日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

100年に一度の危機ではない!

2009-02-02 22:25:34 | Weblog
ふらふらさんからの情報ですが、ドルの通貨供給量が洒落にならない状態になっています(笑)

http://blog.honeyee.com/ttakashiro/archives/2009/01/12/

アメリカは2008年の終わり3か月で、なんと200年分のお金を印刷しているようで、これは100年に一度の危機というよりは、世界史上最大の経済危機であるということでしょう。

一方日本で注目するべきは、この記事↓

■「政府紙幣」導入論が浮上=副作用指摘する声も-政府・与党
http://charge.biz.yahoo.co.jp/vip/news/jij/090202/090202_mbiz088.html

 政府が日銀に代わって紙幣を発行する「政府紙幣」の導入論が浮上してきた。政府紙幣を発行すれば財源を気にせず景気対策が実行できるため、推進派は「先進国で最初の不況脱却を掲げる麻生政権の切り札になる」と主張。一方で、通貨価値の下落を通じ、物価が上昇するインフレや円安を招く「副作用」を指摘する声もある。麻生太郎首相は2日夜、「今のところそういう段階ではない」と語り、導入に消極的な見解を示した。
 政府紙幣は日銀が発行する通常の紙幣と違い、政府自身が発行する「第二の紙幣」で、社会保障や失業対策に充てる案が浮上している。元財務官僚の高橋洋一東洋大教授が25兆円規模の発行を提唱、自民党の菅義偉選対副委員長が1日のテレビ番組で「非常に興味がある」と発言したことから導入論議が盛り上がりつつある。
 政府の判断で機動的に発行できる半面、際限なく発行すれば円の価値が目減りする危険性もある。高橋教授は「劇薬」と断った上で「100年に一度の経済危機には異例の対応が必要。物価上昇率が一定水準に達した時点で発行を止めれば問題ない」と主張、世界的に強まるデフレ懸念の払しょくにも効果があると説明する。  (時事通信)


(引用終わり)

次回の日本経済復活の会の講師は、上の記事に出てくる高橋洋一さんだそうですが、どうやら、あの場を中心に地球が回っているようです(笑)

デフレもインフレも嫌だというなら一体どういう経済が望みなのか、国民も自らはっきり認識しなければならないのですが、1~4%程度のマイルドインフレーションならまったく問題ないでしょう。

自民が本気でこれをやろうとするなら、僕も麻生支持に回るかも知れませんね。