『旅するジーンズと16歳の夏』のDVDを観ました。
《あらすじ》
カルメン、ブリジット、リーナ、ティビーは、
生まれてからずっと一緒の仲良し4人組。
16歳の夏、4人は初めて別々の場所で過ごすことに。
それぞれが旅発つ前に4人は、不思議なジーンズに出会う。
何故かそのジーンズは、体型の違う4人全員にピッタリなのだ。
このジーンズが、友情の絆そのもののように思える4人は、
あることを思いつく。
それは、離れ離れの数ヶ月間このジーンズを友情の絆とし、
1週間ずつ交代ではき、1週間はいたら、
その間の出来事の報告と共に、ジーンズを次の相手に送ろう、
というものだった。
こうして1本の不思議なジーンズの旅と、
4人の16歳の夏が始まった……。
タイトルの「16歳の夏」という文字に、
「キャピキャピしたモノなのでは?」と、
ちょっと警戒してしまいました。
流石にそういうノリには、もーついていけません……。
でも……想像以上に素晴らしい作品で、
ホロッときてしまいましたよ。
何しろワタクシ、「友情モノ」と「青春モノ」に弱いですから。
あの『SATC』も、恋愛絡みよりも友情絡みで涙しちゃいます。
ま、それはいいとして……16歳。
子どもでも大人でもない、ビミョーな年齢ですよね。
そのビミョーな年齢の女の子4人がそれぞれ、
友情の絆のジーンズと共にいろいろな経験をし、
ひと夏の間にちょっとだけ成長するんですよ。
その経験によって苦しんだりもするのですが、
ステキな友情の絆で結ばれた4人は、
励まし合い、助け合ってそれを乗り越えてゆくんです。
「ひとりで悩んじゃダメ」って、4人で解決しようと
するんですよね。
正直、私ぐらいの年齢になると、友情を第一に考えるのは
難しくなってきてしまいます。
だから余計に、4人の美しく素晴らしい友情に、
エラく感動してしまいましたよ。
とてもステキなストーリーでした。
ステキだったのは、ストーリーだけではありません!
4人の女の子たちがステキすぎ!!
ホントに4人全員が魅力的!!!
とくに、ブリジット役のブレイク・ライブリーには
惹きつけられましたね。
スタイルバッチリのブロンド美人です。
明るさの裏に影のある難しい役を、
上手に演じていると思います。
ティビー役のアンバー・タンブリンは、
若い頃のジュリエット・ルイスを彷彿させると
思いました。
彼女は、米ドラマ『CSI: マイアミ』や『Without a Trace』に、
ゲスト出演しているようですね。
私は、どちらもシーズン1しか観ていないけれど、
シーズンいくつの、どのエピソードに出演しているのかな???
とにかくですね、 『旅するジーンズと16歳の夏』は、
私的にはストライクゾーンど真ん中でしたよ。
「16歳」なんて、ちょっと(だいぶ、か?)昔になってしまった私ですら、
主人公の4人と一緒に泣いたり笑ったりできちゃう、
素晴らしい作品でした!!!