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スクープ連発ー なぜ『赤旗』だけが / 「原点」 山下よしき "共産党なったらいかん"を乗り越え

2011-09-02 | 日本共産党 基礎知識・PR MOVIE
  スクープ連発ーーなぜ『赤旗』だけが


「なぜ赤旗ばかりがスクープを飛ばすのか」。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの日本版(ネット版)が2011年7月20日(水)、こんなタイトルのコラムを掲載しました。

コラムの筆者は「特に政党支持を持たない」という金井啓子・近畿大学文芸学部准教授(ジャーナリズム論)。
金井氏は「やらせメール」事件や資源エネルギー庁の言論監視問題など本紙のスクープ報道にふれ、「権力の監視」はジャーナリズムの「最大の責務」だと強調。
九州電力に「やらせメール」依頼の事実を否定された記者が矛を収めるなど、「大手メディアの劣化が著しい」と指摘しています。

内部告発がなぜ「赤旗」に寄せられたのかについては、「赤旗の報道振りを目にし、『この新聞ならば報じてくれるのでは』という期待が高かった可能性もある」との見方を示しています。

金井氏は、「やらせメールの依頼という重大なニュースを当初は赤旗のみが報じていたという事実だけは残る」と指摘。
他のメディアが「赤旗」の先行報道に何も触れずに淡々と報じていることについて、あたかも自分たちは最初からそのニュースの価値を評価していたかのように報道する、というのはどうにも腑に落ちない」と批判しています。

同氏は、隠蔽ネタが尽きない原発問題について、他のマスコミも権力に遠慮せず「鮮やかなスクープを放ってほしい」と注文をつけています。




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 原点 山下よしき 


 私は両親が共働きをしておりまして、学校から帰ってきたら祖母に面倒をみてもらった、「おばあちゃん子」でした。

 そのおばあちゃんが、私にたいして、いつも口癖のように教えてくれたことが2つあります。

 1つは、「人の役に立つ人間になれ」。もう1つは、「共産党にはなったらいかん」という教えです。

 この教えは、幼い私の頭にしみ通り、人生を大きく左右したといまでも思っています。共産党は身近にはなかったのですが、人の役に立つ人間にどうしたらなれるのかずっと考えてきました。

 高校時代もそれが大きなテーマでしたが、答えは出ませんでした。ただ、鳥取大学に入るとき、人の役に立つ人間になる生き方、それがどういう生き方かを知るためには、いろんなことをやってみればいいじゃないか。何でも挑戦してみようという目標を持ちました。

 大学に入ると、入学式の当日、先輩がクラスにやってきて、自治会のクラス委員を「だれかやりませんか」とよびかけられました。しかし、だれもやり手がない。「なんでもやってみないとダメだろう」という決意がありましたので、「私やりましょう」と手をあげたんです。

 そうするとその日の夕方、「ちょっと、ちょっと」ということで、クラスにきた先輩が私を誘いました。下宿に連れていって、「君は民青同盟知ってるか」、こう言うんですね。ぼくは全然知りませんでしたが、私と一緒に役員を引き受けたもう1人の彼が「知ってます、共産党の導きを受けるところでしょ」と、こう言うんです。

 それを聞いて私は「おっと! これは共産党の組織か」とパニック!「おばあちゃんからくれぐれも共産党に近寄るなと言われていますから。どうも、さようなら」ということで逃げてかえりました。

 その後も民青に入らないかというお誘いは3回くらい断りましたが、自治会のクラス委員は自分で手をあげてなったわけですから、これは責任を果たさないといけませんので、いろいろやりました。

 自治会のクラス委員をやるなかで、社会のことをいろいろ勉強するわけです。なんで学費がどんどんどんどん上がるんだろう。軍事費はどんどん増えるなかで、教育予算は減っていく。これは、たしかにおかしい。また、自治会として学内でいろんな要求を実現するための署名などの活動もしますが、これはええこっちゃと納得してがんばりました。

 自治会の活動を通じて、民青や共産党の先輩たちが先頭に立って勉強し、行動している姿が見え、その話にも「間違っていないな」と納得、民青同盟にいっぺん入っていろいろ勉強するのもいいかなと思って1年のときに入りました。

 民青同盟というのは、一口でいって学ぶ組織。当時は週に1回の会議の中で勉強会をしていました。私は自分から質問をしてみようとあれこれ疑問をぶつけたんです。いまでも覚えていますが、「先輩たちは自民党の議員のことを悪く言うけれども、うちの田舎では自民党の議員は『先生』と呼ばれていますよ。『先生』といわれる人に悪い人はいないんじゃないですか」という質問をしました。いまから思うとなんという純朴な質問だと思うんですが、その質問に先輩は、自民党の政治家がやっている汚職や腐敗の実態などの姿を教えてくれたと思います。

 自衛隊についても質問しました。私は香川県善通寺の出身で自衛隊の駐屯地があります。小豆島で災害があったら、ヘリコプターがいつもここから救助に行っている。

 「いいことしてるじゃないか、なんで自衛隊あきませんの?」ここでは、自衛隊が全体としてアメリカ軍とどういう活動をしているのか、憲法との関係など、1つひとつ勉強していきました。

 そのなかで私が共産党に対する思いを変えるようになった一番のきっかけは、戦前の歴史を学んだことです

 戦前の学生がいったいどんな運命をたどったのか。ペンを銃に持ち替えて、天皇の名のもとに戦場にかりだされ、多くの学生たちが帰らなかったわけです。『きけわだつみのこえ』という本のなかに、その無念の思いがずっと書き残されていますが、同世代の学生として胸に響きました。

 なにも学生たちは好きこのんで戦争に行ったわけでない。もっと勉強したかった。学んだことを社会に生かしたかった。「生きて帰る。おれにはまだまだ山ほど人生がある」と書き残してたくさんの人が死んでいった。無念だっただろうな。しかもそれが日本を守る戦争でなく、侵略戦争だったわけですから、たいへんな時代だったのだと思ったのです。

 そしてその侵略戦争に命がけで反対した人たち、先輩たちがいた。それが日本共産党の人たちだったと知ったとき、いろんな弾圧受けたけれどもがんばり通して節を守りぬいた。私はそういう生き方こそ、おばあちゃんが言っていた「人の役に立つ生き方」、信念を貫く生き方だと思いまして「共産党に近づいたらあかん」という教えを乗り越える形で、日本共産党に加わりました。

 いまでも田舎に帰ると仏壇に手を合わせます。線香をあげながら、おばあちゃんに「あなたの教え一つは守りました。一つは乗り越えました」と報告しているんです。


 ■山下芳生国会事務所  〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1 参議院議員会館1123号室 TEL:03-6550-1123 FAX:03-6551-1123
 ■日本共産党 国会議員団近畿ブロック事務所  〒540-0004 大阪府大阪市中央区玉造2-15-7 USビル2階 TEL:06-6764-9111 FAX:06-6764-9115

社会を変える力 ~労働基準、保育、原発、軍事費・・・おかしいことを、おかしいと言う~

2011-08-28 | 日本共産党 基礎知識・PR MOVIE
社会を変える力 おかしいことを おかしいという

 「ちょっと待ってください」
 職員会議が、終わろうとしていたそのとき、小学校で担当をしている智子さん(仮名)は声を上げました。
 「校長先生、懇談の最終日に授業というのは、ちょっと無理ではないでしょうか。午前中で授業を終え、昼からゆっくり懇談したほうが、父母も喜んでくれるのでは・・」
 一瞬、とどまった校長でしたが、
 「わかりました。そうしましょう」
 会議のあと、「よくいってくれましたね。ありがとう」とたくさんの人から声をかけられ、智子さんはうれしくなりました。校長先生も、少しでも授業時間を・・と思うあまりに昼からの1時間を授業にと決めたものの、実のところ迷っていたそうです。

ささいなことだけど
 ほんとうにささいなことですが、智子さんの一言で『動き』ました。
 だれもが、「こうしたほうが・・」と思いながらも、なかなかそれを『声』に出すのは勇気のいることです。「おかしいことを、おかしいと声を上げる」。当たり前のことですが、いま職場で、求められていることは「声を上げる」ことです。労働組合でも民主的な組織や運動は『動き』ます。

勇気はどこから?

 もちろん「おかしいことをおかしい」と感じる『心』が必要ですが、その問題意識はことがらに向かい合う真剣さから生まれてくるのでしょう。そして声を上げるには『勇気』がいりますね。
 その勇気はどこから生まれてくるのでしょう。それは事柄に関する深い認識です。智子さんは、職員会議で切り出すときに正直迷ったといいます。「言い出すべきか」「このままにしておくのか」、二つの心がぶつかりました。そして自分の中で一歩踏出す『決意』を固めました。

 一人の心の葛藤が出発点にあり、それが原動力となって、自分が動き、職場も動く。社会や歴史が動くときもこうした小さな『決意』と『行動』の積み重ねがきっとあるのでしょうね。
 「おかしい」と感じる力を日頃から培い、「おかしい」と感じたら勇気をもって発言し、行動しませんか。波をたて風を吹かせましょう。
 チャップリンがいいました。
 「びくびくさえしなければ、人生ほど面白いものはない」

発展の原動力とは ものごとの発展の原動力はその内部にあります。内部になにがあるのでしょうか。それは『矛盾』です。弁証法の哲学でいう矛盾は「つじつまの合わないこと」とはちがった意味があります

●矛盾が変化・運動をつくる
 私たちが生きる資本主義社会における資本家と労働者の関係も矛盾といいます。この二つは互いになくてはならない関係にありながら同時に、対立・闘争し合っているという関係です。これが矛盾です。この矛盾が原動力となって資本主義社会は動きます。

●心の中にも
 一人ひとりの心の中に、自分を肯定する思いと否定する思いを合わせ持ち葛藤することがあります。これも矛盾です。この矛盾のもとで自分の中に意欲や向上心が芽生え、それが原動力となって人は変わります。自己満足や自己を全面否定することは矛盾ではありません。葛藤がなければ前へは進めませんね。人は自分の中にある矛盾を原動力に成長します。葛藤しながら自分で自分の背中を押し、行動し、体験を積み重ね、より高い質の人間に成長・発達していくのですね。

●社会の矛盾とは
 さて社会発展の原動力について考えましょう。

 発展の原動力は社会そのものの内部にある矛盾です。奴隷制では奴隷主階級と奴隷階級との階級矛盾があり、これを基礎にした階級闘争が原動力となって歴史は動きます。多くの奴隷が逃亡や道具を壊すなどの抵抗をしました。剣闘士であったローマのスパルタクスは、「相手を殺さないと生き残れない。こんなばかなことがあっていいのか!」と立ち上がりました。
数万の奴隷がスパルタクスのもとにあつまり、ローマ軍から武器を奪い大規模な戦闘を展開しましたが、ローマ軍に包囲され敗北しました。しかしこうした闘争が原動力となって、歴史は封建制へと動きました。

 そして封建制では封建領主と農奴の階級矛盾をもとに階級闘争が原動力となって歴史は動いてきました。重い年貢に怒り幾百万の農奴が命をかけ一揆に立ち上がり、自由な経済活動をもとめる都市商工業者も封建領主に対抗します。これが原動力となり資本主義へと進みました

 日本の封建制も1860年代になると、1年で100件をこえる打ち壊しや世直しの一揆が全国的な規模で起こりました。これが倒幕へのエネルギーとなり、『明治維新』へと向かいます。


資本主義社会の階級闘争

 資本主義社会を突き動かす原動力となる階級矛盾は、資本家階級と労働者階級の矛盾です。資本主義は利潤最優先の社会です。資本家階級の支配と搾取攻撃に抵抗しない限り、労働者は人間らしく生きることはできません

 1760年から1820年の産業革命の時代に、イギリスの労働者は長時間労働に怒りをもって立ち上がりました。マルクスが『資本論』で詳しく展開しているように、何十年という長い歴史のなかで、『工場法』により1日の労働時間の制限を一歩また一歩と勝ち取っていきました。資本家は労働者から搾取し蓄積した富の力を持ち、国家権力を握っています。労働者が一人で立ち向かえる相手ではありません。

 でも労働者には『数の力』があります。たたかうためにはこの『数の力』を一つにしなくてはなりません。その『数の力』を団結し労働組合という組織を誕生させました。労働組合に団結しお互いの競争を制限し、ストライキを力に資本家に迫り、賃金引上げをはじめ労働条件の改善のためたたかいました。

 それに対して資本家階級は政府を動かし、1799年団結禁止法をつくり労働組合を弾圧。それでも不屈にたたかいつづけ1824年団結禁止法を撤廃させました。その後労働組合は世界に広がり、日本でも1897年、鉄鋼組合など労働組合が結成されます。

●ILOを知っていますか?。
 国際社会では1919年、ロシア革命の影響のもとで、国際労働機関ILOが組織されました。これは労働組合の粘り強い運動の成果として生まれたもので、労働者と使用者の代表が政府の代表と同等の地位において意思決定に参加する機関です。

 1944年5月10日のフィラデルフィア宣言では、「一部の貧困は、全体の繁栄にとって危険である」など貧困の問題を重視し、福祉の増進をうたっています。2005年、ILO第93回総会で『若者雇用に関する決議』が採択されました。
冒頭に『若者にディーセントワークを実現することは、貧困根絶と持続可能な発展、成長とすべての人々の福祉にとって不可欠の要素である』とのべ雇用の増大だけでなく雇用の質もひとしく重要であると宣言しています。

●みなさん、どうですか
 みなさん。人間らしく誇りをもって働いていますか。自由に職場でものが言えますか。職場に労働組合があり生き生き活動していますか。また、もっとも労働条件の悪い仲間のことを真剣に考えていますか。
 世界の労働者が労働組合の力で歴史を動かし、人間らしく生きるルールをILOの条約として採択し、多くの国で批准されています。8時間労働制など労働時間に関する条約は18本も採択されていますが、日本政府は1本も批准していません。


現代日本の階級矛盾と原動力
 さて、現在の日本の階級矛盾と階級闘争について考えましょう。

 7月号でも戦後のたたかいがジグザグで展開されたことを述べました。

 戦後日本はアメリカに占領され、ポツダム宣言に基づいて一定の民主化が進み、労働組合も多く結成され女性参政権も確立し、国民主権の平和憲法も誕生しました。
 しかし、まもなくアメリカは世界への侵略の軍事拠点として日本を位置付け、労働組合運動を弾圧し、公務員のスト権を剥奪したり、先進的な活動家を職場から追放(レッドパージ・共産党とその支持者の追放)しました。

 一方で侵略戦争を進め、2000万人のアジア人を殺し310万人の日本人の命を奪った戦争犯罪者を政界に復帰させ、財閥も復活させたのです。また憲法9条に違反する警察予備隊(やがて自衛隊に)を組織しました

 1951年9月、サンフランシスコ講和条約と同じ日に強引に調印させられた日米安全保障条約のもとで米軍の日本での駐留を認めさせたのです。

 1960年に改定された日米安全保障条約では、軍事的な内容に加えて経済的協力が義務付けられたのです。今問題の原発や石油などが押し付けられ、エネルギーの自給率は4%に、大量の農産物を買わされ食料の自給率は40%という、とうてい独立国とはいえない現状です。さらに密約により核兵器が持ち込まれ、危険な核軍事同盟となっています。

< 一握りの財界とアメリカの利益を優先する政治・経済の日本の社会を、国民の暮らしと労働を守る【ルールある社会】に、またアジアと世界の平和に役立つ日本に変えるたたかいが求められています。>


●安保体制はおかしい
 歴史を動かす力、それは私たちの行動です。

 日米安保体制のもとで、おかしいことがいっぱいです。年間5兆円の軍事費(実際は10兆円近い)、グアム島の米軍基地への移転の費用7000億円の国民負担、米兵のための住宅として、一戸8000万円の家を3500戸も国民の税金でつくるなんて!4000億円の費用があれば保育所がいっぱいつくれ、待機児童4万人は一挙に保育所に入れます。

 アメリカから押しつけられた無駄な公共事業に毎年何十兆円もの予算がそがれる一方、社会保障の切り捨てが強行されました。

●おかしいことはおかしい
 「おかしいことをおかしい」という声をいまこそ上げましょう。

 日本の労働時間(2006年)は年2003時間。独1538時間、仏1537時間、英1837時間。なんと日本はドイツやフランスと比べ年間500時間も長いのです。1年で2ヵ月も長く働いているのです。家族や友人と楽しく過ごす時間を、そして学習とたたかいの時間を奪われています。

 最低賃金も時給730円(2010年度全国平均)、独1.544円、仏1.267円、英1.103円。非正規労働者の割合は日本37・8%、独14・7%、仏14・2%、です。つまり非正規の低賃金労働者が何千万人もいるこの国の現状を、みなさん!なんとしても変えましょう。

 保育の現場も、諸外国は保育士一人の担当は子ども5人、多くても8人。日本では4歳以上は30人という基準です。大学の学費も諸外国は無料か安いのに、日本は82万円から130万円です。ほんとうにおかしい社会ですね。

 でも勇気ある『声』が上がり始めています。九州電力の【やらせメール】が、日本共産党のしんぶん『赤旗』への内部告発で明らかになり、原子力安全・保安院による【やらせ説明会】、佐賀県知事の【やらせ】と、つぎつぎに真実が暴露されています。
 歴史を動かす時代の到来を感じますね。

 みなさん!『声』をあげましょう。

あなたと学ぶ日本共産党  疑問・質問 ―党名変えたらもっと支持が広がるのでは? / 大阪の高い国保料 

2011-06-27 | 日本共産党 基礎知識・PR MOVIE
日本共産党への疑問・質問に答えます 
 ― 党名を変えたらもっと支持が広がるのでは?    月間学習 2008 1 №568
 
 <問い> 
 『共産党』というと、どうしても昔のソ連のようなイメージがあります。党の名前を変えたら、もっと支持が広がるのではないですか?。

 <答え>
 私たちが、『共産党』と名乗っているのは、資本主義の枠内にとどまらない、もっと先の社会をめざしているからです。どんな党なのか、どんな政治、社会にしていくのかを正面から訴え、知ってもらうことが、支持を広げる大道だと思います。

 日本共産党は、資本主義という制度が未来永劫続くとは考えていません。日本共産党綱領は、世界の資本主義の状況について、『広範な人民諸階級の状態の悪化、貧富の格差の拡大、くりかえす不況と大量失業、国境を越えた金融投機の横行、環境条件の地球規模での破壊、植民地支配の負の遺産の重大さ、アジア・中東・アフリカ・ラテンアメリカの多くの国々での貧困の拡大(南北問題)』などの矛盾があふれていることを指摘しています。人間の命の重さをかえりみず、もうけ第一主義で、利潤さえあがればいいという資本主義のままでは、人類の生存は保障されません。



●人類には豊かな未来がある

 資本主義を乗り越えた未来の社会とは、『国家権力そのものが不必要になる社会、人間による人間の搾取もなく、抑圧も戦争もない、真に平等で自由な人間関係からなる共同社会』(綱領)― 社会主義・共産主義の社会です。人間の歴史は、けっして資本主義で終わりではありません。もっと豊かな未来があります。『共産党』という名前には、そうした未来をめざしたロマンが込められています。

 『共産党』と聞いて旧ソ連をイメージする方にぜひ知ってほしいのは、ソ連の『社会主義』『共産主義』の看板はニセモノだったということです。社会主義・共産主義とは無縁のものでした。

 ソ連は、対外的には、他国を自分たちのいいなりにしようと、軍隊まで出して侵略する行為を何回も繰り返した覇権主義の国でした。国内的には、強制的、強権的な『国有化』や『集団化』をすすめ、多くの国民を抑圧、弾圧する官僚主義・専制主義の国でした。これらは、社会主義とは、相いれないものです。日本共産党は、ソ連の誤りを根本的に批判してきた歴史をもっており、綱領でも、『旧ソ連の誤りは、絶対に再現させてはならない』と明確に定めています。


●旧ソ連は社会主義とはいえない

 いま中南米で左翼政権が広がっています。1999年に発足したベネズエラのチャべス政権。それから、ブラジル・アルゼンチン・ボリビア・ニカラグアなど、左翼政権が次々誕生しています。南米では、1990年代に、利潤第一主義の資本主義、アメリカ流の『新自由主義』政策のもとで、格差、不平等の拡大など社会、経済の矛盾が大きくなりました。その状況を変えて、国民が主人公の社会にしようという動きが、選挙で左翼政権を生み出す力になっています。

 中南米の左翼政権は、すぐ社会主義にするとは言ってませんが、ベネズエラ・ブラジル・ボリビアなどでは、『どうやって社会主義をつくるか』が真剣な議論になっています。特徴的なのは、旧ソ連は『社会主義』とはいえないとして、『モデル』視することを否定し、各国の実情に見合った独自の社会主義を検討していることです。人民が主人公であることを貫く、選挙を通じて政治を進めることでも共通しています。
 ”社会主義・共産主義といったらソ連”というような見方は、世界では、時代遅れになりつつあります。


●ロマンと不屈の伝統が込められた党名

 日本共産党は、1922年に党をつくってから89年になります。戦前の天皇絶対の暗黒の時代に、主権在民・民主主義の政治の実現、侵略戦争反対の旗を堂々と掲げました。そのために激しい弾圧にあい、命を奪われたり、長期の獄中闘争を余儀なくされた人もいましたが、党は、旗を降ろすことなく、不屈にたたかいぬきました。
 戦後も、アメリカや旧ソ連など、どんな大国にもきっぱりとものを言い、旧ソ連や中国の毛沢東派による干渉もはねのけ、北朝鮮の無法行為も断固として批判してきました。日本共産党という名前には、平和・民主主義・自主独立の党として不屈に活動してきた歴史が込められています。
 未来へのロマンと不屈の伝統が込められた日本共産党という党名を、誇りと自信をもって掲げ、支持を広げていきます。応援よろしくお願いします。





 ― 政党助成金を受け取って国民のためにつかったら?

 <問い>
 日本共産党が、政党助成金を『憲法違反』と批判するのもわかりますが、共産党が受け取らない分の政党助成金が他党に山分けされているのは、がまんなりません。いったん受け取って国民のために使うというわけにはいきませんか?


<答え>
 くやしい気持ちは私たちも同じですが、もしも受け取ったら、『共産党よ、お前もか!』といわれるでしょう。『政治と金』の問題で筋を通す日本共産党の信用がガタ落ちしてしまいます。
 ここは、『受け取って・・・・・使ったら?』ではなく、『政党助成金をなくして国民のために使ったら?』と考えてみてください。政党助成金として各党にばらまいている税金は、年間約320億円にもなります。たとえば、政府は2007年度の生活保護予算で母子加算の段階的廃止(60億円)という無慈悲なことまで強行していますが、政党助成金を廃止して回すだけで、十二分におつりがきます。教育分野でいえば、国立大学を法人化して以降の3年間で、国立大学の運営交付金を併せて371億円削減していますが、これも、政党助成金分を回すだけで、すぐ回復できます。
 もともと、どの党を支持するか、しないか、どの党に寄付するか、しないかは、国民の自由です。政党にたいする個人寄付は、主権者国民としての参政権行使の一形態です。それを、国があれこれ強制するなど、許されないことです。お年寄りから赤ちゃんまで一人当たり250円と決めて、強制的に集めている税金から政党に渡す仕組みは、まさに憲法違反であり、やめさせるしかありません。
 

●政党の堕落・腐敗をもたらす

 憲法違反の政党助成金は、政党の堕落・腐敗をもたらすという点でも重大です。
 政党助成金制度は、『政治改革の一環』という名目で導入されましたが、政党・政治家をめぐる金権・腐敗事件は後を絶ちません。何の苦労もせずに国庫から巨額の補助金=政党助成金をもらって恥じない姿勢が、金権、腐敗への感覚マヒをもたらしています。ですから、選挙での買収資金に政党助成金を使う事件まで相次いで起きているのです。(98年に防衛庁汚職で逮捕された中島洋次郎・自民党衆院議員[当時]、2003年に逮捕された新井正則・自民党衆院議員[当時])。
 自民党の場合、政党助成金制度ができる前の1990年代前半には、党費収入だけで82億円(91年)のときもあり(参院比例候補に党員獲得を競わせた)、政党助成金導入の前年(94年)には党費収入約42億円、個人献金約3億円となっていました。(収入に占める比率は合わせて35・2%)。しかし、2000年代には、党費収入が3分の1くらいに減っています。自民党の党費は、企業や業界団体が実質的に立て替えている場合もあるので単純ではありませんが、その大幅減少は、国民からますます縁遠い党になり、支持基盤が崩れていることを示しています。
 民主党は、自民党以上に政党助成金にどっぷりつかった財政運営になっています。民主党の収入の84%は政党助成金でまかなっており(2008年1月現在)『民主党の宣伝カーが走っていたら、4つの車輪のうち3つ以上が政党助成金だと思え』といわれるほどです。民主党は、『官から民へ』と、『構造改革』の推進を主張してきましたが、政党みずからおこなうべき努力を放棄し、財政的には『国営政党』『官頼みの政党』になっています。


●国民の信頼があってこそ

 日本共産党は、こういう政党になってはならないと考えています。日本共産党に寄付をする人の多くは、政治をよくするために、苦しいやりくりの中から出してくださっています。その思いをしっかりうけとめ、国民の苦しみ、悩みを自分の痛みとして感じながら活動するなら、政党助成金山分け政党の仲間に入ることはできません。万が一にもそんなことをしたら、草の根での国民とのつながりが弱まり、根なし草のような政党になってしまいます。
 政党助成金を受け取っていない日本共産党には、中央委員会だけで個人寄付が年間約10億円ほど寄せられ、全国の都道府県・地区委員会への個人寄付も合計すれば約100億円になります。これは、国民の信頼があってこそのものです。政党助成金を受け取って国民の信頼を傷つけるようなことをしたら、財政的にも大きなマイナスになってしまいます。
 全国革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす全国の会)の代表世話人(07年10月)は、日本の民主主義にかかわる重大問題として、小選挙区制と政党助成金を廃止するために、広く国民によびかけていこうと確認しました。政党助成金の害悪を広く訴え、国民的な運動で廃止に追い込んでいきましょう。




 ― 日本が外国から攻められたらどうする?

 <問い>
 日本共産党は、自衛隊を憲法違反だといいますが、万一外国が攻めてきたとき、どうやって日本を守るつもりなのですか?

 
 <答え>

 現実にはほとんどあり得ないことですが、万一、日本が攻められたら、可能なあらゆる手段を駆使して、日本の国土、国民を守ります。『可能なあらゆる手段』には自衛隊も含みますが、侵略をやめさせるには、国民的な抵抗運動や国際世論による包囲など、非軍事の多種多様なとりくみが大事です。

 
現実の危険は『攻めていく』こと

 ただ、こういう議論は、冷静におこなう必要があります。いま、日本が戦争をしかけられて攻め込まれるような現実的危険はありません。むしろ心配しなければならないのは、『日本が外国に攻めていったら・・・・』ということです。これは、現実的な危険です。
 実際、自公政権は、アメリカのイラク侵略戦争を支持し、自衛隊を多国籍軍に入れて、米軍の作戦行動の手助けをしています。アフガニスタンでも米軍は空爆を続けており、テロ特措法の期限が切れるまで、海上自衛隊が『戦火に油を注ぐ』役割を果たしてきました。アメリカは、これだけでは満足せず、憲法を変えてでも、自衛隊が米軍と一緒に海外で戦争をできるようにしろと求めてきています。自民党はそれに従って、憲法9条を変えて、日本を再び『海外で戦争をする国』にしようとしています。
 『日本が攻められたら・・・・』という心配は、日本が平和であってほしいという願いと一体のものだと思います。その思いを集めて、自衛隊の海外派兵や憲法改悪の危険な動きに、ストップをかけましょう。そして、攻められることのない日本にしていきましょう。
 そのために大事なことは、日米軍事同盟の強化でも自衛隊増強でもなく、日本国憲法の平和原則にもとづく国つくりであり、平和外交です。― 絶対に戦争を起こしません。脅したり、武力行使もしません。どんなもめ事も、話し合いで解決します。平和の国際ルールを守り、発展させます。― この立場を日本が貫いて、世界的に信用される国になれば、どの国であろうと、日本を攻める理由も口実もありません。


 
平和外交を安全保障の中心に

 憲法9条にもとづく平和外交こそ、”最大の防御”です。平和的、理性的に問題を解決していく外交を、国の安全保障の中心にすえなければなりません。

 日本共産党は、党の綱領で、『国の独立・安全保障・外交の分野』で必要な改革として、まず、日米安保条約を廃棄してアメリカと『対等平等の立場にもとづく日米友好条約を結ぶ』ことをあげています。これによって、アメリカによる主権侵害をなくし、主権を回復します。
『主権回復後の日本は、いかなる軍事同盟にも参加せず、すべての国と友好関係を結ぶ平和・中立・非同盟の道を進み、非同盟諸国会議に参加』します。とくにアジアとの関係では、侵略戦争と植民地支配の反省を踏まえて、友好・交流を重視し、発展させます。
国連憲章に規定された平和の国際秩序を擁護し、この秩序を侵犯・破壊するいかなる覇権主義的な企てにも反対します。核戦争の防止と核兵器廃絶、テロ根絶に全力でとりくみます。紛争の平和的解決、災害、難民、貧困、飢餓などの人道問題にたいして、非軍事的な手段で国際的支援活動を積極的におこないます。社会制度の異なる諸国の平和共存および異なる価値観をもった諸文明間の対話と共存の関係の確立に力をつくします。

― このような、外交的努力を積み重ねていけば、日本と世界の平和を確かなものにしていくことができます。
 自衛隊についていえば、戦力不保持を明記した憲法9条に反した存在であることは明らかですから、9条の完全実施という段階で、国民合意のもとで自衛隊の解消にすすむと、日本共産党は考えています。国民の多くが『万一のときどうするか・・・・』と不安を感じ、自衛隊の必要性を認めている段階では、9条と矛盾する存在ではあっても、解消することはできません。その間に、もしも急迫不正の主権侵害や大規模災害などがあれば、先にのべたとおり、国民の安全のために自衛隊を活用することになります。
 日本共産党のこの方針について、”自衛隊を憲法違反だといっているのに矛盾しているではないか”といわれることもあります。しかし、この矛盾は、自民党政権が憲法に反して自衛隊を創設・増強してきた現実の反映です。先行する政権から引き継ぐ、避けがたい矛盾を、憲法の完全実施の方向で着実に解決をはかっていくというのが、民主連合政府に参加する日本共産党の立場です。
 もちろん、これは、自衛隊の現状を容認するものではありません。軍事利権に徹底的にメスを入れて、ムダ、腐敗をなくすことはもちろん、海外派兵用の装備や何のための装備なのかわからないようなものを削減すべきです。自衛隊による国民監視活動など論外です。『武装した公務員』であるからこそ、その政治的中立性の確保がいっそう強く求められます。


(おわり)




日本共産党 大阪市議団 市政ニュース     

 生活実態と大きくかけ離れている大阪市の高い国保料 
                          
                           市会議員 ~ てらど 月美さん ~


 1人1万円引き下げよ
 党市議団が修正動議を提案


 5月27日、大阪市会本会議が開かれ、日本共産党大阪市会議員団は、市長提案の2011年度大阪市国民健康保険事業会計補正予算案に対して、国保料を加入者1人につき少なくとも1万円引き下げを実現する修正動議を提案しました。

 国保会計不足分は、全額国庫支出金で
 
 修正動議は、10年度国保会計の不足分を11年度の歳入で補てんする財源257億円(国庫支出金128億5千万と繰り越し滞納保険料収納分128億5千万円)について、全額を国庫支出金でまかない、滞納保険料収納分については、高い国保料に苦しむ市民の今後の保険料軽減に充てるのが当然だと提案。


 生活実態に見合った国保料に

 国保料はあまりにも高く、加入者にとって過酷で非情となっています。4人家族で年間所得300万円の場合、保険料は50万5千円となっており、所得の16・8%もの負担です。同じ所得のサラリーマンと比べて2倍以上の負担となっていると党市議団が指摘しました。
 大阪市民の生活実態と国保料の負担が大きくかけ離れており、国保料の引き下げは待ったなしの課題だと強調し、各会派に動議への賛成を求めましたが、維新の会、公明、自民、OSAKAみらい(旧民主)が反対し、補正予算案が採択されました。

 国保料引き下げ、減免制度拡充に全力

 党市会議員団は、国保補助金をもとに戻すよう大阪市が国に求めること、国保料引き下げ、減免制度拡充の実現へ、引続き全力を尽くします。





あなたと学ぶ日本共産党 書記市田忠義のはなし~『新聞赤旗』読者約180万人、海外10ヵ国に特派員~

2011-06-24 | 日本共産党 基礎知識・PR MOVIE
あなたと学ぶ日本共産党   ① 
 みなさん、こんにちは。書記局長の市田忠義です。
 「悪政を変えたい」「いまの日本の政治をよくしたい」。こういうみなさんの思いを大切に、私たちも、力をあわせてごいっしょにがんばっていきたいと思います。

 
●党員数40万人、読者数約180万、10ヵ国に特派員。自主独立の党
 
 党員数40万人。支部数2万4千。全国の職場、地域、学園で活動する日本共産党。
 『新聞赤旗』 ― 読者数は約180万人。海外10ヵ国に特派員。台所から世界まで、多彩な情報を届ける。
 日本の国のことは日本国民が決める。自主独立の党。アメリカいいなりの政治の改革をめざす。


●清潔な財政、企業団体献金、政党助成金はうけとらない
 
支持者、党員のみなさんからの清潔な財政で党を運営。企業団体献金、政党助成金はうけとらない。


●地方議員数第1党、女性議員数第1党

 地方政治をかえ、住民の相談相手としてがんばる日本共産党。地方議員数、第1党。女性議員数も第1党。



     


     ~あなたと学ぶ日本共産党~

 それでは、日本共産党はどんな日本をめざしているのか、どんな党で、一人ひとりの党員のみなさんがどんな活動をすればいいのか、ごいっしょに学んでいきたいと思います。


 日本共産党綱領
 新しい日本をめざして

【綱領のはなし】 綱領とは何か

 まず綱領のはなしからはじめます。
 日本共産党は、2004年1月の第23回党大会で綱領を大きく改定しました。
 綱領とは、党活動の目標と根本の方針を明らかにしたものです。国民のみなさんに、日本共産党がめざす日本の将来、日本改革の内容と道すじをしめしています。 ぜひお読みください。


●戦前の日本社会と日本共産党

日本共産党創立

 日本共産党が生まれたのは、1922年7月15日でした。綱領の第1章は、戦前の日本はどんな社会だったのか、日本共産党は、そこで、どんな役割をはたしたのか、についてのべています。
 
●絶対主義的天皇制

 戦前の日本は、天皇がすべての中心でした。天皇が国政についての権限をすべてにぎり、国民を押さえつける政治がおこなわれていました。これが絶対主義的天皇制です。
 民主主義と人権は保障されず、集会は弾圧され言論や学問の自由もありませんでした。
 農民はとれたお米の半分以上を地主にしぼりとられ、労働者は1日12時間をこえる長時間労働に苦しめられていました。

●日本の侵略戦争

 国民は、天皇の政府がすすめた侵略戦争にかりだされました。
 日本は、台湾、朝鮮を植民地とし、1931年、中国への侵略戦争をはじめました。
 ドイツでヒトラーの独裁政権ができるはるか前からでした。1937年には、中国への全面的な侵略戦争に突き進み、第2次世界大戦に道を開く、最初の侵略国家となりました。
 日本による侵略と戦争は、アジア・太平洋の全域に広がりました。

 日本共産党は、侵略戦争に反対をし、国民の苦しみのおおもとにある天皇制をなくして、民主主義の日本、『国民が主人公』の日本をつくることを主張しました。そのために、治安維持法という悪法によって、天皇制政府から激しい弾圧をうけました。

●不屈の精神に学ぶ

 作家の小林多喜二は、特別高等警察=特高によって逮捕、拷問され、その日のうちに亡くなりました。29歳でした。 [赤旗](せっき)中央配布局で活動していた田中サガヨさん。獄中でちり紙に姉への手紙を書きました。
 「信念をまっとうする上においては、いかなるいばらの道であろうと、よしや死の道であろう(と)覚悟の前です。お姉さん、私は決して悪いことをしたのではありません。お願いですから気をおとさないでください」

 党中央事務局で活動中に逮捕され、病死した伊藤千代子さん。恩師で歌人の土屋文明は「こころざしつつたふれし少女(おとめ)よ新しき光のなかに置きて思はむ」と詠みました。
 いずれも24歳の青春でした。

 先輩たちが身をもって刻んだ歴史から、何を学ぶことが大切でしょうか。先輩たちは、どんな困難な情勢のもとでも平和と民主主義の大義を守り、勝利への確信と展望を失うことはありませんでした。この不屈の精神を学びたいと思います。


●天皇絶対の専制政治から、主権在民の民主政治へ

 日本共産党以外の他の政党は、党を解散し大政翼賛会という国民を統制する組織にはいって、天皇がすすめる侵略戦争にすすんで協力しました。
 侵略戦争は日本軍国主義の敗北で終わりました。
 この戦争では、300万人をこえる日本国民、2千万人をこえるアジアの人びとが犠牲となりました。
 日本政府はポツダム宣言をうけいれました。ポツダム宣言には、軍国主義の勢力の永久の追放、言論・思想の自由、基本的人権の尊重がうたわれました。
 日本は天皇絶対の専制政治から、主権在民の民主政治へと大きく変わりました。


●党の活動の原点

不破議長はつぎのように述べています。
 
「戦前の歴史は、日本共産党の活動にとって原点ともいうべきものであります。それは世界の資本主義諸国のなかでも、もっとも野蛮な抑圧のもとにあった戦前の日本社会で、・・・・・天皇制国家の専制支配と侵略戦争に反対して、平和と民主主義のために勇敢にたたかいぬいた不屈の記録であります。・・・・・戦前の問題は、現在の情勢、現在の党の任務を理解するうえでも欠かすことのできないものだという点であります。
・・・・・日本の未来を開く先頭に立つものは、過去の日本が侵略戦争と植民地支配によってアジアと世界に大きな損害を与えたことをはじめ、戦前の日本社会がへてきた歴史について、深い認識をもつ必要があるのであります
。(第23回党大会での綱領改定についての報告)」
 
 戦前の歴史をしっかりと学び、先輩たちの精神を受けついで、いまの活動に生かしてゆこうではありませんか。




※治安維持法 1925(大正14)年、民主主義と平和の言論と運動、なかでも日本共産党弾圧のためにつくられた法律。その後指導者の場合は最高刑が『死刑』へと改悪。1945(昭和20)年10月廃止。


※赤旗(せっき) 1928年2月1日に日本共産党中央機関紙として創刊。天皇制政府による厳しい監視・検閲で言論の自由がないなかで、反戦・平和、自由と民主主義などをかかげ、命がけで真実を報じた。


※ポツダム宣言 第2次世界大戦末期の1945(昭和20)年7月、ドイツ・ポツダムで、ファシズム・軍国主義とたたかった連合国側の要求として発表された共同宣言。軍国主義の除去、民主主義の確立などを日本にたいする降伏の条件と定め、8月、日本政府は受諾した。



②へつづく






あなたと学ぶ日本共産党   ②


 綱領のはなし

 現在の日本社会と民主的革命


●国民を苦しめている二つのゆがみ

 日本共産党の綱領は、日本の政治のゆがみがどこにあるのか、どうすれば変えられるのか、民主的革命の方向をしめしています。
 ゆがみの一つはアメリカいいなりの政治です。

二つのゆがみ
(1)アメリカいいなりのゆがみ

【綱領第2章より】
 日本の現状は、発達した資本主義諸国のあいだではもちろん、植民地支配が過去のものとなった今日の世界の国際関係の中で、きわめて異常な対米従属の状態にある。


●異常な国家的な対米従属の状態
 
 敗戦直後、アメリカは日本を占領して、日本中に米軍基地をつくりました。日米安保条約によって、主要な基地は残されたままです。日本は、アメリカの海外での軍事活動を応援する役割を担わされています。

 [同盟国]だから、という理由だけで、アメリカの無法なイラク戦争を支持し、自衛隊を派兵する、そして憲法まで改定する。こんな日本の状態を、綱領は『異常な国家的な対米従属』といっています。その根っこにあるのが、アメリカとの軍事同盟である日米安保条約です。



二つのゆがみ
(2)大企業・財界いいなりのゆがみ

 もう一つのゆがみは、大企業・財界いいなりの政治です。

【綱領第2章より】
 国内的には、大企業・財界が、アメリカの対日支配と結びついて、日本と国民を支配する中心勢力の地位を占めている。


●大企業の横暴勝手が野放しに

 日本経済の現状をみますと、大企業の横暴勝手が野放しにされています。ヨーロッパでは当たり前になっている国民の暮らしや権利を支える手立てやしくみが、日本にはあまりにもなさすぎます。

 大企業の乱暴なリストラ、ただ働きのサービス残業、過労死をうむ長時間労働。労働条件は日本とヨーロッパでは、大きくちがいます。
 中小企業のための国の予算は、在日米軍のための『思いやり予算』の7割しかありません。
 農業予算にしめる価格・所得保障の割合が、ヨーロッパのわずか半分です。食糧自給率は4割という異常さです。

 ヨーロッパでは、社会保障に公共事業の何倍も予算をつかいます。日本はムダと環境破壊の公共事業に40兆円。社会保障に25兆円。企業が払う税金と社会保障などの社会保障負担は、ヨーロッパの半分から7,8割です。

 大企業・財界は、日本政府や国の機関を自分たちに都合のいいように動かしています。

●大企業・財界が二大政党で悪政をきそわせている ― 党をしめだす新しいしくみとして作用

 自民党政治がゆきづまり、危機感をつのらせた財界は、2003年総選挙以降、公然と『二大政党づくり』をおしすすめ、自民党や民主党にばく大な政治献金をして、悪政をきそわせています。


― 志位委員長 第2回中央委員会での報告 ―
 『二大政党づくり』の動きは、危機におちいった自民党政治を延命させるため、同じ自民党政治の土俵のうえで、政権の担い手だけを政党選択の焦点とし、すぐには政権の担い手とならない日本共産党をはじめから有権者の選択肢から排除する ― わが党を政界から締め出す新しい仕組みとして作用するところに、重要な特徴がありました。


※思いやり予算
 1978年、『日米関係をより強固なものにするための思いやりの精神で駐留費の分担に応じる』と約束しはじまった日本に負担義務のない予算。日本人基地従業員の給与、米軍のための娯楽施設をふくむ施設建設費、光熱費など、この間、毎年、約2千5百億円にのぼる負担となっている。

※財界
 日本経済団体連合会、経済同友会、日本商工会議所の3つが『財界3団体』といわれ、それぞれ、大企業の利益、要求を゛財界の意向〝として表明する役割を果たしている。また、政府や省庁の審議会などを通じて、政府の政策決定にも直接関与している。


(つづく)




 あなたと学ぶ日本共産党   ③


●民主主義革命と改革のプログラム

 綱領は、『二つの政治のゆがみ』を変える『日本改革』の方向性について、つぎのように述べています。

●いますぐ社会主義ではなく、資本主義の枠内で

【綱領第4章より】

 現在、日本社会が必要としている変革は、社会主義革命ではなく、異常な対米従属と大企業・財界の横暴な支配の打破 ― 日本の真の独立の確保と政治・経済・社会の民主主義的な改革
の実現を内容とする民主主義革命である。

 これは、いますぐ社会主義にすすむんじゃなくて、資本主義の枠内で、アメリカいいなり、財界・大企業いいなりの政治をおおもとから変えようというものです。


 
●日本改革の目標

 綱領は、どんな日本に変えていくのか、日本改革の3つのプログラムを明らかにしています。

(1)日米安保条約をなくし独立・平和・非同盟の道をすすむ

 安保条約をなくして、ほんとうの独立国といえる日本、外国の基地のない平和な日本をつくります。むずかしい手続きはいりません。日米安保条約第10条に書いてあるとおり、政府がアメリカに通告すれば、1年でなくなります。
 92年に、この方式で、フィリピンは、アジアで最大の2つの米軍基地を撤去させました。
 アメリカとは、対等平等の立場にもとづく日米友好条約をむすびます。


●憲法9条の完全実施、自衛隊の解消に向かって

【綱領第4章より】

 自衛隊については、海外派兵立法をやめ、軍縮の措置をとる。安保条約破棄後のアジア情勢の新しい展開を踏まえつつ、国民の合意での憲法9条の完全実施(自衛隊の解消)に向かっての前身をはかる。


●平和なアジアと世界へ、自主外交に転換

平和なアジアと世界をきずくために自主外交に転換します。
それは次のような内容です。
 過去の侵略戦争と植民地支配を反省する、
 国連による平和の国際秩序をまもる、
 テロにも報復戦争にも反対する、
 紛争の平和解決をはかる、
 イスラム社会など異なる価値観をもった文明相互の対話と共存に力をつくす

― などです。



●日本改革の目標
(2)憲法を国づくりに生かす

 憲法のすべての条項をまもり、21世紀の国づくりに生かします。


●9条改定のねらい

 自民党、公明党、民主党が、憲法の改定を競い合っています。その最大のねらいは、『戦争はしない』『軍隊はもたない』と決めた憲法9条を変えることです。
 すでにいまでもいろんな口実をつけて自衛隊が海外にでかけていっています。しかし、憲法9条の制約があるために、公然と海外での軍事活動に参加することができません。
 この制約をとりはらって、海外でのアメリカのおこす戦争にもっとおおっぴらに協力できるようにしよう、これが憲法9条改定のねらいです。 『海外で戦争する国づくり』は許しません。憲法9条の理想が生きる平和の国づくりをすすめます。


●世界でもすすんだ位置にある憲法

 憲法を変えようという人びとは、『人権条項など、憲法は古くなった』、そういいます。しかし、人権や民主主義の点でも、日本の憲法は、世界でもたいへんすすんだ位置にあります。

 憲法25条には、『健康で文化的な生活』が国民の権利とされ、『社会保障の充実』は、国の責任と書かれています。このように経済的な権利もきちんと宣言している国は、サミット参加国では日本とイタリアだけです。
 『男女の同権・平等』を保障した第24条も世界の流れにそった内容です。

 私たちは、こうした憲法の中身が、日本の社会のなかで実現する政治をめざします。

●天皇制の問題 ― 憲法規定を厳格に実施

 天皇制の問題は、天皇は『国政に関する機能を有しない』(第4条)、この憲法の規定を厳格に実施します。将来的には国民合意にもとづいて、天皇制を存続させるのか、それとも廃止するかをきめます。



●日本改革の目標

(3)長時間労働、下請けいじめなどをやめさせ、『ルールある経済社会』をめざす

労働者の長時間労働やサービス残業、下請けいじめなど『ルールなき資本主義』といわれる現状をあらためます。そして、せめてヨーロッパなみに国民の生活と権利をまもる『ルールある経済社会』をつくります。
 税金の使い方をあらためて、大企業には、ヨーロッパなみの応分の負担を求めて、国民のくらしに役立つ税制にきりかえます。


●大企業の民主的規制

 大企業にたいしては、横暴をおさえて、経済力に応じて、地域経済と環境などにたいする社会的な責任をはたすことを求めます。これを『大企業の民主的規制』といいますが、これは『大企業を打倒』したり、『敵視する立場』ではありません。国民が主人公の政治のもとで、『大企業と共存する』道です。


●国民多数の合意を大切に改革の道を一歩ずつ

 ほんとうの独立と民主主義の実現、平和と生活向上をねがうすべての人びとと力をあわせて奮闘し、国会で多数をしめて民主連合政府をつくります。
 この方針のおおもとには、日本社会のどんな改革も、国民多数の合意をふまえて前進するという考え方があります。これを多数者革命といいます。不破議長はこの問題について、次のように述べています。

―「国会の多数の支持を得て民主連合政府を樹立するという党の路線が、・・・・・『国民が主人公』の立場を貫いてきた日本共産党の民主的な信条にもとづく路線だ、ということであります。この信条を革命運動の方針に具体化したものが、日本社会のどんな変革も、国民多数の支持が前提となる、という『多数者革命』の考え方にほかなりません。(第23回党大会での綱領改定についての報告) ―


●国民が主人公の政治と社会へ

 独立と民主主義の日本が実現することで、日本は、形式のうえでも、中身のうえでも、本当の主権を回復します。国内でも、はじめて国民が主人公の政治と社会になります。
 日本は、アジアの平和な秩序をつくるうえでも、21世紀のアジアと世界情勢の発展にとっても、大きな役割をになうことになるでしょう。


(つづく)





※改革
「いろんな分野で何か大きな変化を起こそうとすると、何とか革命、何とか革命、こういうことがしきりにいわれます。政治の舞台でいえば、政治や経済の大きな流れを変えること、これが革命と呼ばれるものであります。(不破議長の党創立81周年記念講演から)


※安保条約第10条・・・いずれの締約国も、他方の締約国に対しこの条約を終了させる意思を通告することができ、その場合には、この条約は、そのような通告が行われた後1年で終了する。


※憲法第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


※憲法第25条 すべての国民は、健康で文化的な最低限の生活を営む権利を有する。
 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。


※憲法第24条 婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家庭に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。


※憲法第4条 天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行い、国政に関する機能を有しない。
 天皇は、法律の定めるところにより、その国事に関する行為を委任することができる。


あなたと学ぶ日本共産党  市田書記局長の綱領のはなし ④  資本主義の矛盾&旧ソ連を批判

2011-06-23 | 日本共産党 基礎知識・PR MOVIE
あなたと学ぶ日本共産党  綱領のはなし④

 日本と世界の未来
― 日本共産党の未来社会論

 私たちはいま、資本主義の枠内で『国民が主人公』の日本をつくる民主的な改革をめざしています。将来は、資本主義の矛盾、弊害をのりこえた未来社会を展望しています。

●搾取も抑圧も戦争もない

●平等で自由な人間関係からなる共同社会

 それは、人間による人間の搾取もなく、抑圧も戦争もない、ほんとうに平等で自由な人間関係からなる共同社会、社会主義、共産主義の社会です。

●資本主義の病気からぬけだせない

 不況と恐慌という資本主義につきももの病気から、いまだに人類はぬけだすことができません。世界でも日本でも、貧富の格差はひらく一方です。地球温暖化、環境破壊が急速にすすんでいます。
 21世紀の世界には、人類の前途を危うくする深刻な矛盾がたくさんあります。

●資本主義のしくみが生み出した矛盾

 どうして、こんなことになるのでしょうか。『企業さえもうかればいい、あとは野となれ山となれ』。要するに利潤第一主義、もうかりさえすればいい、そういう資本主義のしくみそのものが生み出した矛盾です。

●生産手段の社会化

 資本主義の矛盾をのりこえるカギは、主要な生産のための機械だとか設備、こういうものを個々の企業から社会の手にうつすことです。これを『生産手段の社会化』といいます。 

●個々の企業のもうけから社会全体の利益へ

 現実にそこで働いている人たちが、主役となって、企業の管理にも参加し、もうけ第一主義というしくみがなくなれば、生産の目的が、『個々の企業のもうけ』から『社会全体の利益』へと変わります。

●労働時間も短縮、人間の自由と個性が花開く社会へ

 労働時間も短縮されて、人間の自由と個性が花ひらく、そういう社会をつくることができる。これが私たちの展望です。

●旧ソ連社会をどう見るか

 社会主義というと昔のソ連のこと、という見方があります。しかし私たちは、ソ連の『社会主義』は、はじめの一時期を除いて看板だけだった、そう考えています。

●社会主義とは無縁の社会

 ソ連は、他国にたいしては干渉と侵略をおこない、国民には、自由も民主主義もない抑圧の政治をおこなっていました。これは、社会主義とはまったく縁のない社会でした。

●30数年間、ソ連の干渉や攻撃を批判

 日本共産党は三十数年にわたり、ソ連からの干渉や攻撃を批判してたたかい続けました。
 ソ連が解体したしたときは、世界の進歩を妨害する『巨悪』がなくなったことを歓迎する声明をだしました。

●ソ連のような間違ったやり方はしない

 この経験をふまえて、日本では、ソ連のような間違ったやり方はしない ― 綱領でそのことをはっきり明記しています。

 未来社会をきずくうえで、私たちは次のことを重視します。


●自由と民主主義を発展させる

 国民主権、基本的人権、議会制民主主義、複数政党制 ― 人類がきずいてきた価値ある成果を豊かに発展させます。


●選挙による国民の合意で改革の道をすすむ
 
 社会主義にふみだす出発点はもとより、すべての段階で、選挙による国民の合意で一歩一歩、社会の改革をすすめます。


●『働く人びとが主役』をつらぬく

 国民主権の民主政治にくわえて、経済の面でも働く人びとが国の政治を動かすほんとうの『主役』になります。


●私有財産はなくなるどころか、ますます豊かに

 よく、『社会主義になると財産をとられてしまうんじゃないか』、そういう方もおられますが、そんなことはまったく考えていません。個人の私有財産はますます豊かになります。
 たとえば国民の一人ひとりがもっている住宅だとか車だとか、そういう生活のための財産は、うんと豊かになります。
 中小商工業や農業の分野では、個人経営が長期にわたって尊重されます。



― 日本共産党が、現在の日本と世界の諸問題を解決する民主的革命の政策をもつと同時に、資本主義をのりこえた未来社会への展望をもっているということは、21世紀に日本と世界が直面するであろうあらゆる問題にたいし、正面から立ち向かえる立場をもっているということであります。日本共産党という党名には、暗黒の時代に民主主義と平和のために不屈にたたかいぬいた歴史が書きこまれていると同時に、21世紀に生きる政党としての誇りある未来が結びついているのであります。(不破議長による、第23回党大会での綱領改定についての報告)。 



※ソ連からの干渉や攻撃
 ソ連は、60年代、自主独立の日本共産党を、いいなりの党につくりかえようと激しい干渉をおこなった。ひそかに内通者を組織し、資金も提供、志賀義雄らによる分派『日本のこえ』を支援したほか、国際的に孤立化をねらったキャンペーンまでおこなった。日本共産党は全面的に反論・反撃し、1979年、ソ連側が干渉の誤りを公式に認めた。
 日本共産党のように、ソ連の覇権主義を正面から批判し、全面的にソ連の干渉を打ち破った共産党は、ほかにはありません。
 

 日本共産党はソ連から助成金を受けない強力な党

― レフチェンコ証言

 ソ連の対日謀略、日本共産党攻撃に関与していたレフチェンコ元KGB(国家保安委員会)少佐は、アメリカに亡命したのち、米国下院情報常設特別委員会で次のように証言しています(1982年7月14日)。
「日本における少なくとも一グループには、直接に支援しています。それは、共産党の分裂した分派で、老人である志賀義雄によって率いられている分派です」
「KGB将校を通じて、ソ連(共産党)国際部が直接現金で、彼に金を渡しております」
 「日本共産党は、ソ連から助成金を受けていません。なぜなら、それ自身むしろ十分な財政基盤をもっているからです。それは、大きな強力な党です」



(つづく)←次の5で終わりです。



  キューバなどの南米、欧州は、アメリカの干渉から逃れようとしてます。新しい社会主義を模索する動きが活発な模様です。
       日本人はいつまで属国・体制資本主義万歳をやってるんですかね。

  
  前半もお読みいただきたいですが、こちらもよろしければ。↓↓
  世界は変えられる いまこそ【活憲】の時代  伊藤千尋  ベネズエラの憲法活用、非情な国日本・アメリカ

 ~~1960年の新安保から半世紀。もういい加減、アメリカのくびきから自らを開放する時期だ。欧州も南米も、世界は米国から次々に自立している。~~

  

あなたと学ぶ日本共産党  市田忠義書記局長の【綱領のはなし】 ⑤ ー 21世紀の世界の新しい流れ

2011-06-23 | 日本共産党 基礎知識・PR MOVIE
あなたと学ぶ日本共産党【綱領のはなし】

 世界の現状と展望をどう見るか
― 21世紀の世界の新しい流れ


●植民地体制が崩壊した21世紀

 綱領は、21世紀の100年間が、植民地体制が崩壊して、自分の国のことは自分で決めるという民族自決の権利、国民主権と民主主義の前進、国連中心の平和の国際秩序にむかって、巨大な進歩の世紀となった、と述べています。


●世界の平和と進歩の大きな流れをみすえて

 日本共産党は、この平和と進歩の大きな流れをみすえて活動しています。

 アメリカの覇権主義的な横暴に反対して、世界の諸国民が、平和を求め、新しい世界の流れを生み出しています。
 イラク戦争反対の世論と行動は、地球規模で広がりました。イラク戦争を支持しなかった国の人口50億人、支持した国の人口は12億人。アメリカ一国で世界を動かすことはできません。


●国連憲章にもとづく平和のルールを

 日本共産党は、国連憲章にもとづく平和のルールを確立し、『戦争のない世界』をめざします。



●中国、ベトナムなどの急速な経済発展

 『市場経済を通じて社会主義へ』の道をめざす中国、ベトナムの経済の活気も高まっています。
 この地域での急速な経済の発展は、世界の政治や外交にも、大きな影響をあたえるでしょう。

●従属国だった国々が大きな役割

 非同盟諸国会議、東南アジア諸国連合、イスラム諸国会議機構。これまで植民地、従属国だった国々が、国際社会で大きな役割をはたしています。

●ラテンアメリカの変革の波

 ラテンアメリカ。アメリカのお膝元にも変革の波が押し寄せています。新しい政権の樹立があいつぎ、国民の利益を守ろうという動きが広がっています。


●活発に野党外交をすすめ

 日本共産党は、この数年、野党外交を活発にすすめてきました。
 1998年、日中両党関係が正常化し、以来、両党の交流が深まっています。
 東南アジアや中東、東アジア訪問。イスラム社会との対話、交流も発展しました。第3回アジア政党国際会議には不破議長が参加し、幅広い政党と交流を深めました。

●大きく変化する世界の姿をリアルにつかみ、綱領に生かす
野党外交で、私たちは大きく変わりつつある世界の姿をリアルにとらえて、それが綱領に生かされているんです。綱領がしめした世界の新しい現実、開けつつある展望、ここをしっかりとつかんで、21世紀を平和と進歩の世紀とするために、ごいっしょに力をつくそうではありませんか。


(おわり)



※覇権主義 自国の利益第一の立場から、他国への侵略と干渉をすすめる政策と行動のこと。

※中国共産党・毛沢東派からの干渉 日本のマスコミは、ソ連につづく中国からのはげしい干渉に毅然としてたたかう日本共産党を『自主独立路線』(読売)などとひやかしました。しかし、二つの大国からの干渉は、直接、攻撃をうけた日本共産党や民主勢力だけの問題ではなく、日本の内政そのものへの乱暴な干渉という重大な意味をもっていました。当時、日本共産党以外に、これを批判する政党はなく、反対に、自民党、公明党、社会党はともに、『文化大革命』を礼賛し、中国首脳との太い関係をつくることを競い合っていました。

※非同盟諸国会議 軍事同盟に加わらず、世界平和と民族自決権を守ろうという国家レベルの運動。第1回首脳会議当時(1961年)の25ヵ国から現在、116ヵ国へ。

※東南アジア諸国連合 1967年、ベトナム戦争など地域の戦争を教訓に発足した地域機構。
独立・主権の相互尊重、内政不干渉、紛争の平和的解決、武力行使の放棄などを原則とし、現在10ヵ国が加盟。

※イスラム諸国会議機構 イスラム教は、610年にアラブのマホメッドが唱えてはじまった宗教で、現在、中東・アジア・アフリカなどに多くの信徒をもつ世界宗教の一つ。イスラム諸国会議機構(ОIC)は、イスラム教に関連が深い諸国の連帯・協力、抑圧からの解放などを目的に1971年に創設。現在56ヵ国とパレスチナ解放機構が加盟。

※アジア政党国際会議 2000年から2年ごとに開催。

忌野清志郎 「目覚まし時計は歌う(選挙ソング)」 

2010-04-23 | 日本共産党 基礎知識・PR MOVIE
ラフィータフィー - 目覚まし時計は歌う(選挙ソング) 忌野清志郎


こんなの見つけてしまいました!

色彩も非常にいいですね(笑) 明らかに、日本アカ党を意識しています。
いえ、日本ロック党でしたね(オフィシャルではない映像らしい)。 歌詞もすばらしい。「泣きたいくらい」素晴らしい。


昨年の選挙前に、「ジョン・レノンも忌野清志郎も」共産党の思想そのものという記事を書いた吾輩ですが、清志郎氏が共産党支持していたかどうかを調べるのを忘れていました。

で、今頃思い出して「日本共産党 忌野清志郎」でググったら、
このblogさま↓↓の記事を見つけたのです。
 
どこへ行く、日本。(政治に無関心な国民は愚かな政治家に支配される) というブログさまです。


 目覚まし時計は歌う(選挙ソング) 忌野清志郎
 
「君が開けた窓の外には 飢えた子供たちがさまよっている」

「呆れるくらい人々は能天気だ 泣きたいくらい能天気だ」

「起きろよbaby誰か違う奴に 君の一票を託してみないか とんでもないのを選んでみないか
 誰かいい奴を選んでみようぜ 誰か違う奴選んでみようぜ」



上記ブログによると、スポーツニッポンかなんかに、こんな↓↓記事が載ったんだと!

「目覚まし…」がTBS「ニュース23」の選挙コーナーのテーマ曲になり、自らも若者に投票を呼びかけてきた清志郎は「僕自身は小選挙区も比例も共産党に入れてきました」と明かした。


このこと、清志郎ファンはみんな知っているのかな?? 熱狂的ファンだけかなぁ。
マスメディアではこんなこと大々的に放送するわきゃないから。
清志郎wikipediaなんかには載ってるのかな? 記載がないなら早急に載せるべきだ!

みなさま、彼の意志を継ぐためにも、清志郎好きそうな人を見かけたら、
「清志郎が共産党に入れてたって知ってた?!」って教えてあげましょう。
いつからいつまでかは、証明できませぬが・・ 彼のみぞ知る?

彼の友人の筑紫哲也さんもですが、惜しい人を亡くしたものです・・・

沖縄米軍基地 日本を守るため必要?

2010-04-16 | 日本共産党 基礎知識・PR MOVIE
沖縄米軍基地 日本を守るため必要?


普天間基地、辺野古新基地建設、横須賀空母、横田基地・・・

基地は抑止力ではない。 アメリカが侵略戦争するための手助け。


昨日の朝日新聞の34面(井上ひさし氏の記事の下)の「五線譜」を読んでちょと気分悪かったです。まぁいつものことですけど。
商業新聞を読んでも、なるほどなぁーと感心したり、すっきり事情が分かる、なんてことも少ないですしね。

日米安保、基地あって当然というような記事とか、政府の扇動っぽい記事も多し。
たまに読むと、むかむかしてくることいと多し。

世の中の通になりたいなら、しんぶん赤旗を読みましょう。
・・って、読んでない人に言われたくないでしょうから、後日、各界人の赤旗おすすめコメントをコピペしてみまっす。



「共産主義」こわいイメージある?

2010-04-16 | 日本共産党 基礎知識・PR MOVIE
「共産主義」こわいイメージある?


 共産主義=communismコミュニズム。

 語源は、communisコムヌス や communityコミュニティ。


 日本共産党の小池あきら衆議院議員(小池晃・東京ブロック比例代表)が、わっかりやすい言葉でアピールしています。 日本共産党の関連動画もゼヒ観てね。

 あと、小木曽編集局長が語る「しんぶん赤旗」(10.3.20) も。
 といいますか、こちら↑の方がもっと見て欲しいかも??

 日本共産党のことを何も知らないと、きっと後悔しますぜ
 いや、笑い事じゃなく
 
 
 

赤旗日曜版50周年 著名人からメッセージ 2

2010-03-18 | 日本共産党 基礎知識・PR MOVIE
              
 こりゃあ、、ひょっとして、手遅れかも・・・         なんとかしなくちゃ 
 なんだよ、おおげさな。
 しまいには、あいつが本物になって、
 きみが影にされちゃうぞ・・!!
   

では日本共産党のしんぶんの宣伝第2弾です。
のび太さん、ドラえもんさんの表情も、勝手に合わせてご鑑賞の上、ご検討のほどを・・。

 ・・・社会の影に飲み込まれる番が自分たちに回ってこないとも限りません・・・
・・・正しくは、もうすでに影に飲み込まれ、手遅れの方が多くいらっしゃいます・・・
  ・・・社会が気付きさえすれば、十分たすけられるにもかかわらずです・・・


 (※このドラ場面展開は、作品実際のものではありません。ネコ型連結です。)



それでは、創刊50周年・お祝いメッセージ。 ↑の脅し文句(?)と違い、お祝いなので切羽詰り感が薄いですが。

作家  五木寛之さん

百年に一度といわれる危機ですが、私は五百年に一度の大転換期だと感じています。
このときにあたって、「赤旗」日曜版が50周年を迎えることは、大きなチャンスであり、心強いことです。
この国に限らず、世界のメディアも真実を伝える力を失っています。
そんなときこそ、勇気をもって読者の信頼を回復するチャンスではないでしょうか。
「しんぶん赤旗」日曜版の50年の歩みと、新しい50年への旅立ちを心から祝いたいと思います。


 将棋名人  羽生善治さん

長年にわたってお世話になり、心よりお礼を申し上げます。
今後も生活者の目線に立った紙面づくり、休日の楽しいひとときのきっかけをつくる存在としても期待をしています。


 東海大学教授 同柔道部部長  山下泰裕さん

「柔道着がほしい」というインド北部に住む子供たちの声を紹介した「しんぶん赤旗」の報道がきっかけで、
私が理事長をつとめるNPO法人柔道教育ソリダリティーが柔道着を贈ることができました。
昨年の日曜版新年号では、「柔道の心」を通した日中交流への思いを取り上げていただきました。
これからも平和の架け橋として、さらに発展されることを期待しています。


 スポーツジャーナリスト  増田明美さん

私が引退した直後に大変温かい記事を書いてくださったことをよく覚えています。
また、その後も初小説の紹介をすてきな記事にしてくださり、ありがとうございました。
面白くてためになる日曜版。これからも日曜日の朝にほっと出来る紙面で走り続けてください。


 野球解説者  張本勲さん

これからもますますのご発展を願っています。


 囲碁九段  依田紀基さん

赤旗新聞主催の囲碁新人王戦にて、5回優勝させていただくなど大変お世話になりました。
楽しい思い出もたくさんあります。
ただ、今思い出すと、今よりもはるかに、社会常識が欠落していたので、担当記者の方たちは大変だったのではないか、と汗顔の至りです。
しかしそのような若いころの経験で、たくさんの勉強をさせていただいたと感謝しております。



 「しんぶん赤旗」(←無料で見本が取り寄せられます。HPでも、左上の検索窓で、膨大な記事の中から知りたいことが探せます。)は、権力にお伺いをたてる商業新聞と違い、広告も生活密着の小規模のものしかなく、
 党費や購読料、寄付などの、日本共産党の予算で成り立っています。(90年代にできた「政党助成金」(税金)は受け取らないので、党は貧しいが。)

 だから、商業新聞には暴露できない、政治と企業、資本家などの癒着関係を、取材により最初に暴き出した記事、
 メディアが取り上げないような政策の矛盾や、それによって社会の影に追いやられた人たちのリアルな状態・・・などなど、
 他新聞では、分からないよう、”もや”にかけられているような情報が満載なのです。


 そこを踏まえて頂いて、ご覧いただけると幸いです。

 そしてしつこいですが、たまたまここに出ていない著名人で応援を表明されてる方は、作家さんや学者さんをはじめとして、他にも山ほどいらっしゃいます。

 すこしは、宣伝効果あります・・か・・ね?





赤旗日曜版50周年 著名人からのメッセージ 1(芸能部門)

2010-03-18 | 日本共産党 基礎知識・PR MOVIE
                        エヘヘ、べつにその、どなたってほどのものでもないけど。
                        お話しましょうよ、一時間ほど。
                       (↑ドラちゃん切羽詰って、イタ電ちゅう。「どうぶつビスケット」より)


 では、久しぶりに日本共産党の宣伝を・・・
 またちょっと古いものですが(2009年3月1日付けのしんぶん赤旗日曜版から)、
 日曜版創刊50周年お祝いメッセージ 音楽家・俳優・女優部門を。。
 

 「しんぶん赤旗」(←無料で見本が取り寄せられます。HPでも、左上の検索窓で、膨大な記事の中から知りたいことが探せます。)は、権力にお伺いをたてる商業新聞と違い、広告も生活密着の小規模のものしかなく、
 党費や購読料、寄付などの、日本共産党の予算で成り立っています。(90年代にできた「政党助成金」(税金)も受け取らないので、党は貧しいが。)

 だから、商業新聞には暴露できない、政治と企業、資本家などの癒着関係を、取材により最初に暴き出した記事、
 メディアが取り上げないような政策の矛盾や、それによって社会の影に追いやられた人たちのリアルな状態・・・などなど、
 他新聞では、分からないよう、”もや”にかけられているような情報が満載なのです。


 そこを踏まえて頂いて、ご覧いただけると幸いです。

 (全員の方が、「しんぶん赤旗日曜版 50周年おめでとうございます」とおっしゃってるので、それらは省いて、抜粋です。)


 村治佳織さん  ギタリスト

新聞づくりに励んでこられた多くの皆さまに敬意を表しますと共に、今後の益々のご発展をお祈りしております。


  坂本冬美さん  歌手

日曜版を目標に、皆さまから長く愛される歌い手になれるように頑張りますので、今後ともよろしくお願い致します。


 森山良子さん  シンガーソングライター

この半世紀の時代を記し続けていらしたご功績が未来に長く伝わりますように、御祈り申し上げます。


 由紀さおりさん  歌手・女優 

今の社会構造の中で、苦しみ、悩み、憤っている若者たちが、デビュー当時とは質的に違う思いで、よりどころを求めている気がします。
個の力ではなく、連帯の力が必要だということを考え始めた若者たちが、また増えてきているんじゃないかしら。
日曜版さんは、これからもそんな若者たちが集う場所、よりどころとなる新聞であってほしいです。
若者には働き手としての自覚を持って、主張をもっとしてほしい。その力は、きっと社会を動かしていく大きな力になると思います。


 林英哲さん  太鼓奏者

長く続いてきたということは、続けようという意思の力、続けさせようという人々の力のたまものでしょう。
赤旗には、そういう人々(ピープル)の力というものが感じられて、50年という月日が単純な数字以上にまぶしく感じられます。


 川井郁子さん  ヴァイオリニスト・作曲家

これからの益々のご発展を、心よりお祈り申し上げております。


 上妻宏光さん  三味線プレーヤー   

さらなるご発展をお祈り申し上げます。




 北大路欣也さん  俳優  

その時々の人の想いと心の有様を的確に報道の道を邁進してこられた皆様の仕事ぶり、心から拍手を送ります。

 
 村上弘明さん  俳優  

幾度となくお世話になった「赤旗」さんの取材は、岐路に立ったときステップアップするためのきっかけを与えてくれるような、
そんな出会いをさせていただいた気がします。
自らの役割を悟らされるような取材に発展することも多々ありました。
励まされ道標を与えていただいた出会いに感謝し、そして50年という長きにわたって存続してきたことに改めて敬意を表したいと思います。
これからも模索と変革の場として読者の方々に発信し続けてほしいと思います。

 
 大和田伸也さん  俳優  

いつも、大劇場だけじゃなくて、小さな規模の芝居もきめ細かく、ちゃんと取り上げてくれます。


 奈良岡朋子さん  女優  

半世紀という長い道のりを一緒に歩んできたのだと思うと、改めて感慨をおぼえます。
私たち劇団民藝はどんな時代にも、平和を願う舞台、人間を深く見つめる舞台を創りつづけていきます。
継続こそ力なり。つねに私たちの活動を応援して支えてくださる「赤旗」に感謝しています。
これからもともに歩いていきましょう。


 野際陽子さん  女優  

思えば激動の50年。今後の50年はもっと激動の時代となるでしょう。
社会のこと、地球のこと、われわれの生き方・・・。ちゃんと考えなければ、人間が生き残れない時代です。
一緒に考え、また歩いていきましょう。


 松坂慶子さん  女優  

もう長年、お世話になってきました。いつも私を温かく見つめ、励ましてくださっているという感じを抱いております。
平和への思いも含め、つぶさに聞いてまとめてくださり、ありがたく思っています。
今後とも、よろしくお力添えをお願いします。


 森光子さん  女優  

今日までご一緒に歩いてまいりましたことは、とてもすてきなご縁を感じます。
いつも誠実な記事にうれしくたいへん感謝申し上げております。


 草笛光子さん  女優  

実は最初、「赤旗」と聞いたときに、芸能界には向かない、関心のない、堅苦しいものだと思っていたんです。
でも、インタビューを受けているうちに、そうじゃないということにだんだん気がつきました。
しかも、文章になって載ったものを読むと、芸の見方が非常に細やかで、他の新聞にはないものをもっていらっしゃるということに気づきました。


 三倉茉奈さん・佳奈さん  女優  

取材では話が弾んで楽しかったです。今後も見守ってください。(茉奈)
また記事にしたいと思ってもらえるよう、すてきな女優さんをめざしたいです。(佳奈)


 池内淳子さん  女優  

日曜版さんには後継者の記者さんが大勢いらっしゃるでしょうから、どうぞ長く長くお続けください。ここまで来たんですから、これからも、ともに歩んでいきましょう。



 次回は、その他の著名人のメッセージ、
 五木寛之さん、羽生善治さん、山下泰裕さん、増田明美さん、張本勲さん、依田紀基さん
を紹介します。

 たまたまここに出ていない著名人で応援を表明されてる方は、作家さんや学者さんをはじめとして、他にも山ほどいらっしゃいますが、今回はとりあえず、おめでとうメッセージ分だけで簡便しときます・・・・
 少しは宣伝になりま・・す・・かね?

いまこそ日本共産党アニメ「財源どうする編」

2009-08-30 | 日本共産党 基礎知識・PR MOVIE
いまこそ日本共産党アニメーション「財源どうする編」


 消費税とは、食品など、生活必需品にも課せられるもので、「貧乏人は健康的に生活する資格がない」という税金ですよね。

 消費税導入(89年)とセットで、所得税や法人税等等はどんどん減らされる。
 医療・介護の財源はどんどん削られ、労働者派遣法(正社員減らし)も成立(99年)。
 庶民に重税を課すことは、財界からの要望で、金持ちのために始まったものでしょう。 社会保障の為なんかじゃなかったことは当初から明らか。

 そういう税金に矛盾を感じない方、
 ご自分は一生健康で、”有能”だから、雑魚が苦しんでも関係ない、という方、
 そういう癒着政治家がお好きな方、、、

 は、自民党(→みんなの党)・公明党・民主党を支持してください。
 
 消費税絶対反対! と思われる方は、企業献金も政党助成金(税金)も受け取らない、国益と世界平和に貢献する「日本共産党」か、
 社民党(←立場がよーわからんねぇ・・民主と仲良し、労働者派遣法にも最初反対したか?? 開放同盟にも甘いらしいねぇ。)か、
 幸福実現党(幸福の科学。軍備大好き、小選挙区候補たっぷり←得票不足の罰金払う財源たっぷり・・ポスト公明党?)へ(笑)
 雇用問題編アニメーション も、見てね

だから私は日本共産党 (著名人・他インタビュー

2009-08-30 | 日本共産党 基礎知識・PR MOVIE
やっぱり、こういうのを衆院選までトップ記事にしておいた方がいいかしら・・(この記事の次↓にまだあと5日、しつこくリンク集もおいておきますが。。苦笑) その次にはドラクエもあるよ♪

だから私は日本共産党  谷川智行さん 医師。比例予定候補(東京)


 ぜひ見てね
 コマーシャルにかけるお金は有り余っていない共産党ですので・・・

 ↑↑すごく好感のもてる、尊敬できるお医者さんですね。ただし、いくら好意を抱いても、はずみで谷川さんのお名前を投票用紙に書いてしまうということのないようにお気をつけください(笑) 無効になりますので・・

 谷川智行さん 昨年9/20新宿での街頭演説 もどうぞ。 2分足らずで短いですので。


 では、その他の著名人もネコ型CMに登場していただきましょう。

 
 那須 正幹氏 児童文学作家。「ズッコケ三人組」シリーズなど。私も小さい頃よく読んだわ。

 あさのあつこ氏 作家。「バッテリー」など。読んでません・・

 志位委員長が質問/衆院予算委員会(全編)~昨年2/8 派遣法改正し"労働者保護法"に~ 「志位SGJ(スーパーグッドジョブ)伝説」もう一度思い出してください。

 労働、平和問題にとりくむ弁護士/大前治さん 


 このほか、「ほたるの墓」の高畑勲監督や、山田洋二監督、井上ひさしさん

 等等が支持者として有名ですね・・・


 ところで、演説会のお知らせの記事に、

 8月30日は17時で締め切る投票所がありますのでお近くの投票所の閉所時間に注意してください。
 自公の悪あがきで20時前に締め切る投票所が全体の三割以上ありますので。
 要注意。 

 というコメントをいただきました。
 なんと、悪あがき!? 皆様、よくご確認くださいませ。


改編 リンク集~衆院選にむけて~

2009-08-30 | 日本共産党 基礎知識・PR MOVIE
  これ、衆院選まで、トップ記事にしておきます。

 衆議院議員選挙(衆院総選挙)に向け、しつこくリンク集つくってみました。

 利権争い・悪政共闘しか能がない「二大政党+公明党」(社民は民主に媚びる偽善党)。

 権力に媚び、「二大政党」論議一辺倒のマスコミに乗せられてはいけない!!

 命や教育・労働生活環境・食料など・・を粗末にするような国はおしまいです。もっと危機感もってください!!

 
 そして政治家のジツリョクとは、いったい何ですか?

 実力とは、良い政策を考える能力や外交能力などであって、パフォーマンス能力でも、政界の人脈=利権つながり能力 に長けることでもない。
(←当たり前やな・・笑)

 日本みたいな国に、もっと真面目な政党が無いわけはない!!

  今までの政策賛成・反対行動から見てもまるで信用の無い民主に投票する一票があるなら、その一票を日本共産党に。

 一票入れればそれだけ悪政への批判になるが、投票しなければ、いつまでたっても力を発揮できない小数政党の悪循環・・・


  というわけで。。


 共産党は嫌いではないけど私は無党派、政治家は「人物性」重視、とおっしゃる方は、
  もしよろしければこちら へ。
 候補者が、その党に属している理由と、属したことによって被る影響は・・?



 共産党って聞くと、ソ連や中国、あるいは北朝鮮の体制のイメージで怖い、とおっしゃる方は、
 こちら へ。 記事下のリンク[日本共産党・綱領]も見てください

 「本来の意味の共産主義」とは、単純にいえば、ジョン・レノンの「イマジン」のような思想からできるもの。独裁や人権・自由侵害とは正反対です。

 「共産主義は、みんなで貧乏になろうというものだ」←byテレビタックルでの三宅発言 とかいうのも、鵜呑みにしないでください。
 綱領を読んだ私のイメージでは、「完全な共産主義」は未来の最終段階のもので、みんなで豊かになるもの、生産力などの豊かさがない限り、実現しないものであるし、能力に差がある人たちが、同じレベルの生活をするというものではないし、私有財産を確保するのも、もちろん自由です。

 だから、よく言われる「不破哲三元委員長の、党専従さんに比べての人並み以上の生活ぶり」も、共産主義との矛盾とは思わないし、批判ネタにするほどのことか? ・・共産主義は豊かになった前提で実現させようとする「理想」であり、今の党の財政状況で、専従党員さんに手厚い待遇を与えるのは無理、それを承知で専従さんたちはその職を選び、頑張っているんだし、不破さんのような重要ポストの人の生活としては、多少生活にゆとりを与えるのはあたりまえだろう・・と思います。
 いい暮らしをむさぼるだけ、権力を得る、しがみつくことにしか興味のない政治家より、ちゃんとした政党・政策理念があるだけよっぽど選択価値がありますし。

 現・志位和夫委員長は、そういう批判を避けるためか、古い小さめのマンションにお住まいだそうですが。。寄付も多額されてるとか?すばらしい心がけ。
 



 なんか実現力も無さそう、あるいは共産党になんか興味ない・・という方は
 こちら へよろしければ・・・(音楽の記事は無視してください)


 ↑↑の一部、例えばですが、
 少数野党の政策実現力がない事を理由に支持しないのは、いただけません。
 たとえば都政だと、11議席以下では党単独では議案も出せません。
 そんな制度を作った側を批判するべきです。
 民主党に政権交代したって、暮らし・環境や教育状況は良くならないでしょう。もちろん、自民党・公明党でも。

 96年導入の小選挙区制で多数の民意を排除し、
 今度は、議員削減法案(比例代表削減が目的の騙し案)でさらに民意を排除(共産党を閉め出し)しようとする
 ような危険思想の二大政党が「安泰」では、経済も憲法も危ないでしょう・・
 小選挙区制は、戦前に採られていた制度です・・・

 それに、あなたが民主に投票しなくても政権交代は大丈夫かと思います・・(笑)
 


 共産党員や支持者の人って、考え方が変な人だったからなぁ・・党の体質もおかしいんじゃ・・??という方は、
 こちら と、駄目押しで こちら へも。
 一般人である党員さんの悪い面に目を向け投票行動をしないでください。自分達の社会の為に活動されてる方の中にも、色々な人格の人がいます。
 党の一部の人間の性質=国民の一部の人間の性質、
 「言ってることと、やってることが違う」という叩き方も、党全体としては当てはまらないことが多いと思います。(偏見、攻撃、資金のなさ等、色々な条件も考慮)
 自分で自分(+他人)の首を絞めないように、政党理念と議案にご注目。
 党の発展を望まない方は、社会の仕組み是正のための投票を。
 私のカンでは、党の中の問題は、偏見があるゆえに起こり、そして煽られる、支持さえ集まれば、減っていくものだと思っています。。。

 
 
 もちろん、ここに該当しない方は、こんなの無視して、党のHPなどをご覧になって投票の意志を固めるとか、お友達に演説するとか、ブログで訴えるとか・・お願いします。
 党HPには国会質問などのMOVIEも取り揃っております

 
 もし、コメント欄に書きにくいことなどありましたら・・・
 (※こちらのリンク集は、もともとコメントを受け付けしておりませんが。)

  nekogatarobo@mail.goo.ne.jp に、ご意見などお寄せください。右上カレンダーの下からでも送れます。
 (誹謗・中傷目的のメールには返事しませんが。)

27日(木) 八王子に志位委員長が来ます

2009-08-26 | 日本共産党 基礎知識・PR MOVIE
 明日 8月27日(木) 午後6時から、JR八王子北口 東急スクエア前で、

 日本共産党 志位和夫委員長 街頭演説 があります。


    
 将来が不安・希望が持てないと感じている方、
 政治なんてどこの政党がやっても大して変わらないと思っておられる方、
 少数政党だから、あるいは、変な組織っていう噂だから、又は実現力が無さそうだから・・などという理由で、共産党の主張をちゃんと聞いたことがないという方、などにぜひご参加いただきたい。

 権力者というものは、ジャマな勢力を伸ばさないように、マスコミなどに圧力をかけるものです。
 そんな手口に引っかかって、あるいは少数政党(←元自民党、現民主党の小沢一郎氏らが作った小選挙区制度の影響が多大)だからって、あきらめていては、日本(自分や他人)の将来は暗い。

 資金難・圧力に屈せず活動している党員・支持者の労力をムダにしない、「いつまでたっても少数政党」という空気をはびこらせないためにも、一票が必要です。

 アメリカのように、大統領制ではなくても、多くの有権者が変えようと思えば政治はいくらだって変えられるのです。
 アメリカだって格差是正や世界平和に向かうため大幅に軌道修正しようとしているのに、いまだもって国の成長を妨げる二大政党の宣伝ばかりしているマスコミは恥を知らないのか。いつまで売国行為を続ける気なのだろう。


 どうか、必死になってる共産党支持者を、ただの被害妄想だと思わないでください。世の中の仕組みがどうなっているか、考える機会をもってください。
 教育問題をよく考える教師はもちろん、学者の世界でも、支持者は多いのです。
 

 本当の共産主義思想とは、ジョン・レノンのイマジンの歌詞(当ブログでも8月2日に紹介)のようなもので、旧ソ連・中国・などは間違った方向に進んだマガイモノ共産主義。
 差別の好きな権力者がなぜ嫌うか・・ちょっと想像できる気がしませんか。


 それから・・共産党の体質を”どうしようもない” ”国民に見向きもされないのは当然”などと罵る人もいますが、
 世直しの生きがいをもって入党した議員・候補者たちに見捨てられないのはなぜだと思いますか。 旧社会党などのように、分裂して新党ができないのは、なぜだと思われますか・・?? 「夢を売っている」などというのなら、尚更のこと。
 もともと、党の力なんて借りたって、当選できない候補者がほとんどなのだから、新党を作ろうという人が出てこないのは不自然じゃありませんか。

 そういうことを言う人はたぶん、共産党の「党を守るための、問題を起こした党員への指導・除名などの処分」に逆恨みした人か、その話を聞いて同情した人、敵対する意見を見て鵜呑みにした人・・などが多いと思います。 党を他の勢力の圧力から守るためにも、真面目さを保つためにも、他党より個人的問題への処分が厳しいみたいですから。

 まぁ、そういう人と、私たち支持者や納得している党員さんとは、体質上の「問題」とする”基準”が、元々違うのでしょう。


 いずれにせよ、私としては、体質<政策 ですがね。 何度も言っていますが。

 仮に体質が悪くたって(全体的に悪いわけはないが。)、国民多数がその政党・政策理念、議案に共感し、支持者が増えれば、国民全体の体質と言い換えられることになる(要するに、どこにだって問題を起こす人物は存在する)し、悪政に反対する意見を国民に届けるだけ、極端に、党虐的に言うと、”騒いでるだけ”でも、十分に存在価値はある、いなければ困るからです。

 民主党も、比例代表削減で、「”少数政党”を支持する民意の排除」にさらに拍車をかけることを目論んでいます・・・小選挙区制(民意抹殺第一弾)の小沢一郎氏(元自民党)の民主党だから、当然といえば当然の二大政党共闘だな。
 小選挙区制で政権交代がしやすくなっても、財界中心の利権政治が変わるわけではなく・・・
 少数意見(??)に耳を貸さない世の中にするなんて、なんて分かりやすい危険信号。。


 ・・そういえば、共産党、今回総選挙から自民党の補完勢力を引退(小選挙区候補を大幅に減らす)して、民主党の補完勢力に成り代わるみたいですね・・(皮肉)

 幸福実現党みたいに罰金覚悟の出馬をするのも苦しいし、政権交代はしたほうがいいので、ちょうどいい機会ですね・・・ 
 

 てことで、いつものごとく、政策の”中身”を言うこともなく(それは検索して他で見てください・・とりあえず 党HP 政策のページ や、HPの国会ムービーでも。)長くなりましたが、マスコミに乗せられず、自分の意思をきちんと票に反映させる、「全ての政党」の態度を改善させるような意思表示(投票行動)を考えることが大事です。
 要するに少数政党であっても”本当の野党”の存在を忘れず、主張、理念、行動の違いを見てください。騙されたと思って。。

 最後に、今まで自民党と大きく対立する政策賛成・反対の行動をめったにとってこなかった民主党(出所が出所だけに。。田中真紀子氏夫婦(元自民)も民主に入りましたしね・・)と、共産党が政策協力を行う機会は、いくら共産党が、政策の是々非々によって他党と協力する建設的な意思が「以前から」!あっても、必然的にこれからも少なくなるだろうし、選挙協力だって、社民党のようには多くならないでしょうね。知事などではたまにありますが。

 「建設的野党」の姿勢は、何も今に始まったことじゃないのですがね・・・
 


 ちなみに、八王子地区・日本共産党小選挙区候補は、長谷川あきら さん(←ブログ)。
 中央大学法学部卒、党八王子地区に勤務、暮らし相談室長、青年学生部長、だそうです。
 いかにも、いいお兄さんという感じです。
 以前演説会で募金(いちお、札)をしたら、それを見ていたこのお兄さんに深々とお辞儀をされてしまいました。・・だからというわけでは決してありませんよ(笑)

 「暮らし相談室長」、他党にはありえない肩書きではないでしょうか?

 中央大というのも、少し共産党っぽいですね。
 学園都市・八王子市内には、中央大も法政大も創価大も・・いっぱい大学ありますが、我が夫ちゃんも中央大卒なのです。(市田書記局長と違って、金に困ったわけでもないのに二部ですが。←は余計か、笑)
 昔から、民主青年同盟(共産系)員が多いのは、東大・一ツ橋大・中央大・・って感じらしい。(なぜか関東が多い? 一ツ橋は規模が大きくないのに、上位に挙げられるとは・・)