ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

NEKOのブログです。最近は更新が滞りがちですが気長にお付き合いくださいませ

恒河沙 IN 上信電鉄~板橋克己 画廊列車 後編

2010-10-17 20:38:51 | 同人活動
さて、ふたたび999号が動き出す。

軌道も次第に急勾配になっていく。
妙義荒船山系に入ってきた証拠だ。

高崎から小一時間で、こんな旅情が味わえるのだから
上信電鉄、あなどりがたし(byドメル将軍)である。


さて、下仁田に到着。
上信電鉄の終着駅だ。



停車時間は45分。

ずいぶん鄙びた所だ。
空気も美味しい。
日頃のストレスやら、仕事疲れが吹き飛んでしまう感じだ。



ふらりと町の中を一回りしてみる。
しかし、何もない。
普通の商店の横にこんなものがあることを除いては・・・。



「ここは、やはり終着点、惑星大アンドロメダ・・・・。
 いや、惑星メーテルなのか・・・。」

ふと、現実感が乏しくなる。

風情のある下仁田の駅前も、時ならぬ「こすぷれのお嬢さん」に彩られる。
面白いなぁ・・・・。



さて、帰路である。
999号もエンブレムを前後に付け替えだ。



帰りの車内は、板橋先生の生原画が当たる抽選大会でひとしきり
盛り上がる。

クジ運の悪い小生は、無論カスリもしない。
残念。

そうこうしている間に高崎に着く。

長いようで短かった旅も、終わりだ。

かわいいミーくんに見送られ、帰路に着く。
ちょっとぐっときた・・・。



今日は、板橋先生を始めとする、スタッフの方々
上信電鉄の方々、
あと小生にお付き合い下さいました皆様、
新型デスラー艦をわざわざお持ちくださったB様、
どうもありがとうございました。

そして、おつかれさまでした。


ところで、これが今日の漁果だ。
当分は楽しめそうである(ウヒヒヒ)。


恒河沙 IN 上信電鉄~板橋克己 画廊列車 前編

2010-10-17 20:13:38 | 同人活動
「鉄郎、999号に乗りなさい・・・。」

と、メーテルの声が聞こえた訳ではないが、
今日は上信電鉄の999号に乗りに行った。

というのは、かの有名なメカニックデザイナー・
板橋克己先生の個展を
走る999号の中でやってしまおうというのだから、
まずその企画力に恐れ入る。

行く先も、アンドロメダ終着駅ならぬ、蒟蒻と葱の故郷・下仁田。
深まる秋の渓谷美も味わえて、一石三鳥という作戦だ。


出発の地は、メガロポリス・高崎。
出発時刻は9時57分。


前日まで仕事でへろへろだった小生は、
早起き出来ず、軟弱に大宮から新幹線で
一路上州路・高崎を目指す。

定刻の約40分前に到着。

すでに機械の身体を求めに旅立とうとしている
ご同類が、何人か集まっている。





その時もおり、ちょうど横の線路を
D51型が通り過ぎていく。

ムード満点だ。

いま、万感の思いを込めて汽笛が鳴る・・・。

城達也のナレーションを心の中で反芻する。



暫くすると、999号が入線してくる。
なんともオタ心をくすぐる、ラッピングだ。









メーテルの指さす先には「画廊列車」の文字が・・・。



メーテルが、こんなところにも。





さて、目指す画廊列車の中はこんな感じ。



窓に、上手く板橋先生の作品を掲示してある。



しかし、この上信電鉄、結構タテ揺れが強烈で
展示作品が時折剥がれたりして、銀河鉄道保守チームが
コスモ両面テープで補修していたのが微笑ましかった。

さて30分もすると、中間地点のバラン星ならぬ、
上州富岡駅に着く。

「次の停車駅は、上州富岡~、上州富岡~
 停車時間は3時間~」」


ちょうど土地のお祭りをやっており、ときならぬ
「メカの大先生」と
メディアで有名な「こすぷれのお嬢さん」の到来に
写メ狙いの方々の波で、ちょっち大変な事に!




駅前では、999号特製エコバッグの配布やら、物販やら、
板橋先生のサイン会やらで大盛況。




小生は、一通り廻った後
お知り合いの御仁らと、お食事に繰り出す。

食事の後、まだ小一時間余裕があったので
「突発企画・世界遺産の富岡製糸工場に
 ピンポンダッシュ!」
に向かう。

ちょっとした観光気分も味わえた・・・。



<後編に続く>