goo blog サービス終了のお知らせ 

イルマーレ(リメイク版)

イルマーレ』のDVDを観ました。

【STORY】
医師のケイト(サンドラ・ブロック)は
湖岸に建つガラス張りの家に住んでいたが、
引っ越すことに。

新しい住人宛ての手紙を郵便受けに残し、
慣れ親しんだ家をあ
とにする。

一方、湖岸のガラスの家に越してきた
アレックス(キアヌ・リーヴス)は、
郵便受けの手紙を読み、首を傾げる。

手紙の内容がどうもおかしいのだ。

アレックスは返事を書き郵便受けに入れ、
ケイトとアレックスの文通が始まるが、
ふたりの間には2年の時間の隔たりが
あることに気づく。

それでも手紙を通してお互いに惹かれ合い、
ふたりはどうしても会いたい衝動に駆られる。

ケイトの時間で明日、アレックスの時間で2年後に、
人気のレストラン「イルマーレ」で会う約束をする。

果たして2年の時間の壁を越え、そして運命を変えて、
ふたりは出会うことができるのか……?


オリジナル(韓国版)の『イルマーレ』は
観ていないので、何の先入観もナシに観たのですが
……ちょーっとイマイチだったかなぁ……。

なーんか、もう乙女チックなキモチを
失ってしまった私みたいな女には非現実的すぎて、
「んなことあるわきゃないだろーがにー」
と冷めた目で観てしまったんですよねー……。

それに、2004年と2006年を話が
行ったり来たりするので、ちょっと頭が混乱。

なーんて言いながら、不覚にもエンディングで
ホロッときてしまったんですけどね。

あと、Eメールが主流の今、
敢えて手紙でのやり取りというのは、
よかったです。

やっぱり手紙のほうが、
相手にキモチが伝わるカンジがしてイイ。

湖岸に建つガラス張りの家、
とてもステキですが、住みたくはないかもー。

だって、風呂上りにバスタオル1枚で
ウロウロしたりできないし、掃除もサボれないし、
とにかくいつも誰かに見られているようで
キンチョーしてしまいますよ。

邦題は『イルマーレ』ですけれど、
原題は『The Lake House』なんですよね。

私としては、原題そのままのほうが
イイような気がしますなぁ。


レストラン「イルマーレ」よりも、
湖岸のガラスの家のほうが
重要な場所である気がするので。

ところでこの作品で注目されたのは、
キアヌ・リーヴスとサンドラ・ブロックが
『スピード』以来12年ぶりに共演したこと。

まあ12年もの月日が流れれば、
若干老けたカンジは否めないかなー。

とはいえ、まだまだ若々しいですよね、
リーヴスもブロックも。

私自身は、12年前とだいぶ変わってしまった
気がするんですけど?

心身ともに、ね……。

そういえばBFと一緒に
『スピード』を映画館へ観に行き、
スピーディーな映像に気分が
悪くなってしまった記憶が……。
(だから実は、内容をあまりよく覚えていない……。)

すっとこどっこいなトコは12年前も今も変わらず、と。

……まぁこんなカンジで『イルマーレ』は、
残念ながらあまり共感はできなかったけれども、
懐かしい思い出を呼び起こしてくれましたとさ。

ちゃんちゃん♪

イルマーレ
ワーナー・ホーム・ビデオ
このアイテムの詳細を見る

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ザ・センチネル 陰謀の星条旗

ザ・センチネル』のDVDを観ました。

【あらすじ】
ピート・ギャリソン(マイケル・ダグラス)は、
シークレット・サービスのベテラン・エージェント。

過去にはレーガン大統領の命を、
暗殺者の魔の手から救ったこともある。

彼の現在の任務はファーストレディー
(キム・ベイシンガー)の護衛だが、
実は彼女と恋仲になっている。

そんな中、彼の同僚が何者かに射殺された。

この事件の捜査の責任者になったのは、
ピートのかつての部下だがピートとの間に
確執のある、デヴィッド・ブレキンリッジ
(キーファー・サザーランド)。

一方ピートはタレ込み屋から
大統領暗殺計画の存在、そしてその計画に
シークレットサービスの高官が関わっているという
情報を入手する。

しかしデヴィッドは、ピ-トの行動を不審に思い、
彼を疑う。

141年間、シークレット・サービスに決して
現れることのなかった裏切り者。

裏切り者は、一体誰なのか……?


あらま、ジャック・バウアー、転職したんですねー。

って、違う違う!!!

でもキーファー・サザーランドに大統領暗殺計画が
絡んでいると、『24』のシーズン1が思い出され……。

感想としては、なーんかビミョーなカンジでして、
面白かったような、面白くなかったような……。

思ったほどスリリングではなかったかなぁ。

もっとハラハラ感が欲しかったです。

ところで、ファーストレディーと
シークレット・サービスのエージェントが
不倫中という設定は、どうなんでしょうかねぇ。

ちょっとムリがあるし、これって既に、
大統領に対する「裏切り」なのでは……?


内容的にはビミョーなカンジが否めませんでしたが、
キャスティングはよかったと思います。

とくにマイケル・ダグラスが、
素晴らしく役にハマっていました。

還暦を過ぎているようにはとても見えず、
動きにキレがありますよ、キレが。

あと、デヴィッドの部下役を『デスパ妻』でお馴染み、
エヴァ・ロンゴリアが演じているんですけれども、
『デスパ妻』のガブリエルとはまったく雰囲気が違って、
かなりカッチョよかったです。

イイ女っつーのは、拳銃を構える姿がミョーに
決まりますなぁ。

『ザ・センチネル』、108分でスッキリめだし
キャストがgoodなので、それなりには楽しめるのでは?

ザ・センチネル
陰謀の星条旗

20世紀フォックス・ホーム・
エンターテイメント・ジャパン
このアイテムの詳細を見る

ザ・センチネル
陰謀の星条旗 (Blu-ray Disc)

20世紀フォックスホーム
エンターテイメントジャパン
このアイテムの詳細を見る

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

RV

『RV』のDVDを観ました。

【あらすじ】
ビジネスマンのボブ(ロビン・ウィリアムス)は、
近頃寂しかった。

家族がバラバラなのだ。

可愛かった子供たちは今やボブに
反抗的な態度ばかりだし、妻のジェイミー
(シェリル・ハインズ)との夫婦仲も、
イマイチしっくり行っていなかった。

この現状を打破すべく、ボブはハワイへの
家族旅行を計画し、家族も楽しみにしていた。

この旅行を機に家族の信頼を取り戻そうと
考えていたボブだったが、直前になって
上司からの命令でコロラドへ行くハメに……。

仕事が入ったと家族に言えないボブは、
苦肉の策を思いつく。

キャンピングカー(=
RV)でコロラド旅行をしよう!

そうすれば、家族サービスも仕事もこなせる。

ハワイ旅行がコロラド旅行に変更になって
家族からはブーイングの嵐だったが、
ボブは強引に出発し、こっそり家族に隠れて
仕事をしながらのRV旅行が始まった。

しかしボブの必死の努力とは裏腹に、
旅行も仕事も思わぬ方向へ……。


笑えました!

最近のロビン・ウィリアムスの作品は
暗めのモノが多かったせいか、
久々に面白かった気がします。

やっぱりロビンはコメディ作品が似合うと、
つくづく思いましたねー。

ゲラゲラ笑うカンジではなく、
小ネタが随所に散りばめられていて、
終始クスクス笑える
カンジかな。

旅の途中で、RV旅行をして回っている
おかしな一家に遭遇するんですけどね、
この一家がスッゴク面白い!

羨ましいくらいのお人好しだし。

いろいろな意味でタダ者じゃありませんよ、
この一家。

この一家から逃れようと必死になるボブたちの姿も、
サイコーに笑えます。

ぶっちゃけ、CG合成がイマイチだったような
気がしないでもないんですが、面白かったので許す!
(何様?)

ちょっとハートウォーミングなシーンもあったし、
家庭と仕事を両立させるために涙ぐましい努力をする
ボブの姿を見て、「お父さんっつーのは、
日本でもアメリカでも大変なんだなー」と痛感しました。

『RV』、
家族で楽しめる作品だと思います。

あ! でも、ゼッタイ食事中には観ないほうがイイですよ!!

RV コレクターズ・エディション
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
このアイテムの詳細を見る

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

レイヤー・ケーキ

レイヤー・ケーキ』のDVDを観ました。

【あらすじ】
舞台はイギリス。

名も無き麻薬ディーラーXXXX(ダニエル・クレイグ)は、
すべてが順調なうちに裏社会から足を洗おうと決意する。

そんな彼の元にある日、新しい仕事の依頼が舞い込んできた。

その内容は、裏社会の大物エディ(マイケル・ガンボン)
の麻薬中毒の娘を捜し出すことと、あるギャングが仕入れた
100万錠のエクスタシーを売りさばくこと。

この2件を最後の仕事にしようと決めた彼だったが、
どちらも一筋縄では行かなかった。

どんどんトラブルに巻き込まれ、命まで狙われる始末。

果たして彼は、無事に裏社会から引退することができるのか?!

えっと、取りあえず……
ダニエル・クレイグがめちゃめちゃカッチョイイ!!!

常に冷静沈着でモノスゴく男らしい男を、
セクシーに演じております。

さすが6代目ジェームズ・ボンド! ってカンジですな。

それから、タイトルからスイーツを連想しちゃいそうです
けれども、全然甘くありませんから!!

ギャングの世界ですから!!!

「レイヤー・ケーキ」=「断層社会」のことのようです。

ギャングたちも、断層社会を生きているっつーことですかね。

それにしても、面白かったですよ、この作品。

イギリスの裏社会がスタイリッシュに描かれ、
なおかつ展開がスピーディーで予測不能。

最後の最後まで驚きの展開で、面白かったです。

105分間、気を抜いて観ちゃあいけません!!!

「裏社会モノ」なので、やっぱり残忍なシーンも
当然のようにありましてね、フツーの女性なら
「キャーッ!」てなことになるんでしょうけどね、
私は割と冷静に観れちゃったんですよ、これが。

そんな自分がちょっとコワかったりするんですが、
ザ・ソプラノズ』で鍛えられてしまったのかも……。

戦争モノとかの残忍なシーンはニガテなんですけどね。

実はですね、主人公の男の名前が出てこないまま
ストーリーが展開するんですけど、このことにずっと気づかず、
最後に主人公が語りかけてくるシーンでやっと、
「あ、そう言えば!」と思った私はおバカさん?

……あ、やっぱりそうですか。

ポツーン……。

ストーリー的には男性ウケしそうですけれども、
とにかくダニエル・クレイグがカッチョイイんで、
女性にも観て欲しい作品です。

レイヤー・ケーキ コレクターズ・
エディション

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
このアイテムの詳細を見る

UK発 クライムアクションパック
『レイヤー・ケーキ』『スナッチ』
『ロック、ストック&トゥー・
スモーキング・バレルズ』
(初回限定生産)

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
このアイテムの詳細を見る

レイヤー・ケーキ (UMD Video)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
このアイテムの詳細を見る

レイヤー・ケーキ (Blu-ray Disc)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
このアイテムの詳細を見る

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ウエディング宣言

『ウエディング宣言』のDVDを観ました。

【あらすじ】
理想の彼に出会うことを夢見るチャーリー
(ジェニファー・ロペス)の前に、ステキな男性が現れる。

彼の名はケヴィン(マイケル・ヴァルタン)。

ハンサムで優しくて、そのうえ外科医でお金持ち。

すぐにケヴィンに惹かれるチャーリーだったが、
彼がゲイだと吹き込まれてガッカリ。

しかしゲイは嘘で、ケヴィンもチャーリーに
惹かれていた。

お互いの気持ちを知り、ふたりは恋に落ちる。

非の打ち所のないケヴィンと過ごす日々は、
チャーリーにとって幸せそのものだった。

ケヴィンの母ヴァイオラ(ジェーン・フォンダ)に
会うまでは……。

ケヴィンはヴァイオラの前でチャーリーに
プロポーズをし、チャーリーは快諾するが、
ヴァイオラは大反対。

ヴァイオラは、あれこれチャーリーに嫌がらせをし、
ふたりの仲を引き裂く作戦に出た。

ヴァイオラの作戦によって心身ともに疲弊してしまう
チャーリーだったが、ヴァイオラの企みを知り、
ついに反撃を開始。

花嫁候補VS彼の母親のバトル、勝つのはどっち?


最近、ホラーチックな作品や重い作品が続いたので、
気分を変えてロマンティック・コメディーを観てみました。

ある意味ヴァイオラは、ホラーに近いモノがあったかも……。

なんたって邦題は、『ウエディング宣言』なんて
爽やかーなカンジですけれども、
原題は『Monster-In-Low』ですからね。

ぶっちゃけ、原題そのままほうが、
作品のイメージにピッタリ!!!

ヴァイオラを演じるジェーン・フォンダ、
これが15年ぶりの女優復帰作なんですが、
大女優だけあって、とても15年もブランクがあったとは
思えません。

もー見るからに、「大女優ですから、私」オーラが出ていて、
ミョーにカッチョイイ。

あんまり、つか全然、ジェーン・フォンダが
どれだけスゴい女優さんなのか知らなかった私ですら、
一目見て「大女優に違いない!」と思いましたよ。

ハッキリ言って、ジェニロペはジェーンに食われてましたな!

ジェニロペ、とってもキュートだったけれど。

ジェーン・フォンダの年齢が気になって調べたら、
1937年生まれですって!!!

わ、若すぎる……。

ま、ジェーン・フォンダは置いといて……
作品の内容ですが、なかなか面白かったです。

ずっとヴァイオラにやられっぱなしだったチャーリーが、
反撃を開始する辺りくらいからがとくに面白かったかな。

つか、スッとした。

結末は、「やっぱりね」ってカンジでしたけど。

それにしても、ケヴィン役のマイケル・ヴァルタンが、
爽やかでステキでした。

彼、『エイリアス』でジェニファー・ガーナーの恋人役
なんですってねー。(私、『エイリアス』は観てません……。)

実生活でもジェニファー・ガーナーと婚約寸前だったそうな。
(破局後、ジェニファー・ガーナーはベン・アフレックと結婚。)

『フレンズ』の第4シーズンにもゲスト出演しているようですが
……記憶にナイ……。

あんなにステキな俳優さんを覚えていないなんてー。

今度チェックしなきゃ!!!

おっと! また話が脱線……。

時間的にも102分でスッキリしているし、
ジェーン・フォンダとジェニロペのキレっぷりに
興味のある方はどうぞ、どうぞどうぞー。

因みにこの作品の監督さん、
若くてちょっとハンサムなので、
映像特典も観ることをオススメします。

ウエディング宣言(特別編)
20世紀フォックス・ホーム・
エンターテイメント・ジャパン
このアイテムの詳細を見る
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ナイロビの蜂

ナイロビの蜂』のDVDを観ました。

【あらすじ】
英国外務省一等書記官のジャスティン
(レイフ・ファインズ)はナイロビの空港で、
妻のテッサ(レイチェル・ワイズ)を見送った。

テッサは黒人医師のアーノルドと共に、
医療施設改善の救援活動をしており、
今回もその一環としてロキへ旅立ったのだ。

ジャスティンもテッサも、2日後には会えるものと
信じていた。

しかし、ジャスティンの元に訃報が入る。

テッサが、トゥルカナ湖南端で殺されたのだ。

愛する妻を亡くし、絶望するジャスティンは、
妻の遺品から気になる物を見つける。

妻の死の真相を究明しようと、独自に調査を開始する
ジャスティン。

どうやら妻の死には、製薬会社が絡んでいるようだった。

果たして、彼がたどり着いた真実とは……?!

すんません! この作品でレイチェル・ワイズが
2005年度のアカデミー賞助演女優賞を受賞していたこと、
私、知りませんでした!!

確かにレイチェルは素晴らしい演技で、
作品自体も、衝撃的かつ感動的。

アフリカの衝撃的な現状をリアルに伝えつつも、
サスペンス性もあって、素晴らしい作品でした。

それに、壮大なアフリカの大地や美しい
夫婦愛に感動。

貧困にあえぐアフリカの人々の姿には、
とても胸が苦しくなりました。

同じ人間なのに、生まれた国によって
豊かな生活が送れる人々がいる一方で、
人間としての最低限の生活すら送れない人々も
たくさんいるのだと、改めて痛感。

学校へ行けず、病気になっても満足な治療も受けられない
子供たちの姿には、とくにいろいろと考えさせられました。

自分は幸せなのだということに、
こういう作品を観る度に気づかされます。

『ニューズウィーク 日本版』の3/14号で読んだんですけれど、
この『ナイロビの蜂』や『ルワンダの涙』などのスタッフは、
撮影協力をしてもらった途上国の貧しい村々のために、
慈善プロジェクトを立ち上げたんですって!

話題作『ブラッド・ダイヤモンド』のスタッフも、
「ブラッド・ダイヤモンド慈善基金」を設立して、
ロケ地(モザンビーク)の道路建設や教育・医療物資の
購入などに資金を提供しているそうです。

素晴らしいことです!!!

さてさて、話を『ナイロビの蜂』に戻しまして……
主人公ジャスティンは、妻の死の真相を究明してゆくうちに、
夫婦でありながらも知らなかった妻の一面を知り、
驚くと同時に愛しさを募らせるんですよ。

妻がどれだけ自分を愛していてくれたかも知るんです。

エンディングは夫婦愛そのもので、胸を打たれました。

ジャスティン演ずるレイフ・ファインズがステキで、
うっとりしちゃったんですけれども、ふと思い出しましたよ。

カンタス航空の客室乗務員と、
機内のトイレでエッチしたというスキャンダル
を!!!

……一気に私のレイフ熱は冷めました。

レイフは、『シンドラーのリスト』やこの『ナイロビの蜂』など、
社会性のある素晴らしい作品で好演しているのだから、
そのイメージを壊さないようにして欲しいです。

ま、何はともあれ、『ナイロビの蜂』は観終わったあと、
「観てよかった」とつくづく思える作品でした。

ナイロビの蜂
日活
このアイテムの詳細を見る

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ディセント

ディセント』のDVDを観ました。

【あらすじ】
サラ、ジュノ、べスの3人は、冒険好きの女友達。

ある日、3人で激流下りを楽しんだあと、
サラは交通事故に遭い、夫と娘を亡くしてしまった。

悲劇の事故から1年後、落ち込むサラを励まそうと、
ジュノは冒険旅行を企て、サラを誘う。

女だけ6人の冒険旅行だった。

6人は森林地帯にある地下洞窟に、
ロープを伝って降りてゆく。

ケーヴィング(洞窟探検)を楽しんでいた6人だったが、
洞窟内が落盤し、出口が塞がれてしまう。

洞窟の暗闇の中に閉じ込められてしまった6人。

仲間割れも起こり、心身ともに限界達する彼女たちは、
信じられないような、恐ろしいモノを目にする。

彼女たちは、出口のない地下3,000メートルの洞窟から
脱出することができるのか?


なんか、あまり有名な女優さんは出ていないようだし、
B級映画ぽいのかと、期待せずに観たんですけど
……エーン! お母ちゃあーん!! 
暗いよぉー狭いよぉーコワいよぉー!!!
てなカンジでした……。

期待していなかった分、余計に面白かったです。

ぶっちゃけ、先日観た『ファイナル・デッドコースター』
よりもコワくて面白かったカモ。

なんつーか、心理的にコワかったです。

暗い閉所に閉じ込められ、恐ろしいモノを目にし、
だんだん常軌を逸してゆく6人の姿が一番コワかった。

後半は、もーキレまくりですよ。

これ、きっと女だらけ6人だから面白いんでしょうね。

男だけ6人、あるいは女数人プラス男数人だと、
「どーにかなるんでねーの?」ってカンジが
しちゃうんですけど、女だけだと、
体力もそんなになくて精神的にも弱いし、
「あー生き残れるのー? ダイジョーブなのー??」
って、観ているほうはドキドキしっぱなし。

エンディングが結構(私には)予想外で、99分間、
飽きさせませんでしたね。

……なんかこう、ナメて観てたら、
「ぎゃふん!」と言わされた1本ってカンジです。

THE DESCENT
エイベックス・マーケティング・
コミュニケーションズ
このアイテムの詳細を見る
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ファイナル・デッドコースター

ファイナル・デッドコースター』のDVDを観ました。

【あらすじ】
ある晩、高校生のウェンディ
(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は、
卒業イベントで遊園地へやって来ていた。

彼氏や友人たちと楽しく過ごすウェンディだったが、
ジェットコースターに乗るのはあまり気が進まなかった。

彼氏に説得をされ、仕方なくマシンに乗り込んだ
ウェンディの脳裏に、恐ろしいシーンが生々しく思い浮かぶ。

それは、ジェットコースターが脱線事故に遭うシーンだった。

パニック状態でマシンを降りたウェンディと、
彼女と共にマシンを降りた9名。

そして、脱線事故はウェンディらの目の前で
現実のものとなった……。

間一髪で死を免れた10名だったが、
運命を変えることはできなかったらしく、
10名のうちの2名が日焼けサロンで死ぬ。

ウェンディは、遊園地で撮った写真の中に
死のヒントが隠されていることに気づき、
自分を含む残りの者たちの死を回避するため、
友人のケヴィン(ライアン・メリマン)と共に奔走する。

果たして、運命を変えることはできるのか……?!

久々に観た、パニック・ホラー作品。

『ファイナル・デスティネーション』シリーズです。

もちろん、前2作品も観ていますが、
第3作目かつ最終章という『ファイナル・デッドコースター』、
スゴかったナリー!

こげこげ、ざっくり、ぐっさり、べっちょりです!!

つか、私が1番コワかったのは、ジョットコースターのシーン。

絶叫マシンがニガテな私は、ちょっと血の気が引きました。

フツーに絶叫マシン自体もコワいのに、脱線て!!!

私の場合、速攻で気絶するでしょう……。

セーフティバーが外れちゃうトコなんて、背筋がゾゾーッ!
ですよ。

もうね、最初から最後まで気が抜けません。

93分間、ドキドキしっぱなしです。

3作目ともなると、イイ加減マンネリ化して
面白くなくなってしまうのが常なので、
そんなには期待してなかったんですけど、
予想外に面白かったですねー。

あんまり感想を述べちゃうと、
ネタバレになってしまいそうなので、
多くは語らないでおきましょ。

取りあえず、「最近、刺激が足りないワ」
って方にオススメかも。

ま、その刺激が、求めている刺激かどうかは
保証しませんけど……。

ファイナル・デッドコースター
通常版
松竹
このアイテムの詳細を見る


ファイナル・デッドコースター
選べる!死に様マルチ版

松竹
このアイテムの詳細を見る
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

アメリカン・ドリームズ

『アメリカン・ドリームズ』のDVDを観ました。

【あらすじ】
ハンサムな独身男マーティン(ヒュー・グラント)は、
『アメリカン・ドリームズ』の司会者兼プロデューサーで、
彼の頭の中はいつも視聴率のことでイッパイ。

『アメリカン・ドリームズ』はアイドル発掘の
オーディション番組で、全米で大人気。

『アメリカン・ドリームズ』の新シーズンがまた始まり、
個性的なスター候補者たちが登場する。

スターになるためならなんでもやっちゃうサリー
(マンディ・ムーア)、ミュージカルを愛するテロリストの
オマール、ラップで有名になりたいショレムetc……。

そしてなんと、最終決戦の日のゲスト審査員は、
大統領のステイトン(デニス・クエイド)。

このところ鬱気味で引きこもっているステイトンの
人気を回復しようと、首席補佐官(ウィレム・デフォー)が、
半ば無理矢理にセッティングしたのだ。

テロリストのオマールは大統領暗殺を上から命ぜらされ、
ついに、波乱を予感させる最終決戦の幕が開く……。

この作品、アメリカの超高視聴率番組『アメリカン・アイドル』が
ベースになっているようです。

『アメリカン・アイドル』は、アイドルオーディション番組。

また視聴者が電話投票できるという、視聴者参加型の
リアリティ番組でもあり、第6シーズンまで続いています。

第79回アカデミー賞で助演女優賞に輝いた
ジェニファー・ハドソンも、この番組の第3シーズンで
ファイナリストの12名に残り、7位という結果だったそうな。

日本では『アメリカン・アイドル』自体の知名度が低いようなので、
ヒュー・グラント主演にもかかわらず、話題になっていませんね、
『アメリカン・ドリームズ』。

でもですね、こう言っちゃあなんですが、意外と面白かったです。

『アメリカン・アイドル』を見たことのない私でも面白かったので、
多分、見たことのある人はもっと面白いかもしれませんね。

私的には、オマールを応援していました。

彼が優勝して、平和の架け橋になることを願っちゃいましたね。

テロリストではあるけれども、純粋で優しい心の持ち主なんです。

そうそう! オマールのいとこのイクバルがナイスキャラなので、
要チェック!!

ホントは自分が脚光を浴びたいのに、裏方に回ってオマールを
サポートする姿が滑稽でもあり、ステキでもあります。

優勝最有力候補のサリーは、モノスゴい野心家。

スターになるという夢を叶えるためなら、
なんでもやっちゃいます。

一旦振った彼まで利用しちゃうんですよぉー。

サリーのママは、サリーよりもさらに野心家で、
おっそろしー。

このサリーのママ役が、『Joey』のボビーでした……。

なんとも濃いー役が似合いますな、ジェニファー・クーリッジ。

エンディングが結構予想外で、ポッカーンでした。

意表を突かれましたな……。

それにしても……今どき、部屋の中が覗ける鍵穴なんて
あるんスか???

マンガじゃないんだから……。

人間関係やストーリは複雑じゃないし、適度に笑えて、
時間も107分なので、ポヤーンと観るのにオススメです。

マンディ・ムーアの歌声もステキですよー。

アメリカン・ドリームズ
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
このアイテムの詳細を見る
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

映画版『マイアミ・バイス』

『マイアミ・バイス』のDVDを観ました。

【あらすじ】
楽園的リゾート都市でありながら、
犯罪都市の顔も持つフロリダ州マイアミ。

アメリカで最も南米に近いという土地柄、
麻薬などの密輸の中継地となっている
危険地帯だ。

マイアミ警察特捜課(=マイアミ・バイス)の
クロケット(コリン・ファレル)とタブス
(ジェイミー・フォックス)は、性格は正反対でも
仕事の息はピッタリのコンビ。

ある日、情報屋が衝撃的な死を遂げ、
次いでFBI潜入捜査官2人も囮捜査の現場で殺される。

そしてクロケットとタブスは、FBIから捜査の協力を
要請される。

その内容は非常に危険な特別任務だったが、
2人は要請を引き受け、南米へと乗り込んで行く。

死と隣り合わせのこの任務を、クロケットとタブスは
遂行することができるのか……?

だいぶ前ですけれども、TVドラマ版『マイアミ・バイス』
については、このブログで語らせていただきました

やっと、映画版『マイアミ・バイス』を観ましたよ。

結構楽しみにしていたのですが……
ドラマ版がめちゃめちゃスタイリッシュでカッチョイイので、
映画版にも期待しすぎてしまったかな? って感じです。

つか、もう私の中で、クロケットとタブスのイメージが、
ドン・ジョンソンとフィリップ・マイケル・トーマスで
完璧にできあがってしまっているので、
コリン・ファレルとジェイミー・フォックスの
クロケットとタブスに違和感がありありでして……。

あれー? クロケットのヨット生活とかペットの
ワニのエルビスはー? って、ドラマ版を映画版に
追い求めてしまいましたしね。

きっと、ドラマ版と映画版は切り離して観なくては
いけないのでしょうけれど、私はダメでしたねー。

ドラマ版の2人(もちろん、20年前の2人ってイミですよ!)
CGで
映画版に登場させればバッチリなのに……
なあんて、ワケの分からんことまで
考えてしまいましたよ。

ま、確かに主役の2人には違和感ありでしたけれども、
映像の迫力とかスリリングさなどは、
「流石、マイケル・マン監督ぅー!」と思いました。

銃撃戦はもちろん、車や高速パワーボートの
チェイスシーンも迫力+臨場感がありましたね。

とくに高速パワーボートに関しては、観ているだけで
酔いそうになってしまいましたよ、私。

何しろ私は、バナナボートで気分が悪くなった女ですから、
あんな高速パワーボートに乗った日にゃあ、
もータイヘンなことになりますよ、確実にっっっ!

あ、それから、中南米の街の様子とかが
非常に生々しくてですね、危険な雰囲気が
リアルに伝わってきました。

特典映像に中南米での撮影の様子が
収められているのですが、監督のこだわり
みたいなモノが伝わってきて面白かったですよー。

話は変わりまして、ドラマ版クロケットは、
かなりのプレイボーイなんですけれども、
映画版でも速攻でイザベラ(コン・リー)と恋に落ちます。

この2人の絡みがですね、かなりセクスィーで、
ドキドキしちゃいました。

映画版『マイアミ・バイス』、
ドラマ版の先入観にとらわれなければ、
なかなか面白い作品だと思うだけに、
私にはちょっと残念な1本でしたー。

ところで……「コリンてば、ドン・ジョンソンの
声色を意識しているんでねーの?」と思ったのは、
私だけですか? あ、そうですか。

マイアミ・バイス
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
このアイテムの詳細を見る

マイアミ・バイス
サントラ, ノンポイント,
モービー・フィーチャリング・パティ・ラベル,
モグワイ, ニーナ・シモン, マンザニータ
ワーナーミュージック・ジャパン
このアイテムの詳細を見る

ザ・ベスト・オブ ・マイアミ・バイス
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
このアイテムの詳細を見る
マイアミ・バイス シーズン1
コンプリート DVD-BOX

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
このアイテムの詳細を見る
マイアミ・バイス シーズン2
コンプリート DVD-BOX

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
このアイテムの詳細を見る

マイアミ・バイス シーズン3
コンプリートDVD-BOX

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
このアイテムの詳細を見る
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

かもめ食堂

かもめ食堂』のDVDを観ました。

【あらすじ】
フィンランドのヘルシンキで「かもめ食堂」を
オープンさせた日本人女性のサチエ(小林聡美)。

かもめ食堂のメインメニューは、おにぎり。

閑古鳥が鳴くかもめ食堂で、
サチエはお客さんが来るのを
心待ちにしながら毎日食器を磨き続け、
ついにお客さんが来店する。

そのお客さん第1号は、フィンランド人青年のトンミ
(ヤルッコ・ニエミ)。

日本かぶれの彼に、『ガッチャマン』の歌詞を訊かれ、
出だししか思い出せないサチエは続きが気になり、
カフェで見かけた日本人女性のミドリ(片桐はいり)に
声をかける。

このことがキッカケで、ミドリもかもめ食堂を手伝うことに。

少しずつではあるけれどお客が入るようになった頃、
かもめ食堂を外からじっと見つめる日本人女性の姿が。

彼女の名はマサコ(もたいまさこ)。

縁あって、マサコもかもめ食堂を手伝うことに……。


大スキな小林聡美さんが出演しているので
ずっと観たかったのですが、いつもレンタル中でなかなか
借りられず、ようやく観れたこの作品、サイコーでした!!!

クスクス笑えるし、心がじんわりと温かーくなります。

かもめ食堂のインテリアなどがシンプルでステキだし、
ヘルシンキの街並みもステキ。

でも一番ステキなのは、サチエさん。

あんなオーナーが営む日本食の食堂が
海外の旅行先にあったら、毎日通っちゃいますね。

サチエさんの笑顔、サイコーにステキです。

あの笑顔で「いらっしゃい」と言われたら、
かなり癒されそうです。

あ、サチエさん以外の登場人物も個性的で魅力的ですよ。

ミドリさんもマサコさんも、何やら「ワケあり」チック。

かもめ食堂のお客第1号のトンミもかなりいいキャラです。

毎回、ニャロメとか芸者とか、
日本に関連するTシャツを着て登場するんでね、
トンミの登場が楽しみになっちゃいましたよ。

日本に興味津々のトンミは、
「自分の名前を漢字で書いてくれ」って頼んで、
ミドリさんが当て字で書いてあげると、
「おぉーっ!」って大感激なんです。

その姿が、めちゃめちゃカワイイ☆

それから、かもめ食堂で出される料理が、
モノスッゴク美味しそうなので、空腹時に観ると、
かなりキツいかも!?

料理を作るサチエさんがですね、
ホントに楽しそうに愛情を込めて作っているので、
より一層美味しそうに見えるぅー!

私がかもめ食堂のメニューで一番食べてみたいのは、
やっぱりおにぎりかなー。

鮭とおかかと梅干。

サチエさんはおにぎりを、「日本のソウルフード」
と呼んでいますが、まさにそのとおりだと思います。

この作品は、なんていうか、
刺激よりも安らぎのある生活を求める女性にオススメ。

観終わったあと、ぽわーんとした、
優しいキモチになれますよ。

ホント、私はこの作品が大スキになってしまいました!

邦画でこんなにステキだと思った作品は初めてカモ!!!
ってことで、思わずDVD買っちゃいましたー♪

……ところでみなさん、『ガッチャマン』の
♪誰だ 誰だ 誰だー♪の続き歌えます?

私はサチエさんと同様、続きを思い出せませんでしたよ。

思い出そうとすると、♪誰だ 誰だ 誰だー 
オレの弁当盗むヤツー 黒いおメメのパンダチャーン♪
って、小学校のときにクラスで流行った替え歌が
浮かんできちゃいまして……。

♪地球はひとつ 割れればふたつ……♪

かもめ食堂
バップ
このアイテムの詳細を見る
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

ウエディング・クラッシャーズ

『ウエディング・クラッシャーズ』のDVDを観ました。

【あらすじ】
ジョン(オーウェン・ウィルソン)と
ジェレミー(ヴィンス・ヴォーン)は、離婚調停人。

親友の彼らのお楽しみは、見ず知らずのカップルの
結婚式に紛れ込み、バカ騒ぎをして女の子をナンパすること。

つまり彼らは、「ウエディング・クラッシャー(結婚式荒らし)」
なのだ。

ある日ジョンとジェレミーは、財務長官(クリストファー・ウォーケン)
の長女の結婚式に潜り込み、ジェレミーは長官の末娘の
グロリア(アイラ・フィッシャー)のナンパに成功。

ほんのお遊びのつもりのジェレミーだったが、
グロリアのほうはかなり本気モードで、逃げられない状況に。

一方ジョンは、次女のクレア(レイチェル・マクアダムス)に
一目惚れをするが、彼女には恋人がいた。

それでもクレアを諦められないジョンは、
一刻も早くグロリアから逃げたいジェレミーを
なんとか引き止め、長官の家に数日滞在することに。

いつもとはまったく違う展開に陥ったジョンとジェレミー。

果たして、彼らの運命は……?!

オーウェン・ウィルソンとヴィンス・ヴォーンのコンビに
惹かれて借りてみました。

ラブコメなので、終始ドタバタ。

ヴィンス・ヴォーン扮するジェレミーのまくし立てるような
しゃべり方が、見物です。

よくあんなに舌が回るなーって感じ。

ややおっとりしているジョンと、せっかちなジェレミーの
掛け合いが面白かったです。

クレア役のレイチェル・マクアダムス、
先日観た『幸せのポートレート』にも出演していましたが、
カワイイですね。

笑顔がとってもステキ。

しかし、インパクトの強さで言えば、
グロリア役のアイラ・フィッシャーのほうが断然上ですな!

自己中で思い込みの激しい、ちょっとアブない女性
なんだけれども、可愛くてセクシー。

ジェレミーをブンブン振り回しちゃってます。

この作品はなんかこう、全体的なストーリーよりも、
登場人物ひとりひとりのキャラクターが個性的で
面白かったです。

残念だったのは、約120分という長さのせいで、
ちょっと冗長な感じになってしまっていること。

ラブコメは、90分くらいのほうがスッキリしてイイです。

でも、レイチェル・マクアダムスはカワイイし、
オーウェン・ウィルソンとヴィンス・ヴォーンのコンビは
新鮮で面白いし、観てソンはない! ……かな?

ウエディング・クラッシャーズ
デラックス版

ジェネオン エンタテインメント
このアイテムの詳細を見る
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ユナイテッド93

ユナイテッド93』のDVDを観ました。

【あらすじ】
2001年9月11日の朝、40人の乗客を乗せた
ユナイテッド93便は、ニューアークの空港から
サンフランシスコに向かって飛び立った。

飛行が安定し、朝食のサービスを受け、
思い思いにくつろぐ乗客たち。

一方、ボストンの管制センターは騒然とし始めていた。

ハイジャック事件が確認されたのだ。

管制センターから事件の情報を得た軍は、
戦闘機の緊急発進を発令。

そして、恐ろしい出来事が起こった。

アメリカン11便とユナイテッド175便が次々に
ワールド・トレード・センターに激突し、
さらにアメリカン77便がペンタゴンに激突。

ユナイテッド93便もテロリストたちにハイジャックされ、
ワシントンに向かっていた。

恐怖に震える乗客たちは、機内の電話や携帯電話などを
使って家族と連絡を取る。

ハイジャックに遭った3機がビルとペンタゴンに
激突したことを知った乗客たちは、自分たちも
同じ運命をたどるのかと絶望しながらも、一致団結し、
テロリストたちと闘う道を選択する……。


……また、泣きました。

『エアポート ユナイテッド93』のDVD
を前に観ていたので、
展開は分かっていたんですけれども、大泣きです。

『エアポート ユナイテッド93』もリアルな印象を受けましたが、
『ユナイテッド93』はさらにリアルでした。

それもそのはず。

監督のポール・グリーングラスは、リアルな現場作りに
こだわったようで、本物の管制官や軍関係者、パイロットを
出演させ、客室乗務員経験者の女優を起用したそうです。
(参考:『MovieWalker』) 

『エアポート ユナイテッド93』では、あまり管制センターの
様子は描かれていなかったと記憶しているのですが、
『ユナイテッド93』では、情報が錯綜し、混乱する
管制センターの様子が綿密に描かれています。

ハイジャックに遭ってからの93便の機内の様子は、
恐怖一色で、観ていると自然と涙が……。

目を背けたくなるような、凄惨な場面もあります。

あれだけ恐ろしい思いをしながらも、
一致団結してテロリストたちと闘う乗客たちの姿に
感動すると同時に、その勇気を称えずにはいられません。

ホントに、恐怖と感動の涙が止まりませんでした。

もしこの作品のDVDをこれから
観られる方、
是非映像特典(『UNITED 93:遺族と映画)も
ご覧になってください。

遺族へのインタビューが収録されているのですが、
その悲しみが、ダイレクトに痛いほど伝わってきます。

私は約50分、ほとんどずっと涙を流しながら観ました。

事件から5年の年月を経た現在も、遺族たちは、
大切な家族を失った悲しみを乗り越えては
いないのだと思いました。

まだまだ、必死で乗り越えようとしているのです。

いつか、遺族たちの悲しみや苦しみが癒される日が
来ることを、心から願います。

『ユナイテッド93』は、映像特典も含め、
涙ナシでは観れない作品でした。

ユナイテッド93
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
このアイテムの詳細を見る

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

恋する2000マイル

『恋する2000マイル』のDVDを観ました。

《あらすじ》
ハニフ(ナヴィーン・アンドリュース)は、
友達のディーン(ノア・テイラー)と共に、
とんでもないことをしでかした。

ディーンの兄ジェリーが隠していたドラッグを盗んだのだ。

ハニフとディーンはジェリーから逃げるため、
ハニフの恋人ミミ(ミランダ・オットー)が運転する車に
乗り込み、メルボルンからパースへと向かう。

状況を把握していないミミの目的は、パースに住む母に
会いに行くことだった。

パースへの道中で3人は、ロックシンガーのモリス
(ヒューゴ・ウィーヴィング)と出会い、彼も一緒に
パースまで同行することに。

風変わりなモリスは酒に溺れているようではあったが、
ミミはモリスに惹かれてゆき、ミミとハニフの関係に
ヒビが入り始める。

一方、ジェリーは銃を手に入れ、執拗にハニフたちを
追っていた。

果たして、ミミとハニフの関係、
そしてハニフとディーンの運命の行方は……?

ぶっちゃけ、借りるときにあんまり面白そうだとは
思わなかったんですけれども、『LOST』のサイードが
出演しているので、借りてみました。

結果、スッゴク面白いというわけでもなく、
スッゴクつまらないというわけでもなく、フツーかな。

中盤まではややマッタリ気味で、
「つまんないよ、サイードォォォ」と叫びそうになりましたが、
後半にはなかなかオドロキの展開がありました。

エンディングは、ちょっと「えっ?」って感じでした。

あんなスゴいことがあったのに、こんな……? みたいな。

ま、あれはあれでいいような気もするけれど。

ところで、私はずっとモリス役の俳優さんが
気になっていました。

「なんかで観たことある顔だ」って。

さっきネットで調べて「あー!」と思ったんですけれど、
『マトリックス』のエージェント・スミス役の俳優さんなんですね。

ミミ役のミランダ・オットーは、『宇宙戦争』で主人公
(トム・クルーズ)の妻役を演じていたようなのですが
……
まったく記憶にナイ……。

ミミを演ずる彼女は、特別キレイというわけではないけれど、
とっても愛らしいと思いました。

ハニフ役のナヴィーン・アンドリュースは、
サイードとはまったく違うタイプの男を好演しています。

ハニフはちょっと無責任な男なんですけど、
なーんか憎めなかったですね。

ナヴィーンが演じていたからだろうか???

このナヴィーンですが、21歳年上のバーバラ・ハーシー
という女優さん
と一緒に暮らしているんですね!
(ちなみにナヴィーンは、1969年生まれ。)

しかも、彼女との間に息子までいるって!!

たった今知りましたよ……。(遅れてマスカ?)

おっと、話が脱線!

さてさてこの作品、取り立てて面白いというわけでは
ありませんが、サイードとは違うナヴィーンを
観てみたい方にはいいかもしれません。

製作されたのは1997年なので、
サイードよりも若い頃のナヴィーンが観れますよー。

恋する2000マイル
ポニーキャニオン
このアイテムの詳細を見る

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

幸せのポートレート

幸せのポートレート』のDVDを観ました。

《あらすじ》
バリバリのキャリアウーマン、メレディス
(サラ・ジェシカ・パーカー)は、車の中で緊張していた。

ステキな恋人エヴェレット(ダーモット・マローニー)の
実家に初めて招かれ、クリスマスの休暇を
彼の家族と共に過ごすことになっていたからだ。

いよいよ彼の大家族が待つ実家に到着し、
エヴェレットの家族に溶け込もうと必死で頑張る
メレディスだが、空回りばかり。

休暇だというのにパリッとしたスーツを着て、
神経質なメレディスに、エヴェレットの家族は白けていた。

孤立無援のメレディスはたまらず、妹のジュリー
(クレア・デインズ)をエヴェレットの実家まで呼び寄せる。

堅物のメレディスと違って明るい性格のジュリーは、
メレディスとは対照的にエヴェレットの家族に気に入られ、
メレディスはますます孤立してゆき……。

サラ・ジェシカ・パーカーが主演ということで借りてみましたが
……なーんか、かなりイラついてしまいました。

まず、サラ扮するメレディスの堅物さにイライラ。

メレディスにイジワルなエヴェレットの家族にイライライラ。

メレディスをかばってあげないエヴェレットにイライライライラ!!!

エヴェレットはですね、「メレディスを愛してないもんね」オーラが
思いっきり出てます!

分かり易すぎるってば!!

もーね、途中からメレディスにはイラつかなくなりましたよ。

だって、エヴェレットの家族はホントに感じ悪くて、
だんだんメレディスが可哀相になっちゃったんだもの……。

私だったら、最初の2時間ぐらいで、
「お前らみんな、肥溜めにハマッちまえー!」って
泣きながら逃げ出しますよ。

しかしメレディスはナゼ、
妹のジュリーを呼んでしまったのだろう?

あれは失策でしょー。

あんなキレイで性格もイイ妹、
私だったらゼッタイ呼ばないっスよ。

妹が人気を集めちゃうのが目に見えてますって。

さてさて、ストーリーの後半では胸が熱くなる場面も
ありましたが、エンディングは、「なんだかなー」って
阿藤海風に呟いちゃいました。

まあ、それぞれが自分らしい本当の幸せを見つけたって
ことなんでしょうけど……。

ところでサラ・ジェシカ・パーカーは、『SATC』のキャリーに
見えてしまうんじゃないかと思っていたのですが、
キャリーとは180度違う女性にバッチリ扮してましたね。

流石!!!

女性に人気のサラ・ジェシカ・パーカーが主演ということで、
女同士で観たらイイかもしれませんねー。

そうすれば、イラついてもああだこうだ言い合って
スッキリするだろうし、エンディングにはみんなで
阿藤海風に「なんだかなー」って言えるし……。

幸せのポートレート
20世紀フォックス・ホーム・
エンターテイメント・ジャパン
このアイテムの詳細を見る

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ 次ページ »