今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

シャッポの事情

2016年11月25日 | シャッポ
昨日は雪の中、一日中事務所で寝ていたというシャッポ、今日また朝から行方不明です。ニャーが店から引っ越して以来、しっかりと店に居座って安定していたシャッポが、この数日はちょっとおかしい。一体彼に何があったのでしょうか。

      
        最近は店で落ち着いた感じだったシャッポ

先日はじめて行ったシャッポのお泊り訓練、暴れに暴れて挙句の果ては(鍵をかけ忘れた?)小さな窓を開けて脱出、見事に失敗しました。人がいれば大丈夫なのに独りになると、どうにも閉じた空間がダメなようです。

      
           最近はいつも店内のどこかに


ノラにとって人間の保護下に入ること、それは安全、安定、安心、そして長生きと、人間的にみれば幸せになることそのものなんだけれども、その代償が、ニャンコにとって何物にも代え難い自由気ままな生活を失う、ということなんですね。いや、人間の考える幸せがニャンコにわかるはずもなく、彼等にとってはただひたすら自由を失うという不都合なことばかりなんだと思います。

だから、ニャーのように人の家に来ちゃった、で、少し抵抗しているうちに慣れちゃった、てな感じで、ニャンコの意思とは無関係に人間がその運命を左右しているわけです。でも、その抵抗が大き過ぎるニャンコがいて、シャッポもそうなのかな。 シャッポにとって自由とは、命より大事なものなのかもしれません。

      
            最近お気に入りの場所にて
           (店内の出来事を見回せる?)


シャッポ、自分が自由であることをいつも確認していたいのかな?
店の人たちとあれだけ心を通わせても、お前は孤独を選ぶのだろうか。
だけどなあ、よりによってこんな日を選ばなくても。
この時期としては過去に例がないほど、冷たくて厳しい日なんだぞ。

      
       事務所での箱寝もいつもの光景になっていた


ただ店のスタッフの間では、いろいろな考えも浮かびました。
中でも現実味を帯びてきた可能性がシャッポの天敵、ダイフクの存在。このところ寒くなって夜遅い時刻になると再び現れるようになり、(今まで追い払われて)かわいそうだと少し食べさせたりしていたようです。

それで合点がいきました。
シャッポがなぜ時折、急にキバを剥くのかが。
一昨日、そして昨日、ダイフクはそれぞれ違うスタッフに目撃されていたのです。

我々の知らない夜に何が起こったのか。
10月11日の記事(チビの救出劇・前編)で少し触れたダイフクのこと、その後書けずにいましたが、どうやら紹介する時期がきたようです。


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