DAILY DESIGN.

      

SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

2013-04-23 | Gadget

一昔前まではレンズメーカーSigmaの事を思い浮かべると、
昔フィルムカメラを買った時についてきた安~いレンズのイメージしかありませんでした。

しかし、以前購入した50mm F1.4 EX DG HSMあたりからその考えは変化してきたんですが、
さらに最近のSigmaのブランディング変革を期に、そんな考えは消え失せていました。
そしてグローバルビジョンサイトで記されてるコンセプトや製造過程等を眺めていると、
愚直なまでに真摯にカメラの事を考えているメーカーだな、と考えを180度転換?洗脳?されるまでに(笑)

と言う事で(?)Sigmaさん入魂のレンズ「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」です。
※本当は今年の始めに買ったんだけど、そろそろ遅ーいレビューです。



このレンズの事を書く前にSigmaの事についてちょっとだけ。
上述のようにSigmaはブランドイメージ変革を進めています。
その中でレンズラインナップを3つのプロダクトラインへと集約させました。

「C (Contemporary) Line」
幅広い撮影シーンに対応するハイパフォーマンス・ライン

「A (Art) Line」
あらゆる設計要素を最高の光学性能と豊かな表現力に集中して開発。
高水準の芸術的表現を叶えるアーティスティック・ライン

「S (Sports) Line」
高度な光学性能と表現力はそのままに、撮影者の意図にダイレクトに応え、
高い運動性能を発揮するスポーティ・ライン

今回入手した「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」は、その中で「A Line」に属するレンズです。
さくっとした感じでは、このレンズ「A Line」の名に恥じない作りと性能です。
写りは他のブログで散々書かれてるので、こちらではデザイン視点から書きます。


「A」のマークがArtレンズの証!


レンズのデザインとしてはCanonやNikon等の道具的デザインというよりも、
都会的でとてもクールなデザインです。
どちらかというと黒物系の家電やオーディオ機器といった佇まいでしょうか。

これには理由があって、デザインは何と岩崎一郎氏が担当との事!
岩崎さんは元SONY出身の方で、以前当ブログでも紹介したMutechシリーズは、
出た当時は非常に話題にあがったプロダクトでした。

そんな岩崎さんが手がけたレンズは例にもれず素晴らしいのひと言。
カメラレンズではあまり見られない質感の差し分け方やディテールの細かさ、
さらには文字の入れ方やカメラのキャップ(フロント・リア共に)なんかも、
とにかく細かい所まで非常に美しくデザインされています。

…と非常に美しいんですが、道具的観点から見ると少しガシガシは使いにくい気もしたり。

やはりカメラは飾っておくものではなく撮影用のツールなので、
少し位傷がついても気にならないような存在である必要もある気がしました。


僕がこのレンズを使っていて傷が付いたらヘコみそうですもん(笑)
しかし持っていても美しく、使っても美しい写真の撮れるこのレンズは、
これから長い付き合いになる事、間違いなしです。

SIGMA GLOBAL VISION



Amazon SIGMA 35mm F1.4 DG HSM
少し値段は下がったかな…?

以下、未熟な腕ですが少しでも参考になれば~











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