「寄り逃げ猫」(2019.5.21)、「怖いけど甘えたい」(2020.10.2)に次ぐ第3弾。
静かにしてると寄り添って来るけど、こちらから近づくとさっと逃げる。この手のニャンコは意外と多いです。
わが家ではリン、キー、ポニーがそうで、ニャー、ちび太、チキンとシロキは逃げない。一方クウは寄っても来ない。店ではココがそうで、レオは外にいるときは気分次第で逃げたりする。外の3匹(モドキ、キジロ、サクラ)はまだ寄って来るほどお近づきじゃない。そんな連中の中で、やはりポニーの行動が印象的なんです。
今日は目つきが鋭いポニーの出番
ニャーも顔負けなほどいつも保護者を観察していて、こっちの状況(精神状態?)を見透かすように寄るときと逃げるときを使い分ける。ポニーの前回記事でも書いたように、こやつ結構頭が良さそうだ。
家ではあまりつるむことのない中立的な立場で、相変わらず先輩たちを追いまくってるけど排除行動ではなく「遊んで~」の感じ。追っても本当に飛び掛かることはまずない。相手は専ら僚友チキンで、チキンとはくんずほぐれつの毎日だ。逃げ足の速いニャーもよく追いかける。それにキーとクウは真剣に逃げるので面白がって追いかける。
一方本気で怒られるリン、体力的にかなわないちび太、反応が鈍いシロキはまず追わない。ポニーは保護者だけでなく先輩のネコたちもよく見てるようだ。で、ポニーをよく見ると確かに顔つきが賢そう。ただ、その分かわい気がない。知恵を使って厳しい外の世界を生き抜いてきたポニー。でもこの手の子は、よほどの理解者に出会わないと幸運に恵まれないかもしれないな。
ニャー(手前)と兄弟のような模様です
前回ポニーの記事より抜粋;
猫として優れていることと人に好かれることは違う。賢い猫はそう簡単には人に懐かないけど、人は自分に懐く猫を賢い猫だと思う。そこに猫の世界の皮肉がある。賢いから幸せになれるとは限らないのだ。いや、むしろ賢い猫ほど嫌われる? でも、もし人間がもっと賢こくなって賢い猫を正当に評価できたら、猫族との距離がぐっと縮まるに違いない。
目つきの鋭さとは裏腹に、まだまだ子供っぽさが抜けません