「おこたの中は女の園」という記事を書いたのは2年前。
立場の弱かったリンと今は亡きみうの女子連合がおこたを独占し始めた頃でした。
当時はひそかに応援したものだ。
しかしその後はネコ社会のルールに従って、早い者勝ちになりました。
今ではコタツに入らないニャーとちび太を除いて、毎日毎回おこたのメンバーが変わっています。
こたつの中のリン一家(左キー右クウ奥にリン)
おこたを出した頃は好きだ嫌いだと組み合わせにいろいろあった。
今はそれも薄れてきて、定員(4匹?)になるまで早い者勝ち。
とは言え、落ち着くのはリン、クウ、キーの家族か仲のいいポニーとチキンの組合せ。
おニブのシロキは中立でお邪魔虫的にいつでも入る。
ということで、リン一家団欒の機会がまた増えたのです。
するとこの3匹がさらに活発になってきた。
生活にゆっくり落ち着ける時間ができると、自信もどんどんついてくる。
もともとは好奇心の塊だった3匹だから。
かつてのやんちゃが戻って来たキー
そうなんです。
リン一家を家の中に迎えたときは、先住のニャー、みうと何の問題もなかった。
すぐにちび太が加わって、いきなり仲のいい大家族になったのでした。
しかしやがてニャーがリンとクウを、ちび太がリンを追い始める。
今ならわかる。
その原因は自分(オジン)でした。
保護者(オジン)大好きだったニャーとちび太が、保護者の乱心でおかしくなったのでした。
その結果、ニャーやちび太だけでなく他のネコたちにまで嫌な思いをさせてしまった。
ネコたちはみな、被害者だった。
でも、もう大丈夫。
オジンはすっかり改心し、昔の温厚なニャーが復活した。
同時に早逃げニャーも復活。ポニーの追撃をいとも簡単にかわしています。
ちび太はますます甘えん坊に。ニャーにも甘えられるので大喜び。
ニャーもちび太も、リンもクウも、昔のように一緒にいるひとときが戻って来た。
ニャーが近くにいてもご飯を食べれるようになったクウ
キーもクウも自信さえつけば、悪童(?)ポニーの追撃なんて何のその。
本来の先輩後輩の関係に戻りつつあります。
遊び盛りのポニーが、先輩たちを追い回して保護者に注意されることもなくなりました。
家族水入らずの落ち着いた時間が心のゆとりと自信を生み、暮らしそのものが向上する。
人間もネコも、結局同じなんですね。
リン:「わたしの目標はオジンの膝取り合戦に勝つことよ」(ライバルはチキンとシロキ)