ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

NEKOのブログです。最近は更新が滞りがちですが気長にお付き合いくださいませ

エッチ

2008-09-05 23:41:32 | 日々雑感
バカな趣味のお話を。
拙ブログの作者フォトに使っている怪獣の画像、

これは実は正規のものじゃなく、パチ怪獣といわれているやつです。
関西方面で「偽物」を表す言葉・「パチモン」に「怪獣」をくっつけた言葉で
要は偽物怪獣という奴です。

小生が子供の折、よく駄菓子屋で売っていた怪獣プロマイドの
非正規版権版がそれです。

どこかの得体の知れない会社が、子供をだまくらかして
金を巻上げようとした、まあ、いかがわしい商品ですね。

この、本当にどうでもいい様な商品も
今は静かなブームだそうで、いい年こいた大人の人が
真面目に発掘・体系化をなさっているそうで
それはもう、「パチ怪獣道」みたいな世界があるそうな・・・。

私はそこまでディープではありませんが、
パチ怪獣のキテレツさを、ちょっとだけご紹介しましょう。

大概はウルトラマンなどの怪獣の写真を適当にレタッチして
でっちあげた、言わば「お郷の知れた」怪獣が主流です。
製作が簡単なのと、子供が間違えてくれやすい、
と思ったのでしょうかね。

でも、子供もそれほどアホではありませんので
「あ~、これ偽せもんや!」とすぐ看過しましたけどね。

そのうち、素材となる怪獣が枯渇してきて
なおかつ絵師さんが、創作上の自己主張を始めだすと
なんとも奇妙奇天烈な怪獣が登場しはじめます。

「なんぼなんでも、こんなやつおらんやろ!」
と思いっきり突っ込まれるような怪獣です。

その中でも、極北と呼ばれるのが
この怪獣でしょう。



水素獣エッチ・・・。


子供のころ、こんな変な物体見せられたら
精神の発育に問題をきたしそうな感じです。
足の格好も、なーんかイヤですね。

エッチというからには、色っぽい怪獣かと思えば
水素獣というからには、水素の元素記号のHなんでしょうか。

身長がばかデカイ割には体重が軽いのは
一番軽い元素・水素で出来ているからでしょうか・・・。
そう考えると、結構ハードな設定だったりして。

こんな、まともな感覚の持ち主なら相手にしないような
こんなバカ怪獣が結構人気らしくて、フィギュアも発売されているそうです。

http://bonso.sblo.jp/article/4586507.html

なんと、Tシャツも!

http://6809.teacup.com/daiz/shop/01_01_03/DAIZ_ORIGINAL_T003/

ファンの方からすると、この不気味面も限りなく愛らしいのかも。
あと、なんとこの水素獣が登場する映画まであるとか?

子供のころこのエッチと出会って、人生観変わった人が
結構いるみたいです。