ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

NEKOのブログです。最近は更新が滞りがちですが気長にお付き合いくださいませ

新作執筆日記「次はどうする?」 第二話 道楽者を撃て!

2009-08-26 02:05:00 | 制作日記
描きたいこと!のキーワード
「東映まんがまつり、飛び出す宇宙戦士バルディオス」
または
「究極合身インド魔術ロボバルディオス」・・・・
はたまた
「チビ」
「残酷魔女アフロディア」・・・・



NEKOもついに、頭がイカレテしまったか!
てな印象ですね。

ただ、新約バルディオス アフロディア編3部作
を描いていて、もちろん楽しかった部分も多かったのですが
つらかった事がいくつかありました。

その反動の現れで、冒頭のような
奇妙奇天烈な言葉を吐いているのであることを
想像していただければと思います。

その、つらかったこととは・・・。

お話自体が悲劇に向かって収斂していく。
なので、キャラクターが死に、物語が崩れていく、
というところでしょうか。

一昔前の巨大ロボット物アニメのパターンとして

敵の怪ロボット攻撃
ピンチ
正義の巨大ロボットの反撃
勝利

というルーチンワークを延々続けて
ラスト前になると、ルーチンワークが崩れて
お話が盛り上がって大団円、
というパターンが典型かと思われます。

TV版「宇宙戦士バルディオス」では
ルーチンワークを延々続けて、そのルーチンが崩れる
直前で打ち切りになってしまいました。

今回、漫画作品化でその崩れたルーチンワークの部分に
フォーカスしてお話を作ったのです。

そこでのつのってくる想い。

非ルーチンを描いていると
ルーティンワークのお話が恋しくなる。

ルーチンのお話なんだけど、ヒタヒタと終局の
足音が聞こえる・・・・。

そんな雰囲気のお話。

この作品は、大団円の部分はすっぽり制作されていませんが
その大団円に至る直前の、緊張感をはらんだルーティンワーク・・・。
そんなものが、ない・・・。

そうなのであれば・・・・。