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恋人はゴースト

『恋人はゴースト』のDVDを観ました。

《あらすじ》
いろいろな物件を見た末に決めたマンションで
暮らし始めたデヴィッド(マーク・ラファロ)。

デヴィッドはこのマンションが気に入っていたが、
突然見知らぬ女性が現れ、ここは自分のマンションだ
と主張する。

彼女の名はエリザベス(リース・ウィザースプーン)と
いうらしい。

突然現れたり消えたりする彼女に動揺するデヴィッド。

もしかして、彼女は幽霊(=ゴースト)?

自分が何者なのか思い出せないというエリザベスに
協力し、デヴィッドは、彼女がどういう人物だったのか
調べる。

そのうちに、2人の間に特別な感情が芽生える……
が、エリザベスは交通事故に遭い、
昏睡状態であることが判明。

しかもエリザベスの姉の判断により、
エリザベスの生命維持装置が取り外されて
しまうことに。

このままではエリザベスは天国に行ってしまう!

デヴィッドは、エリザベスの魂を身体に戻すために
奔走するが……?!


ラブコメなんですけど、思ったほどあっまーーーい!!! 
という感じではなく、意外と観やすかったです。

エンディングは胸がジーンとしたし……。

何より、笑えます!

デヴィッド以外にはエリザベスの姿は見えないので、
傍からみると、ちょっと様子のおかしなアブナイ男に
なってしまうデヴィッドがサイコーでした!

独りでブツブツしゃべっていたり、
独りでグラスの奪い合いをしていたり……。

あと、オカルトショップの店員(ジョン・へダー)が、
かなりイイ味出してます!

フツーにしていてもヘンなオーラが出ていて、
なんか笑っちゃいます。

余談ですが、『SATC』のスタンフォード
(=キャリーのゲイの大親友)がチラッと
出演していましたねぇ。

ホントにチラッと。

まあそれはいいとして……プライベートでは
夫ライアン・フィリップと破局してしまった
リース・ウィザースプーンですが、
キュートでステキー。

このエリザベスの役もバッチリハマっていて、
エリザベスがリースじゃなかったら、
この作品の面白さは半減かも?!

リースの魅力が炸裂な作品でした。

恋人はゴースト
スペシャル・エディション

角川エンタテインメント
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス

『ナイトメアー・ビフォアークリスマス』の
DVDを観ました。

《あらすじ》
「ハロウィンタウン」は、毎日がハロウィンの街。

年に1度催されるお祭りで主役となるのは、
通称「パンプキン・キング」、ジャック・スケリントン。

街のみんなの注目を浴び、人気者なのに、
ジャックは飽き飽きしていた。

毎年毎年、同じことの繰り返しだからだ。

虚しい気持ちを抱え、親友の幽霊犬ゼロと共に
森の中をさまよったジャックは、「クリスマスタウン」
に偶然迷い込む。

初めて目にする白い雪や綺麗なイルミネーション、
そして楽しそうな雰囲気に驚くジャック。

驚きながらも、クリスマスのとりこになってしまった
ジャックは、ある決意をする。

自分もクリスマスを作ろう!

ハロウィンタウンのみんなに協力してもらい、
着々とハロウィン風クリスマスの準備は進んでゆく。

ジャックの作ったクリスマスは成功するのか?


毎年クリスマスシーズンになると観たくなるものの、
人気があってなかなか借りれなかったこの作品、
今年はなんとか借りることができました!

「やっと観れた!」って感じです。

ご存知、ティム・バートン製作の作品なんですけれども、
『Corpse Bride』より分かりやすくて面白かったです!

ハロウィンタウンの住人たちは、
コワいというか気持ちワルいというか……
なんですけれども、ちょっと可愛かったです。
(少なくとも、『Corpse Bride』のキャラよりは……。)

この作品を観たあと、非常に後悔しましたよ。

TDLに行く前に観ておけばよかったなーって。

そうすれば、『ホーンテッドマンション』の
『ホリデーナイトメアー』バージョンを
もっと楽しめたハズ!!!

映像もキレイだったし、私的には満足でしたが、
「ミュージカル風」がニガテな人は受け入れにくいかも。

あと……子どもより、
大人のほうが楽しめる作品だと思います。

クリスマスシーズン毎に
観たくなってしまいそうな1本でした。

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
ブエナ・ビスタ・ホーム・
エンターテインメント
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
― コレクターズ・エディション
スペシャル・ボックス

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エイプリルの七面鳥

『エイプリルの七面鳥』のDVDを観ました。

《あらすじ》
感謝祭の日の朝、
エイプリル(ケイティ・ホームズ)は、
恋人のボビー(デレク・ルーク)に
無理矢理ベッドから引きずり出される。

この日エイプリルは生まれて初めて、
感謝祭の料理に挑戦することになっていた。

暫く会っていない自分の家族を、
感謝祭の夕食に招待したのだ。

エイプリルと母のジョーイ(パトリシア・クラークソン)
は仲が悪かったが、病気で余命短い
ジョーイのために、エイプリルは
七面鳥のローストを作ることにした。

エイプリルが準備に追われている頃、
エイプリルの父ジム(オリバー・プラット)は、
家族を車に乗せ、郊外の自宅から
エイプリルの住むNYへ向かっていた。

いざ七面鳥をオーブンに入れようとして、
エイプリルは愕然とする。

なんと、オーブンが壊れている!

慌てて管理人や修理業者に電話するが、
連絡が取れない。

エイプリルは、アパートのドアを1軒1軒叩き、
オーブンを貸して欲しいと頼み込むが、
なかなかOKしてくれる住人はいない。

やっとOKしてくれたかと思えば、
変わり者の住人で……。

一方、NYへ向かうエイプリルの家族にも
問題が起こっていた。

ジョーイが車中でヒステリーを起こし、
エイプリルの所へはいかないと言い出したのだ。

果たして、エイプリルは七面鳥のローストを
完成させることができるのか?

そして、恐らく最後となるであろう、
家族揃っての感謝祭の夕食は実現するのか……?


3年前の作品で、ケイティ・ホームズも
今とはちょっと様子が違うのですが
……感動しました!!!

エンディングに涙しちゃいました。

この作品は、『ギルバート・グレイプ』の脚本家、
ピーター・ヘッジズ初の監督作だそうです。

なんかこう、余分な部分は省き、
伝えたい部分だけ伝えている感じがしました。

時間も80分で、非常にスッキリしています。

カメラワークや俳優陣の演技がごく自然で、
ちょっとドキュメンタリーチックな感じも。

ただ感動するだけではなく、
クスッと笑える場面も散りばめられていて、
シリアスになりすぎずコミカルになりすぎず、
とてもバランスよかったです。

ケイティ・ホームズは、「トム・クルーズの奥様」
という印象が強くなってしまって、

「女優業のほうはどうなっちゃうのかしら?」 
という感じですけれども、
才能ある女優さんだと思うので、
ぜひ活躍していって欲しいですね。

バタバタと忙しい年末ですが、
ハートウォーミングなこの作品を
ゆっくり観てみてはいかがでしょうか?

きっと、ゆったり優しい気持ちになれますよー。

感謝祭の時期とは少しずれているけれど……。

エイプリルの七面鳥
日活
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すべてはその朝始まった

すべてはその朝始まった』のDVDを観ました。

《あらすじ》
ごく平凡なサラリーマンのチャールズ
(クライヴ・オーウェン)は、妻子と共に
穏やかな毎日を送っていた。

ある朝、チャールズは通勤電車の中で、
魅力的な女性と出会う。

彼女の名は、ルシンダ(ジェニファー・アニストン)。

ルシンダは金融関係の仕事をし、
夫と娘がいるという。

電車の中で会う度に親密度が増してゆく2人。

罪悪感を感じながらもついに2人は、
感情の赴くままに寂れたホテルへ入り、
最後の一線を越えようとした瞬間、
ルシンダの頭部に銃が突きつけられた。

銃を突きつけていたのは、見知らぬ男だった。

いつの間にか、
部屋に強盗が押し入っていたのだ。

強盗犯の男は、金品を奪ったばかりか、
ルシンダに暴行も加えて逃げ去った。

チャールズは、警察に届けようと言うが、
夫にチャールズとの関係がバレてしまうため、
それはできないとルシンダは拒否する。

どうすることもできないまま毎日を送る
チャールズに、1本の電話がかかってきた。

強盗犯からだった。

男に恐喝され、ルシンダにも危険が及び、
どんどん窮地に陥ってゆくチャールズ。

果たしてチャールズは、
窮地から脱することができるのか?

そして、ルシンダとの関係の行方は?


私の大スキなジェニファー・アニストン(=ジェン)
が主演ときたら、観ないワケにはいきませんがな!

でも……正直、ジェン主演の映画で
面白いと思った作品はあまりないので、
今回もあまり期待せずに観たのですが……。

お、面白かったーーーっっっ!!!

特に後半は、ドンデン返しがありまして、
目が離せませんでしたよ!

なーんか、チャールズが異様に弱っちくて、
強盗に軽ーーーくやっつけられてしまい、
かなり情けないモノが……。

自分がルシンダだったら、「この人、弱っっっ」
と思って、百年の恋も冷めますがなーって感じです。

ま、ごく平凡なサラリーマンが銃を持った
強盗と遭遇して、サクサクと相手をやっつけちゃったら、
観ているほうは「こりゃーありえんだろ……」と、
逆に興醒めですけどね。

名誉挽回とばかりに、後半では
ちょっと男らしさを発揮するチャールズですので、
前半の彼の弱々しさに、
どうかイラつかないであげてください。

強盗犯のラロッシュ役は、
ヴァンサン・カッセルなんですけど、
かなりのハマり役です。

ラロッシュは、
ただのバイオレントな男ではなく、頭もイイ。

この両方を兼ね備えた男を演じられる俳優さんは、
なかなかいないような気がします。

ルシンダの役のジェンは、この役で新境地を開いた
と言っても過言ではないのでは?

これまで、「隣のキレイなお姉さん」的なイメージが
強かったジェンですが、この作品のジェンは違います。

ジェンのあのキュートな笑顔はあまり見られず、
『フレンズ』のレイチェルとはまったく違った魅力を
発揮しています。

ストーリーの展開の面白さのみならず、
キャスティングもブラボー!!! な1本でした。

すべてはその朝始まった
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
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STAY ステイ

STAY ステイ』のDVDを観ました。

《あらすじ》
ある日、精神科医のサム(ユアン・マクレガー)は、
ヘンリー(ライアン・ゴズリング)という青年を診る。

ヘンリーの前任のセラピストは、
職場をずっと休んでいた。

ヘンリーはサムに、
「21歳の誕生日の夜に自殺する」と言う。

ヘンリーには不思議な力があり、
未来を予言できた。

ヘンリーの話によると、彼の両親は死に、
結婚したい女性がいるという。

一方サムにも、結婚を考えている女性がいた。

その女性とは、元患者のライラー(ナオミ・ワッツ)。

サムは、ヘンリーの自殺を思いとどまらせようと
奔走するが、ヘンリーを追えば追うほど、
不思議な体験をする。

現実なのか幻想なのか、あるいは悪夢なのか
まったく分からずに戸惑うサム。

一体、ヘンリーとは何者で、何故サムやライラーは、
彼に巻き込まれてゆくのか?

そしてヘンリーの21歳誕生日に、
何が起こるのか……?

頭のワルい私には、難しすぎる作品でした……。

ナゾだらけで、途中から、
かなりイライラしながら観ていました。

普通に話していた人が、
いきなり頭から流血しだしたりして、
ホントにワケが分からず、観終わったあと、
暫ーーーくモヤモヤしていました。

でも、『STAY ステイ』のサイトの
「迷宮からの脱出」(←要キーワード入力)を見て、
「はっはぁー! ナルホドねーっ!!」と、
納得というか、感心してしまいました。

監督(マーク・フォスター)と
脚本家(デイヴィッド・ペニオフ)は、
なんて緻密にこの作品を作っているんだーーー!
って感じです。

私は終始、サムのズボンの裾が短いのが
異常に気になったんですけれども、
これにもちゃーんと意味があるんですよー。

「シンジラレナーーーイ!!!」
と叫びそうになりましたよ。

「迷宮からの脱出」で理解してから
もう1度観直せば、
かなり面白い作品に思えそうです。
(観直さないけれど……。)

きっと、頭の良い人というか、
脳ミソが生き生きしている人は、
「迷宮からの脱出」を見なくても理解でき、
面白い作品と思えるんだと思います。

脳細胞が日々減少し、
ヤル気のない脳ミソを持つ私は、
「迷宮からの脱出」を見なければ、
まったく理解不能ですよ。

迷宮から脱出できないまま、
「なんてワケの分からん作品じゃっ!!!」
と、ブチキレるのがオチですな。

もうこの作品を観た皆さん、約100分の間に、
ナゼ、サムのズボンの裾が短いのか分かりました?

これから観る皆さんは、
ナゼなのか考えながら観てみては?

もちろん、ズボンの裾以外にも
ナゾはいくつもありますよー。

自分の脳ミソの活性度が分かる(恐ろしい)1本
かもしれませんね……。

ステイ
20世紀フォックス・ホーム・
エンターテイメント・ジャパン
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パニッシャー

パニッシャー』のDVDを観ました。

《あらすじ》
物語は、密輸取引の現場から始まる。

この現場で、ボビー(ジェームズ・カルピネロ)が
FBIによって射殺される。

ボビーは、法の目をかいくぐり荒稼ぎする資産家、
ハワード・セイント(ジョン・トラボルタ)の
愛する息子だった。

怒り狂ったセイントは、妻のリヴィア(ローラ・ハリング)に
息子の死に関わった者への復讐を誓う。

そして、FBI潜入捜査官のフランク・キャッスル
(トム・ジェーン)が息子を死に至らしめた1人と判明し、
セイントによるキャッスルへの残忍な復讐が実行された。

愛する父、妻、息子をセイントの配下たちに
殺されたキャッスルは、法によってではなく自らが
セイントを制裁することを決意する。

こうしてキャッスルは、「パニッシャー(=制裁者)」
へと生まれ変わった。

一方、キャッスルが生き残っていると知ったセイントは、
殺し屋を2人、キャッスルの元へ送り込む。

キャッスルは同じアパートの住民たちを巻き込み、
セイントを制裁するため命を懸けて闘う。

果たして、復讐する男と制裁する男、
最後に勝つのはどっちか……?


この作品を借りるとき、実はスゴーく迷ったんですよ。

面白そうだけれど、
だいぶ前にも観たような気がしたので……。

だけど、DVDのパッケージのあらすじを
読んでも結末が思い出せなかったので、
思い切って借りちゃいました。

そして、いざ家で再生してみると……
やっぱり観たことありました。

でも、どうしても結末が思い出せなかったので、
所々「このシーン覚えてる」と思いながら、
最後まで観ました。

年を経るごとに悪役が様になってきている
トラボルタですけれども、この作品でも
ワルーいイヤーなヤツを演じています。

息子の死は悲しいだろうけど、
その復讐にキャッスル一家皆殺しって……。

ちとやり過ぎでねーの?! 

アクション・シーンが盛りだくさんなので、
アクションモノがスキな人にはオススメかも。

パニッシャーとなったキャッスルは、
アパートの住人3人と知り合いになるんです
けれども、この3人が個性派揃いで
なかなか面白いです。

しかも、あまり素性をよく知らない
キャッスルのために、3人が体を張って
ワルいヤツらと闘う姿が、
「泣かすゼッ」って感じでした。

キャッスルは誰も彼も痛めつけるのではなく、
拷問しているように相手に思わせて、実は……
みたいなところが笑えたし、「あったまイイー♪」と
思っちゃいました。

それにしても、
キャッスルの強靭な肉体はスゴいですな。

ヒドい拷問を受けたにもかかわらず、
数時間後にはハツラツと走り回っている
ジャック・バウアー(『24』)を思い出しましたですよ。

パニッシャー(=キャッスル)のトレードマークの
ドクロTシャツの絵がカッチョイイのかどうか
ビミョーな感じでしたが、最後はスカッとして
なかなかヨカッタです。

ストーリーも複雑じゃないし、
ちょっとスカッとしたいときにオススメの1本です。

パニッシャー コレクターズ・エディション
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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パニッシャー (UMD Video)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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サハラ 死の砂漠を脱出せよ

『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』のDVDを観ました。

《あらすじ》
ダーク(マシュー・マコノヒー)は、
米国政府の特殊機関NUMA
(国立海中海洋機関)のエージェント。

頭脳明晰、そして強靭な肉体を持つ彼は、
1枚の金貨を手がかりに、
財宝と共に消えたという幻の装甲船を
探すため、マリへ旅立つ。

一方、WHOで働く女医のエヴァ(ペネロペ・クルス)は、
ナイジェリアで発生した疫病の原因が
マリにあることを突き止め、NUMAに協力を依頼し、
ダークと共にマリへ。

マリで疫病の感染源が判明するが、
その影には恐るべき陰謀が隠されていた。

陰謀の黒幕によって命を狙われるダークたちは、
黒幕の正体を暴き、幻の装甲船を
発見することができるのか……?


私は知らないんですけど、『ダーク・ピット』シリーズという
ベストセラー冒険小説の映画化らしいですね。

ベストセラー小説だけあって、面白かったです。

頭脳明晰+強靭な肉体な主人公といえば、
インディ・ジョーンズを思い出すんですけれども、
ダークもインディに負けないくらいにカッチョイイです。

ダークの相棒のアル(スティーブ・ザーン)のキャラも、
面白くてイイ感じです。

2人の掛け合いが、結構笑えます。

ヒロインのエヴァは、ペネロペ・クルスなんですけれど
……この役をやるにはちょっと線が細すぎる
感じがしました。

アクション・アドベンチャー作品なので
当然アクションシーンが多いのですが、
エヴァの線が細すぎて、イマイチ迫力に欠けて
しまっていたような……。

まあ女医さんですから、
妙に鍛えられた体つきっていうのも変なのかな?

逆にマシュー・マコノヒーは、
意外にこういう役も似合うのねって感じでした。

残念だった点は、124分という長さ。

ちょっとだけ冗長な感じがしたので、
もう少し短めのほうが、
観終わったあとスッキリしたかも……。

でもピットとアルのコンビはバッチリだったし、
展開も面白かったので、続編を希望する作品でした。

サハラ -死の砂漠を脱出せよ-
アミューズソフトエンタテインメント
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アイス・ハーヴェスト 氷の収穫

『アイス・ハーヴェスト 氷の収穫』のDVDを観ました。

《あらすじ》
カンザス州の田舎町、ウィチタに住む
チャーリー(ジョン・キューザック)は、
落ちぶれた弁護士。

妻は友人に奪われ、
犯罪組織の一員に成り下がっていた。

頭は良いが度胸のないチャーリーは、
頭は良くないが度胸のある
ヴィク(ビリー・ボブ・ソーントン)と共に、
クリスマス・イヴにとんでもないことをしでかした。

組織の口座から、
200万ドルをかすめ取ったのだ。

その金をヴィクと山分けして
高飛びするつもりのチャーリーは、
ストリップ・クラブで働く
レナータ(コニー・ニールセン)も
一緒に連れて行くことにする。

組織のボスの配下たちは、血眼になって
チャーリーたちを探し回っていた。

ヴィクと連絡の取れなくなったチャーリーは、
大慌てでヴィクの家へ。

金のありかを知っているのは、
ヴィクだけだった。

しかしヴィクの家へ入ると、
血まみれの親指が……。

ヴィクは、配下たちに見つかって
殺されてしまったのだろうか?

それとも、チャーリーを裏切ったのか?

金の行方は?

果たしてチャーリーは、計画通り大金を手にして、
高飛びできるのか……?


ただジョン・キューザックが出演しているというだけで
借りたこの作品、予想以上に面白かったです。

ハラハラドキドキしたのはもちろん、
ちょっと笑える場面もあり、
ストーリー全体のバランスが良かったと思います。

ジョン・キューザック扮するチャーリーの、
「小心者のくせに、とんでもないことを
やらかしちゃいましたー」的な
オドオドした感じが、とてもグーでした。

ヴィクの、後先考えずにその場の感情で
行動してしまう大胆な性格が、
チャーリーの小心者っぷりを引き立たせていた
気がします。

レナータは、悪女のニオイがプンップンッで、
目が離せません。

「その女には気をつけたほうがっ!」と、
チャーリーに忠告してあげたくなりましたよ、私は。

重々しい雰囲気で展開してもおかしくないストーリー
にもかかわらず、チャーリーの友人の
ピート(オリバー・プラット)のヘベレケぶりが、
雰囲気を和ませています。

エンディングも、予想外で面白いと思いました。

特典映像に、『もうひとつのエンディング#1・#2』が
あるのですが、断然本編のほうがイイ!!!

程よくハラハラドキドキして、程よく笑えて、
程よく意外な展開……と、いろいろな意味で
程よい作品でした。

アイス・ハーヴェスト 氷の収穫
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
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ヒストリー・オブ・バイオレンス

ヒストリー・オブ・バイオレンス』のDVDを観ました。

《あらすじ》
ダイナーを経営する夫、
トム・ストール(ヴィゴ・モーテンセン)と
弁護士の妻、エディ(マリア・ベロ)は、
インディアナ州ミルブルックで子どもたちと共に
穏やかで幸福な毎日を送っていた。

しかしある晩、トムの店が2人組の
強盗に襲われ、生活が変わり始める。

銃を突きつける強盗の隙を突いて
店員や客の命を救ったトムは、
一躍ヒーローになった。

その動きは非常に俊敏で、
素人ではないようだった……。

トムは国内メディアから注目を浴び、
店は大繁盛に。

その店に柄の悪い男が2人現れ、
そのうちの1人、フォガティ(エド・ハリス)が
トムに、まるで知人であるかのように
話しかける。

フォガティは、トムを「ジョーイ」と呼んだ。

トムは「人違いだ」と言い、
強引にフォガティを追い返す。

それ以来、フォガティたちはトムの家族に
付きまとい、エディに、
トムにはエディの知らない過去が
あることをにおわす。

夫を信頼しているはずなのに、
夫は、自分の知っている夫ではないのかも
しれない、と不安に駆られるエディ。

ついにフォガティたちによって家族が危険に晒され、
穏やかで幸福だった生活が壊れ始め……。


うーむ……面白かったような、イマイチだったような、
ビミョーな感じでした。

96分と短めで、ストーリーの運びもサクサクしていて
良かったんですけど……捻りがないというか、
思ったとおりの展開だったような……。

でもトム役のヴィゴ・モーテンセンの演技が、
とても素晴らしかったです!

トムが暴力的になるとき、表情がガラリと変わり、
まるで多重人格者のようだったし、
自分の過去と対峙して苦悩する姿も、
上手く表現されていたと思います。

この作品、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』
という題名からも分かるように、
暴力シーンが多いです。

死人も結構出ます。

でも、昨日ご紹介した『ミュンヘン』ほど
リアルではなかったかな……。

トムが穏やかで幸福な生活を取り戻せるのかどうかが
気になるところですが、エンディングは、
観る人によって捉え方が違うような感じです。

スッキリするような、しないような……。

エディは、トムを信頼し、深く愛している割には、
ちょっと冷たいんでないの? と思ったんですけれど、
ああいう状況になったら仕方ないのでしょうかね?

「もし、ウチの旦那さんに
トムのような過去があったら……」と、
ふと考えましたが、コタツでいびきをかきながら
昼寝する旦那さんを見て、「……まずありえない」
という結論に達しました。

ストーリーの面白さはちょっとビミョーな感じでしたが、
ヴィゴ・モーテンセンの演技はブラボー! 
な作品でした。

ヒストリー・オブ・バイオレンス
日活
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ミュンヘン

ミュンヘン』のDVDを観ました。

《あらすじ》
ミュンヘン・オリンピック開催中の
1972年9月5日未明、
イスラエル人の選手ら11人が人質となる
テロ事件が発生した。

実行犯は、
「黒い9月(ブラック・セプテンバー)」
というパレスチナの武装組織だった。

世界中が固唾を呑み、
事件の行く末を見守る中、
人質の11人はすべて死亡した。

激怒したイスラエル政府は、
首謀者への報復を決意する。

その報復の任務を命ぜられたのは、
イスラエル秘密情報機関「モサド」のメンバー、
アヴナー(エリック・バナ)だった。

アヴナーは、ヨーロッパに点在する
テロ首謀者11人を1人ずつ暗殺する任務を、
秘密裏に行なわれなければならなかった。

アヴナーは、事情をまったく知らない
妊娠7ヶ月の妻を残し、「正義」のために旅立った。

アヴナーはジュネーヴで
4人のスペシャリストたちと暗殺チームを組み、
アヴナーがリーダーとなって、
5人の男たちはテロ首謀者を1人ずつ消してゆく。

それが「正義」だと信じて……。

しかしアヴナーたちは任務を遂行しながら次第に、
自分たちが行っていることは正しいのかという疑問と、
報復の報復が待っているのではないかという恐怖に
苛まれてゆく……。


史実に基づいているということもあり、
非常に重ーーーい約2時間40分でした……。

物語は淡々と進むのですが、
それが逆にリアリティーがあった気がします。

殺害シーンが非常にリアルで、
目を背けたくなりました。

この作品を観て1番強く思ったことは、
「目には目を」の精神がある限り、
平和は訪れないということ。

報復をすればまたその報復が待っていて、
これが永遠に続く……。

虚しく悲しい報復合戦から、
「死」と「憎しみ」以外に何が生まれるのでしょうか?

少々長く重い作品でしたが、その分、
考えさせられることの多い作品でした。

あと……中東問題やパレスチナ問題に対する
自分の知識のなさに、ゲンナリしてしまいました。

もっと勉強せねば!!!


ミュンヘン スペシャル・エディション
角川エンタテインメント
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スタスキー&ハッチ

スタスキー&ハッチ』のDVDを観ました。

《あらすじ》
舞台はカリフォルニア州ベイ・シティ、
時代は1970年代。

スタスキー刑事(ベン・スティラー)は、
仕事熱心だが、あまりに熱心すぎて、
パートナーとは長く続いた例がない。

彼の自慢は、愛車のグラン・トリノ。

一方、通称「ハッチ」ことハッチソン刑事
(オーウェン・ウィルソン)は、スタスキー刑事とは
対照的で、あまり仕事熱心とは言えない。

けれども、実は優秀。

この問題児2人が、コンビを組まされることになった。

正反対な性格ゆえ、なかなかなじめないまま
新コンビでの初仕事の現場へ向かう2人。

向かった先はベイ・シティ海岸で、
水死体が上がっていた。

どうやら他殺らしかった。

手がかりは少なかったものの、
ハッチのなじみの情報屋、
ハギー(スヌープ・ドッグ)からの情報を元に、
事件解明に乗り出すスタスキーとハッチ。

事件のナゾをひも解いているうちに、
ある富豪のビジネスマン、
フェルドマン(ヴィンス・ヴォーン)が
捜査線上に浮かび上がってきた。

しかし、決め手がない。

実はフェルドマンは、
大規模な麻薬取引で大金を手に入れることを
企んでいた。

もちろんスタスキーとハッチはそんなことは
知る由もないが、フェルドマンを追い詰めるため、
あの手この手で捜査を進めるが……。


1970年代に大人気だったという、
米ドラマ・シリーズの映画版です。

私はドラマのほうはまったく知らないのですが、
面白かったです!

70年代のファッションや音楽がよかったし、
ストーリーも単純明快で、何より、
ベン・スティラーとオーウェン・ウィルソンの
でこぼこコンビが笑えました!!!

最初はお互いに正反対な性格の相手を
嫌っているんですけれども、
捜査をしていくうちに息がピッタリ合ってきて、
なくてはならない存在になってゆくんですよね。

実は、TVシリーズのスタスキー&ハッチも
チョロッと登場するんですよー。

あと、情報屋のハギーがいいキャラしてました!

ファンになっちゃいましたよ、私。

ファッションが個性的で、かなり印象的。

でも見た目に反して頭が良く、
「ナルホドねー」と感心してしまうような
いいことを言ったりするんですよー。

笑えたこと以外で、印象に残ったのは、
ダイナミックなカー・スタント。

海に車ごとダイブするシーンは、圧巻でした。

笑えたし、迫力もあったし、観終わった後、
是非とも続編が観たい気がしました。

あっ! そうそう……
特典映像の『撮影秘話~言いたい放題』も
かなり笑えますよー!!!

スタスキー & ハッチ 特別版
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
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ドミノ

ドミノ』のDVDを観ました。

《あらすじ》
主人公の女性の名は、
ドミノ・ハーヴェイ(キーラ・ナイトレイ)。

職業はバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)。

35歳でその生涯を閉じた彼女は、
実在した人物……。

物語は、ドミノがFBI捜査官タリン
(ルーシー・リュー)に事情聴取されている
場面から始まる。

タリンは、36時間前に起きた
1000万ドル強奪事件について、
ドミノが知っていること聞き出そうとしていた。

ドミノは、すべてを語り始めた……。

有名な俳優の父とトップモデルの母を持つドミノは、
ロンドンに生まれ、恵まれた環境の中で育つ。

父は幼い頃に亡くなり、母は再婚相手探しに
必死だった。

ドミノは、美貌を活かして15歳でモデルになるが、
満たされない思いでいっぱいだった。

それは、ビバリーヒルズに移ってからも
変わらなかった。

そんなとき、新聞で「バウンティ・ハンター募集」
の広告を見つけ、ドミノは、モデルから
バウンティ・ハンターへと転身する。

師であり父親代わりでもあるエド(ミッキー・ローク)、
ドミノに好意を持つチョコ(エドガー・ラミネス)、
アフガニスタン人の運転手アルフ(リズワン・アバシ)は、
ドミノにとって家族同然の存在となった。

この4人で、
バウンティ・ハンターの仕事をこなしてゆく。

ドミノは、死と隣り合わせのスリルに満ちた
この仕事に夢中だった。

やがて、TV局に密着取材をさせて欲しいと
申し込まれ、OKするドミノたち。

しかしこの密着取材中、
1000万ドルの絡んだ厄介な事件に
ドミノたちは巻き込まれてゆくのだった……。


とにかく……いろんな意味でスゴい作品でした!

これが実話に基づいているというのが
まずスゴいし、キーラ・ナイトレイの
体当たりの演技もスゴいです。

銃だけでなく、
ヌンチャクとか振り回してますから!!

あと、TVの密着取材にセレブが
2人同行するんですけれども、
この2人がですねー、
『ビバリーヒルズ高校/青春白書』で有名な、
イアン・ジーリングと
ブライアン・オースティン・グリーンなんです!!!

しかも、本人役。

『ビバヒル』好きの私としては、
嬉しい驚きでしたね。

イアンがサインを求められ、若い女の子に
「まだ生きてたんだ?」なんてグッサリくる
言葉を言われ、『ビバヒル』のセリフでは
絶対ありえない言葉で言い返す場面とか、
「もう高校生の役はムリかな?」と2人で話している
場面とかが、チョット笑えました。

確かに2人とも若干老けた感じはありますが、
変わり果てたりは全然していなかったので、
ナゼかホッとしてしまいました。

それはさておき、この作品のアクション・シーンは、
結構迫力あると思います。

とくに、エンディング近くのカジノホテルでの一幕は、
目が釘付けになってしまいました。

それからこの作品、
映像やカメラワークが独特です。

好き嫌いがハッキリ分かれそうな感じですね。

私は……目が疲れてニガテかも……。

一番最後に、この作品のモデルとなった
ドミノ・ハーヴェイ本人が登場します。

なんか、シャイで繊細な感じがして、
とても破天荒な人生を歩んだようには
見えませんでした。

彼女に興味を持たれた方は、
映像特典の『本当のドミノ・ハーヴェイ』を

見ることをオススメします。

ちなみにドミノ・ハーヴェイは、
この映画が公開される前に、
35歳でナゾの死を遂げているとか……。

なかなか印象に残る1本でした。

ドミノ
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
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エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画

エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画
のDVDを観ました。

《あらすじ》
通達人ジョー(マシュー・ペリー)の仕事は、
召喚状や離婚届など、種々の法的書類を
受取人に手渡し、証拠写真を撮ること。

ある日ジョーが請け負った仕事は、
テキサスの牧場王ゴードン
(ブルース・キャンベル)からの依頼だった。

ゴードンは、NYへ里帰り中の妻、
サラ(エリザベス・ハーレー)へ
離婚通知を渡して欲しいと言う。

早速サラの元へ離婚通知を渡しに行く
ジョーだが、同僚のトニー
(ヴィンセント・パストール)に邪魔をされ、
失敗に終わる。

が、トニーの陰謀に気づいたジョーは、
情報を撹乱させながら再度サラの元へ行き、
無事離婚通知を手渡す。

いきなり離婚通知を突きつけられたうえに、
財産分配もないと知り、愕然とするサラ。

テキサスの法律では、
先に離婚通知を受け取ったほうが、
財産分配で圧倒的に不利になってしまうのだ。

一仕事を終え、
帰りのバスの中でジョーはサラに再会し、
「NYの法律に則り、君が先に旦那に離婚通知を
突きつければ、少なくとも財産に半分は
君のものだった」と話す。

これを聞いたサラは、
さっきの通知の受領はなかったことにして、
100万ドルの報酬をあげるから、
逆に夫へ離婚通知を先に渡してくれないか
と、ジョーに話を持ちかける。

高額な報酬に目の眩んだジョーは、
サラと手を組むことにし、一路テキサスへ。

ジョーがサラへ寝返ったと知ったジョーのボスは、
トニーにサラへ離婚通知を渡すように命ずる。

こうして、ジョーが先にゴードンへ離婚通知を渡すか、
トニーが先にサラへ離婚通知を渡すか、
激しいバトルが始まった……。


んー……、もう少し笑えるかと思ったんですけど、
正直、イマイチでした……。

『フレンズ』のチャンドラー、マシュー・ペリーが
出演しているので、期待しすぎたかな???

でも、エリザベス・ハーレーの若々しさには驚きました。

マシューより4歳も年上(1965年生まれ)なのに、
ティーン・アイドルのようなミニスカとかで登場します。

ストーリーのテンポはまぁまぁいいと思いますが、
「通達人」という職業が日本では馴染みがないので、
最初、ハテナだらけでした。

観ているうちに、理解できましたけど。

1度見始めちゃうと、
結末が知りたくなるかもしれませんね。

ジョーとサラの間に恋愛が芽生えそうな雰囲気
プンップンッだし。

もっとコメディ要素が散りばめられていればなぁ……
と、チョット残念な1本でした。

明るい離婚計画
ポニーキャニオン
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恋のクリスマス大作戦

『恋のクリスマス大作戦』を観ました。

《あらすじ》
主人公のドリュー(ベン・アフレック)は、
青年実業家でお金持ち。

彼はクリスマスを目前に、
恋人に振られてしまいます。

孤独なクリスマスに異常な恐怖を覚える
ドリューは、クリスマスを一緒に過ごしてくれる
友人を必死で探すものの、すべて空振り。

そして藁にもすがる思いで、
ナゼか恋人のカウンセラーに相談します。

カウンセラーのアドバイスにしたがって、
子どもの頃の思い出の場所へ
タクシーで向かうドリュー。

ドリューの思い出の場所は、彼の生家でした。

ドリューは懐かしさで胸が一杯になりますが、
もうその家には別の住人たち、
ヴァルコ一家が住んでいました。

ヴァルコ家の庭で木を抱きしめたり、
紙を燃やそうとしたりする不審人物ドリューを、
ヴァルコ家の主人であるトム
(ジェームズ・ギャンドルフィーニ)が
伸(の)してしまいます。

気絶したドリューは目を覚ますと、
トムにとんでもない提案をします。

25万ドル払うから、家族の一員として、
一緒にクリスマスを過ごさせてくれないかと……。

お金に目のくらんだトムはOKしたものの、
自己中心的なドリューに、
ヴァルコ一家は振り回されることに……。

『NOEL』に引き続き、またクリスマスモノを
借りてしまいましたー。

ベン・アフレックの出演作を観るのは久々。

ベンが扮するドリューは、かなりブッ飛んでいます。

自分の理想のクリスマスを実現させるために、
バンバンお金を使い、
ヴァルコ一家をブンブン振り回します。

かなりハチャメチャです。

それにしても、トム役が、
ジェームズ・ギャンドルフィーニなんて驚き!

『ザ・ソプラノズ』のトニー・ソプラノですよ!!

マフィアのボスですよ!!!

トムはヒゲをはやしているものの、
トムがトニーに見えてしまうこと数回……。

トムもトニーも無愛想で、
なんとなくキャラが似ていたかも。

でもトニーだったら、ドリューをボコボコにするか、
下手したら、お金だけもらって殺しちゃうんだろうな……。

それから、『フレンズ』のレイチェルの
(ブッ飛んだ)姉、エイミー役の
クリスティーナ・アップルゲイトも出演しています。

クリスティーナは、トムの娘のアリシアという役で、
エイミーとは正反対の、シッカリ者で聡明な女性を
演じています。

少々、喜怒哀楽が激しいかな……。

ストーリーは、
恋愛と家族愛の描き方が中途半端で、
ラストが少々強引な感じがしますが、
そこそこ笑える作品なので、
まあよろしいのではないでしょうか?

コメディー作品ですからね。

しかし……『恋のクリスマス大作戦』という
邦題はビミョー……。

原題は、『Surviving Christmas』なのに……。

ま、クリスマスの雰囲気を楽しむには適した作品
かもしれませんね。

恋のクリスマス大作戦
角川エンタテインメント
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NOEL

NOEL』のDVDを観ました。

《あらすじ》
バツイチのローズ(スーザン・サランドン)は、
NYの出版社で働きながら、
病気の母が入院している病院へ通う日々を
送っている。

若くて容姿端麗なニーナ(ペネロペ・クルス)は、
警察官のマイクとの結婚が間近で、
幸せの絶頂にいる。
ただ、マイクの異常なまでの嫉妬深さには、
少しウンザリ。

誠実な警官のマイク(ポール・ウォーカー)は、
婚約者のニーナを深く愛している。
けれども、ニーナを愛するがゆえに湧いてくる
嫉妬心を抑えることができずに、自分でも
どうしたら良いのか分からない。

冴えない人生を送る
ジュールズ(マーカス・トーマス)の
最高の思い出は、14歳のときに
病院で迎えたクリスマス。
もう一度、あのときの幸せな気分を
味わいたい。

カフェで働くアーティ(アラン・アーキン)は、
店へやってきたマイクをひどく懐かしむ。
しかし、マイクはアーティを知らないと言う。


ローズの母親の隣の病室を見舞うナゾの男。
彼は、ローズと病院以外の場所で再会する。

クリスマス・イヴの夜、
この6人に小さな奇跡が起こる……。

実は私、昨年の12月に、
この作品の観賞券をもらったんですよ。

でも、もたもたしているうちに、
公開が終了してしまいました……。

今、クリスマス前に観に行けばよかったと、
激しく後悔しております。

『NOEL』、クリスマス・シーズンにピッタリな、
ハートウォーミングな作品です。

NYのクリスマスの雰囲気がとってもステキだし、
キャスティングも、なかなかです。

私の場合、ポール・ウォーカー目当てで借りました。

「ナゾの男」は、大物俳優です。

なんか、甘ーーーいラブ・ストーリーが
ニガテになりつつある今日この頃。
(トシかな……。)

とくにクリスマスモノは、やや警戒してしまいます。

この作品も、てっきりニーナとマイクの
ラブ・ストーリーがメインなのかと思っていたら、
6人全員にまんべんなくスポットが当てられている
感じなので、少しホッとしました。

私は終始、ローズにステキなイヴが訪れることを
願いながら観ていました。

なんかとっても寂しげで、観ていて切なくなりました。

ローズの身に起きる奇跡が、1番クリスマスっぽいかな。

あと、マイクがアーティに少しずつ心を開いてゆく姿も
印象的でした。

観終わったあと、心がじんわり温かくなります。

クリスマス・シーズンにオススメの1本です。

ノエル
アミューズソフトエンタテインメント
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