ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

NEKOのブログです。最近は更新が滞りがちですが気長にお付き合いくださいませ

長編マンガ執筆中!第十四話「下書き執筆隊に死を・前編」

2008-03-11 00:48:33 | 制作日記
・日々雑感
花粉症が酷くなってきましたねぇ。
だんだんと暖かくなってくるのは良いのですけどね。

じっくりじっくり先延ばしで読んでいた山田正紀先生の「機神兵団」
(中公新書版)もついに7巻まで来てしまった。
あと3巻しかない・・・。

あと、物語の最大の山場も、ついに来てしまった。

・・・・
機神兵団、壱号機「雷神」の輜重特務兵・福本一等兵が
「雷神」のパイロットで、性別不明の美しい若者・白蘭花に
「雷神」を届ける任務の途中で戦死。

普段は何事があっても感情を表にださない白蘭花が、
泣きながら福本一等兵の体を揺さぶる。
福本が力を振り絞った最後の言葉
「なあ、白蘭花よ、・・・・・
 最後まで気になって仕方がねえんだよ。
 お前、男なのか、女なのか・・・」

白蘭花はためらわずに上着を脱ぎ、シャツの胸をはだける・・・。

作品のリリース後、幾多の描き手さんが描かれたと思われる名場面ですが
やはり活字で追うとイマジネーションが広がりますねぇ。
ネット上でも、こんな描き手さんを発見。
http://d.hatena.ne.jp/kyokoharano/20050706#1120601664


名場面だなぁ。
ああ~、終に読んでしまったか~、という感じです。
活字中毒の小生としましては、「一頁でも早く、早く」
と先に進みたい感情と
「まだ、読みたくない、まだ先にとって置きたい!」という感情が
いつも相克してしまうんですよね。

長編を読み進めている時の、夢見ごこちのような楽しさと
もうすぐ終わってしまうという、切なさ・・・。
ずうっといつまでも、終わることのない
活字の世界に浸れたら、どんなにいいだろう、
とふと思ったりしてしまいます。
(これって図らずも、
「うる星やつら!2ビューティフル・ドリーマー」
 のテーマと同じですね!)

・制作日誌
着々と下描きを進行中。
亀の歩みのようにのろいですが、前に向かって
着々と進んでいます(筈)。

桜の花が咲くころには・・・、ペン入れをはじめたいなぁ・・・。
無理かなぁ。