頃、いつもとは違う事態に陥った。
テロリストたちに飛行機をハイジャックされたのだ。
テロリストたちの目を盗み、妻に携帯電話をかけた
乗客のひとりが、WTCビルに旅客機2機が突っ込んだ
というニュースをキャッチする。
「ひょっとすると、この飛行機も同じ運命をたどるのでは?」
乗客たちに不安が広がる。
操縦席を占拠したテロリストたちの目的はどうやら、
ホワイトハウスに飛行機を墜落させることらしい。
乗客たちは、操縦席をテロリストから奪還しようと団結し、
家族に最後になるかもしれない言葉を電話で残す。
そしてついに乗客たちは少しの可能性に賭け、
家族や国のために行動を起こした……。
……泣きながら観ました。
皆さんご存知、9.11のWTC(=国際貿易センター)ビル
衝突事件の裏で起きていた、もうひとつのハイジャック墜落
事件を再現した作品です。
機内の緊迫感がスゴくリアルに伝わってきて、
乗客たちの恐怖を思うと、涙が止まりませんでした。
ハイジャックされた飛行機に家族が乗っていると知った
家族たちの不安感も痛いほどよく伝わり、また涙。
極限状態の中で、乗客たちが団結する姿にまたまた涙……。
もう、涙涙涙……。
彼らが勇気を出してテロリストたちに立ち向かわなければ、
ホワイトハウスもなくなっていたかもしれません。
この作品の中で、WTCビルに機体が突っ込む
実際の映像が盛り込まれているのですが、
何度観ても衝撃的です。
米国では昨年、9.11を題材にしたドラマや映画の作品が
放映、公開されて論争を呼び、まだ心の傷の癒えていない
米国民たちが観るには、「まだ早すぎる」「ツラすぎる」との
意見が多数あったと聞いています。
確かに、9.11事件をニュースでしか見ていない
日本人の私ですら、この作品を観て、
とてもツラく悲しい気持ちになりましたから、
米国民はなおさらでしょう。
でも、こうしたドラマや映画の作品を通して、
米国民の味わった恐怖、悲しみ、怒りを
世界中に伝えることは、とても重要だとも思います。
9.11の悲劇は、ゼッタイに風化させてはならないし、
二度と繰り返してはならないと、改めて痛感した
作品でした。
この作品の以外にも、
『ユナイテッド93』(←『エアポート ユナイテッド93』とは別作品)と、
『ワールド・トレード・センター』のDVDは必ず観ようと
思っています。
私の中で、9.11の悲劇を決して風化させないために……。
エアポート ユナイテッド93
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13 ラブ 30
『13 ラブ 30』のDVDを観ました。
《あらすじ》
主人公のジェナは、なんとなくパッとしない
女の子で、同級生のイケてる女の子グループ、
「ガールズ6」に憧れている。
ジェナは、隣に住むマットというカメラ好きな、
ちょっと太めの男の子と大の仲良しだが、
別の男の子に片思い中。
ジェナは13歳の誕生会に、マットや「ガールズ6」、
意中の男の子とその友達を招待する。
この誕生会で「ガールズ6」たちに傷つけられたジェナは、
マットにひどい悪態をついて、物置に閉じこもり、
ひたすら願った。
「リッチで気ままな30歳になりたい……」
そしてある朝目覚めると……願いが叶って、
ジェナは30歳になっていた!
しかも出版社の敏腕編集者で、ステキな彼もいる。
でも心は、13歳の少女のまま。
戸惑うジェナは、マットの元を訪ねるが……。
お、面白かった!!!
13歳の心を持った30歳のジェナを演ずる
ジェニファー・ガーナーが最高にカワイイし、
まったくムリがなくてヨカッタ!!!
ジェニファー・ガーナーといえば、
『エイリアス』のクールなイメージが強いですが、
この作品でそのイメージを覆しています。
13歳のジェナは、30歳になりたいと願うんですけれども、
「なんで30歳?」と最初思っちゃいました。
自分が13歳のときの30歳の女性のイメージって、
「大人の女」というより「オバサン」だった気がするから……。
18歳のときなんて、21歳の人ですら
エラい年上に思えましたからね。
でも、「リッチで気ままな大人の女」と考えると、
やっぱり30歳くらいでバリキャリなイメージがあるかも。
ジェナは、仕事のキャリアをバッチリ積んでリッチで、
恋も適当に楽しみ、気ままな生活を送る30歳になっていた
けれど、ちょっと「ヤなズルイ女」になっているんですよ。
そうなった自分を13歳の心で見て、本当に大切なモノは
なんなのか少しずつ分かってゆくジェナの姿に、
ちょっとドキッとしました。
三十路の角を曲がってしまっている今の自分を
13歳の自分が見たら、ショックを受けそう……。
今やスッカリ純真な心は失っているし、
13歳から約20年の間、知らぬ間に大切なモノを
たくさん失ってきてしまっているんだろうな、きっと。
30歳のマットは、マーク・ラファロが演じています。
この間観た『恋人はゴースト』にも出演していました。
見るからに優しそうな風貌と、
笑いのセンスも持ち合わせた感じが、
ラブコメ俳優にピッタリだと思います。
ちょっと最近お気に入りの俳優さんかも。
この作品、ストーリーも文句ナシに面白いですが、
ジェナが13歳だった1980年代の様子も面白いです!!!
とにかくファッションが「これってどうなのよ?」って
感じで笑えるし(でも、きっと当時は流行っていた)、
音楽も、マイケル・ジャクソンの『スリラー』とか
登場します(しかもジェナ、踊りまくってるし)。
あと、30歳のジェナが働く出版社の編集長が
イイ味出してます!
『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムでお馴染み、
アンディ・サーキスが演じているんですけれども、
笑わせてくれますよー。
『13 ラブ 30』、ホントに面白かったです!!!
30歳前後の女性にオススメの1本です。
懐かしい気持ちと、ちょっぴり寂しい気持ちのあと、
あったかーい気持ちになれると思いますよ☆
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ブロークバック・マウンテン
『ブロークバック・マウンテン』のDVDを観ました。
《あらすじ》
1963年、ワイオミング州。
イニス(ヒース・レジャー)とジャック(ジェイク・ギレンホール)
が出会ったのは、20歳のときだった。
ブロークバック・マウンテンの農牧場の季節労働者として
雇われた2人は、山でキャンプをしながら羊の放牧の
管理をすることに。
美しいブロークバック・マウンテンの自然に抱かれながら、
男同士の友情を深めてゆく2人。
そして友情は、次第に別の感情へと変わってゆき、
ある晩、ごく自然な成り行きで2人は結ばれる。
罪悪感を感じつつも2人は、キャンプが終わるまで
互いを愛おしく思い、感情の赴くままに愛し合った。
この関係が長く続かないことは分かっていた。
やがて2人に別れのときが訪れ、別れから数年の間に、
イニスとジャックはそれぞれ家庭を設けた。
ブロークバック・マウンテンでの熱い夏から4年経った
ある日、イニスの元へジャックからハガキが届く。
そのハガキには、近々ジャックがイニスを訪ねると
書かれていた。
久々にジャックに会えることに、胸が躍るイニス。
4年ぶりの再会を果たした2人は、押さえきれずに
物陰で唇を重ね、その光景をイニスの妻アルマ
(ミシェル・ウィリアムズ)が偶然目撃してしまい、
愕然とする。
ジャックとの再会に興奮するイニスは、
家庭の崩壊が始まっていることに気づかず、
ジャックとの楽しい時間を過ごした。
ジャックは、イニスと牧場を経営しながら
一緒に暮らすことを望んだが、イニスは無理だと言う。
イニスはよく分かっていた。
2人の関係が、決して許されるものではないことを。
保守的な時代と閉鎖的な社会の偏見に、
イニスはひどく怯えていたのだ。
結局2人は、年に数回、数日間だけの逢瀬を重ね、
2人の密かな関係は、20歳の出会いから20年にも及んだ。
狂おしいくらいに愛し合いながらも、
同性であるがゆえにどうすることもできない2人は、
衝撃の結末を迎えることに……。
この作品……切なすぎます!!!
エンディングは涙が出ちゃいました。
男女のラブストーリーでもこんなには
切なくならないんじゃないかってくらいに
切なかったです。
イニスとジャックが異性のカップルであれば、
フツーに恋愛をして結婚できたはずなのに、
同性であるがゆえに本当の感情を抑えて
生きて行かなければならなかったなんて……。
20年ですよ、20年!!!
決して結ばれることはないと分かっている相手を、
20年も愛し続けられますか?
私は……ムリかも……。
ただの「ゲイカウボーイの物語」で片付けられませんね、
この作品。
観ている者の心を揺さぶります。
とにかく、ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールが
文句ナシに素晴らしかった!!!
難しい役どころを、ごく自然に演じていますよね。
(別に「2人が怪しい」という意味ではなく……。)
ただ、20年の年月が経っている割には、
2人ともあまり老けていないような気がしました。
なんか、セリフとかに「20年」という言葉がなければ、
せいぜい10年くらいの出来事に思えてしまう……。
確かにイニスの子どもの成長ぶりからは年月の流れを
感じられたものの、イニスとジャックの風貌などからは、
イマイチ長い年月の重みが感じられませんでした。
2人から20年の重みをもっと感じられたら、
切なさと感動が倍だったと思うので、ちょっと残念……。
ま、私がそう感じただけなので、
他の人の目には、キチンと20年経っているように
映るのかもしれませんけど。
ところで……ジェイク・ギレンホールのほうが
注目度が高い気がしますが、私的には、
ヒース・レジャーのほうがステキだと思います。
あと、ジャックの妻ラリーンは、アン・ハサウェイが
演じているんですけれども、ホントにお人形さんのように
キレイですねー。
キレイすぎて、ラリーンの役にピッタリだったかどうかは
ちょっとビミョー……。
もう少し男勝りな感じのする女優さんのほうが
合っていたかも……なんてチョッピリ思ったして。
細かいところでは気になる部分もありましたが、
ブロークバック・マウンテンの自然の美しさに感動し、
イニスとジャックの究極の純愛に切なさを覚え、
そして心揺さぶられ、とても良い作品だと思いました。
……ぼくたちは、永遠に離れない……
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ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディション ジェネオン エンタテインメント このアイテムの詳細を見る |
ポセイドン
『ポセイドン』のDVDを観ました。
《あらすじ》
大晦日の夜、豪華客船「ポセイドン号」は、
北大西洋を航海していた。
船内では、着飾った大勢の乗客たちが
ダンスホールに集まり、ニューイヤー・イヴの
パーティーを楽しんでいた。
いよいよ新年を迎えようとしたその瞬間、
巨大な波にポセイドン号が飲み込まれる。
船はあっという間に転覆してしまい、
4000人の乗客のほとんどが命を落とす。
生存者は一握り。
船長はその場で救助を待つように命ずるが、
プロのギャンブラー、ディラン(ジョシュ・ルーカス)は
1人で脱出を企てる。
しかし成り行き上、前NY市長のロバート(カート・ラッセル)
をはじめ数名がディランと行動を共にすることに。
彼らは、無事脱出できるのか?!
いわゆる「パニックモノ」です。
最近のパニックモノにはあまり「当たり」がないので、
期待せずに観たのですが……面白かったー!!!
時間も98分でGood!
この作品、映画館で観たら相当迫力あったでしょうねー。
わが家の小さなTVの画面でですら、
迫りくる炎や海水を見ていると、
なんとなく息苦しくなってしまいました……。
自分が生き残るために苦渋の決断を迫られる場面が
あるのですが、オドロキの決断でした。
「ええーーーっっっ?!」って感じ。
こういう場面を美化しないところが、
作品にリアリティーを与えているのかも。
ま、それでもやっぱり、「上手くいきすぎでねーの?」
と思う場面もありましたけど……。
そうそう!客船の豪華絢爛な様子が、
タメ息が出ちゃうほどステキです!!
この豪華客船が転覆してからはずーーーっと
緊張感があって、目が離せませんでした。
思わぬところで、思わぬ人が死んじゃったりするし。
残念だったのは、人物描写が大雑把なこと。
そのせいで、どの人物にも感情移入することが
できず、「この人だけは生き残って欲しい!」
というのがありませんでしたね。
パニックモノだから、人間ドラマ的なモノは
不要なのかな???
一口メモとして……マット・ディロンの弟、
ケヴィン・ディロンが出演しています。
兄上に似ていますねー。
最初から最後まで、観る者を飽きさせない作品
だと思いました。
大晦日の今夜観れば、さらに臨場感あるかも?!
ポセイドン 特別版
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ポセイドン
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ポセイドン(UMD Video)
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