日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

辛い別れ

2010-04-10 19:42:38 | Weblog
うう。

来週から、グループホームの場所を代わってくれと、いきなり転勤。
といっても、同じ建屋の二階のファクターに移るだけなのですが。

せっかく仲良しになれた、お婆さん方とお別れしました。

レクリエーションで、「別れの一本杉」、「悲しい酒」、「君恋し」、「東京ラブソティー」などの昭和歌謡を歌ってみんなで盛り上がったあと、「若いのに、よく知ってるね!」と嬉しい感想をもらいました。自分の無駄に広い歌の趣味が、こんなところで生きてくるとは(笑)

「お兄さん、他にも何かやってよ!」

というので、ジョードロッパーズで憶えた手品を3つやると、職員も含めてびっくりしていました。

だまって家に帰るつもりでしたが、お年寄りのみなさんお友達を集めて、さよならを言いに来てくれました。

俗に、「介護の魅力に取り付かれた」という人は多いのですが、たぶんこういうことだと思いました。

人の役に立つ仕事、人に「ありがとう」と感謝される仕事。

誰もが、最大限に自分の利益を獲得しようとする今の時代、そういう仕事は他にないと思います。

そして、古い日本の婦人ほど、素晴らしい気品が残っています。

僕の理想とする女性は、この場所にいました。でも、年の差が離れすぎていました(笑)

つーか、自分は個人では競争社会大好き人間のはずなのに、40代の働き盛りで稼ぎ盛りなのに、こういうところにハマってしまっていいのでしょうか?