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今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

カテゴリーを変更しました

2022年04月28日 | ご挨拶・解説・お知らせ
にほんブログ村さんの登録カテゴリーを変更しました。
旧カテゴリー:
(猫ブログ)「猫のいる暮らし」「野良猫」「猫の日常」
新カテゴリー:
(猫ブログ)「猫 ボランティア・保護活動」「元野良猫・元保護猫」
(花・園芸ブログ)「花のある暮らし」

旧カテゴリーさん、お世話になりました。
新カテゴリーさん、これからよろしくお願いします。

今回の変更で当ブログの内容を予想しやすくなったと思います。
何しろ花屋なので、これからは花のことも書き加えていくつもりです。

※トシのせいか勝手がわからず、今回の変更に3日もかかってしまいました。一応正常に機能するとは思うのですが、反映されるまでは長くて数日かかるそうで、それまではわかりません。

「オジン、頼むよ、俺たちのことしっかり書いてね」(ニャー)

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2022年 年頭の抱負

2022年01月11日 | ご挨拶・解説・お知らせ
当ブログの中核をなすシリーズ「ノラたちとの共存を目指して。」
昨日、その予告編に番外編6と場外編6を追加しました。ブログを始めて間もなく書いた1回目の記事では、全8回のタイトルを予告してその内容も頭には入れていた。当時は問題の全体、つまり書くべきことが見えていたつもりだったのです。

しかしその8「殺処分0に向けて」を前にして筆が止まり、代わりに番外編6記事、場外編6記事を追加することとなった。いずれもその8を書く前に認識しなければならないテーマだ。何故ならそれらのことを乗り越えないと「殺処分0」は実現しないからです。その道筋さへ得られれば、完結章「ノラのいない社会」が現実的に見えてくる。

当家にたくさんの思い出を遺してくれた3匹組の亡き後、ノラたちを少しでもサポートしたい、保護して幸せにしたい、そう思って始めたこのブログと保護活動。しかしその数の多さにまず途方に暮れた。里親さん探しもうまくいかなくなり、結局、現在は家に9匹店に2匹、外で世話している常連さんは3~4匹に及ぶ。保護を始めた頃には思いもよらなかった状況だ。


一方ノラの問題は当初考えていたよりも遙かに奥が深く、まるで一見浅いがどこまでも沈む底なし沼だとわかってきた。保護に奔走するボランティアさんがいる横で、いまだに猫捨てが横行している。司法が、検察警察が、報道がそれを黙認しているからです。何故なら、私たち人間社会そのものが猫捨てを黙認しているからです。

社会が変わらない限りノラの問題は解決しない。ノラたちの幸せはやって来ない。それじゃあ今いるノラたちにとってあんまりだと、ボラさんたちの活動は続く。疲弊しないことを願うばかりです。一方自分はどうかと言うと、既にアップアップの状態だ。

譲渡会しかり、ネットの里親さん探しサイトもしかり、組織的な保護団体の大きな拠り所になっている。とにかく"数"をさばかなくてはならないのだからさもありなんだ。自分のような細々とした個人保護活動家には出る幕もなさそう。実際ちび太、チキンにちびたんと、このところの里親さん探しは不発に終わった。リン一家やポニーに至っては人馴れすらうまくできてない。



自分にとって最大の問題は自身の年齢だ。自分は、もし保護団体に譲渡を申し込めば制限により拒絶されちゃう年齢です。しかも里親さんを見つける能力もない。では自分は、もうノラの保護はできないということだろうか。お腹を空かした子猫が迷い込んで来ても、見て見ぬ振りしろということか。ちびたんは、放っておけばよかったと?

いまだに増幅し続けるノラの数。コロナでさらに増え続ける飼育放棄。それでも売り続けるペットショップ。現存ノラ保護団体だけでは手におえるものではない。全国に散在する自分のような個人保護活動やその予備軍を取り込むことが必須条件なのだと思います。

自分は、ノラたちを幸せにする道筋探しを諦めません。残り少なくはあるけど、自分のライフワークだと思っています。今年はそれに加えて、自分が今後もノラ保護を続けていく道を開拓していこうと思います。ノラたちとの共存、いや、ノラそのものがいない社会を目指して。

「右目尻に"ものもらい"ができちゃいました」(ニャー)

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みんな元気です ~2021年の締めくくり~

2021年12月30日 | ご挨拶・解説・お知らせ
いつも五体のどこかに不都合を覚えるトシになると
元気でいることのありがたみをつくづく感じる今日この頃です
今年もあと2日で終わり
家に9匹、店に2匹、外に3+α匹
おかげさまでみんな元気

今年保護して里親さんの見つからなかったちびたん
粗相が再燃したけど今は自然に治まって落ち着いたクウ
追われる機会が減ってきたリン一家
家では番頭格ニャーの落ち着きで、みんなが穏やかになった

左:食事風景(左からちびたん、リン、キー、ちび太、ニャー、チキン)
中:ポニー(左)とシロキ
右:リン(下)とクウ

今年はキーパーの上を寝床と決めた店のココレオ
寝床を2つ用意したら
わざわざ狭いひとつでくっついて寝ています

 
左:正月モードのレジ・ギフト室(奥のキーパー上にココレオ)
右:上からお客さんを眺めるレオ(左)とココ

夜は零下、朝は-5℃まで下がる当地
家裏では今年もサクラがカイロ付寝床の常連となり
キジロは極寒の夜にやって来る
夜露か霜か背中が濡れ光りしているので
食事中に手のひらで温めてやってます

左:カイロ交換中は横で待機するサクラ(写真上に守り神みうのお守り)
右:相変わらず気づかれるまでじっと待っているキジロ

一度だけ付き合いのように寝床を使った店のモドキは
今は以前のように夜の店を点検するのが日課
そう言えば、一昨日の散歩中に久々のハルと出会いました
みんなみんな元気そう
他の一見さんたちも、いや全国のノラたちも、
元気でこの冬を越えることを願うばかりです

左:最終帰宅時にスタッフルームの前でお見送りするモドキ(裏ゲートより)
右:一昨日のウォーキング途中に偶然出会ったハル

来年にはまたひとつトシをとる
今の若い猫たちは、最後まで面倒を見れないだろう
わが家になじむ前にと思っていたが
ここまで来たら慌てず騒がず
猫たちの気持ちと幸せを一番に考えて方策を探していこう

さて、正月の元日と2日は店が休業日ですが
自分は例年通り店でココレオと過ごす予定です
今年当ブログを訪れてくださった方々
本当にありがとうございました
自分にはやり残したことがまだまだあります
来年もよろしくお願い申し上げます

ニャーもオジンを支えて頑張るからよろしこね
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初心を懐かしむ

2021年01月17日 | ご挨拶・解説・お知らせ
6年前の秋、旧3匹組の最後となったテツの介護に明け暮れていたとき、
家裏に住み着いたみう(当時「おかあさん」)に随分励まされた。    
それからノラのことを見直すようになり、翌年にかけて店に続けて現れ 
たニャー、チビ、シャッポの世話をするようになった。          
そのチビが事故死。                        
さらにシャッポがニャーを攻撃し始め、ニャーはわが家に避難。    
ひとりになったシャッポはダイフクの影に怯えながらも安全な屋内に   
お泊りすることを拒絶し、その年のクリスマス、唐突に姿を消した。    
4年前の今頃は、足を棒にして毎日シャッポを捜し続けていた頃でした。

さて、先日決意した公園散歩はまだ続いてます。
肉体的に少し余裕ができたのか、歩きながら物思いに耽るようになりました。
思い出すのはシャッポのこと。
あれだけ人懐こかったのに、固い絆で繋がれていると思ってたのに、
結局、何ひとつ不自由ないと思われた店の暮らしに背を向けた。
ノラにとっての幸せとは・・・それ以来の自分の命題です。

とても人懐こかったシャッポは、家猫を拒否してノラの道を貫いた

当時の自分の心境は、ブログを始めた頃に書いたふたつの記事に代表される。
「ノラと家猫の分かれ道」「エサやりおばさん」(2016.10.21,22)
ノラたちの幸せを願ってカテゴリーの前後記事も含めて、振り返ると懐かしい。
当時は随分悩んだな、とか、まだまだ知らないことが多かったんだな、とか。

出会ったノラたちとお近づきになって、ご飯を提供し暮らしの向上を図る。
望めば保護して新しい家族と安全な家猫生活を提供する。
それでノラたちは今よりもずっと幸せになれると、疑いもなく思っていた。

しかし、ノラたちの背負っているものが見えてくるのに時間はかからなかった。
人間社会の構造的な闇。そして人間のエゴ。
彼らは人間が持つ醜い心根の落とし子だった。
拾う神あれば捨てる神あり。
どんなに救っても、ノラを生み出すのはまた人間なのだ。

好奇心旺盛だったアスリート体型の子猫チビ(2016年事故死)

ノラを救うとはどういうことなのか。
あまりにも大きすぎる戦う相手。
それでもここまで来た以上、当時に戻ることはもうできない。

だから、当時が懐かしい。
ノラたちのために何ができるかと一直線に考え、そして夢があった。
何よりバイタリティーがあった。
それだけは、今も失わないでいようと思うのです。

こわもてだけど紳士的で面倒見のよかったソトチビ(2018年行方不明)

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ブログ3周年の決意「出会いと別れ、そして守りたいもの」

2019年09月23日 | ご挨拶・解説・お知らせ
このブログを始めた3年前の今日
家にはまだ旧3匹組のテツがいて
家裏にはソトチビとおかあさん(その後にみうと改名)
店にはニャーとシャッポ、そして当時は敵役だったダイフクがいた
チビが亡くなって、店の3匹時代の終焉がブログを始めたきっかけだった
今傍にいるのはニャーだけ、みんな離れていきました
その気立てのよさと奥ゆかしさが忘れられないみうを
家に迎えてあれだけ幸せにすると誓ったのに
先月亡くしたことは今も哀惜の念に耐えません

一方多くのノラたちと出会い、ご縁ができた
出会って別れた一見さんたち
ちび太やリンとその息子たち(キーとクウ)は今も一緒
イエチビやテリーやハリー、それにキリンちゃんは新しい家族のもとへ
ご縁に恵まれないシロキやチキンも家の子候補かな
このブログの中で出会いそして6月に慢性腎不全で亡くなったテンちゃん
2年半と短かったけど、店の看板猫としてとっても親密な付き合いだった
そのテンちゃんの遺志を継ぐレオは、目下看板猫修行中です

外ノラたちも時代は変わり
家裏ではルイにサクラ、そして黄白くんが健在
お店のモドキはまた少しお休み中かな
先週にはとっても懐かしい
1年4ヶ月ぶりになるミセミケとの再会がありました
シャッポやソトチビ、それにダイフクたちもどこかで健在なのかと思わせる
とても意義のある再会でした


思い出のニャンコたち:(左から)みう、テン、チビ

猫たちの世界にいると
その真っ直ぐな心根と決して裏切らない情の深さが清々しい
外資系企業で権謀術数にまみれた垢が
一気に洗い流される思いだった
猫たちには欲がないし他者と比較することもないから
お金も財産も名声も権力も求めない
人間のように、不必要に他者を傷つけることは絶対にしない
自然を破壊したり地球を破壊したりすることもない
いったいどっちが高等動物なんだろうか

猫に限らず、動物たちは運命に逆らわず自然に逆らわず
今を大切に生きている
死を恐れない、ということではない
だが彼らには死よりも大切なものがある
彼らが死を賭してでも守るもの
それは人間が、いつしか忘れ去ったもの
 

わが家のニャン歴史:(左から)ハナ、テツ、くも

トシを重ねるにつれ
もう人間社会はいいやと思うようになってきた
猫たちの澄んだ世界で余生を過ごしたい
でもそう思うと
彼らの大変さが見えてくる
彼らの暮らしを脅かす人間の存在です

人間の欲で勝手に仲間が売買され遺棄され
謂れもないのに目を覆うような凄惨な虐待を受け
何も悪いことしてないのに殺される
いつ自分の番が来るかもわからない
彼らはそんな理不尽な運命にも従順に
懸命に今日を生きている
そして人間を恨むこともなく、逆に人間に期待する
良き人生(猫生)のパートナーになろうよと

だから、決めたんです
こんな平和主義者の猫たちが明日をも知れない生活から開放され
人間と共存して暮らせるように
及ばずながらではあるけれど
自分の余生を捧げようと
 

行方知れずのニャンコたち:(左から)ソトチビ、シャッポ、ダイフク
 
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