このブログを始めた3年前の今日
家にはまだ旧3匹組のテツがいて
家裏にはソトチビとおかあさん(その後にみうと改名)
店にはニャーとシャッポ、そして当時は敵役だったダイフクがいた
チビが亡くなって、店の3匹時代の終焉がブログを始めたきっかけだった
今傍にいるのはニャーだけ、みんな離れていきました
その気立てのよさと奥ゆかしさが忘れられないみうを
家に迎えてあれだけ幸せにすると誓ったのに
先月亡くしたことは今も哀惜の念に耐えません
一方多くのノラたちと出会い、ご縁ができた
出会って別れた一見さんたち
ちび太やリンとその息子たち(キーとクウ)は今も一緒
イエチビやテリーやハリー、それにキリンちゃんは新しい家族のもとへ
ご縁に恵まれないシロキやチキンも家の子候補かな
このブログの中で出会いそして6月に慢性腎不全で亡くなったテンちゃん
2年半と短かったけど、店の看板猫としてとっても親密な付き合いだった
そのテンちゃんの遺志を継ぐレオは、目下看板猫修行中です
外ノラたちも時代は変わり
家裏ではルイにサクラ、そして黄白くんが健在
お店のモドキはまた少しお休み中かな
先週にはとっても懐かしい
1年4ヶ月ぶりになるミセミケとの再会がありました
シャッポやソトチビ、それにダイフクたちもどこかで健在なのかと思わせる
とても意義のある再会でした
思い出のニャンコたち:(左から)みう、テン、チビ
猫たちの世界にいると
その真っ直ぐな心根と決して裏切らない情の深さが清々しい
外資系企業で権謀術数にまみれた垢が
一気に洗い流される思いだった
猫たちには欲がないし他者と比較することもないから
お金も財産も名声も権力も求めない
人間のように、不必要に他者を傷つけることは絶対にしない
自然を破壊したり地球を破壊したりすることもない
いったいどっちが高等動物なんだろうか
猫に限らず、動物たちは運命に逆らわず自然に逆らわず
今を大切に生きている
死を恐れない、ということではない
だが彼らには死よりも大切なものがある
彼らが死を賭してでも守るもの
それは人間が、いつしか忘れ去ったもの
わが家のニャン歴史:(左から)ハナ、テツ、くも
トシを重ねるにつれ
もう人間社会はいいやと思うようになってきた
猫たちの澄んだ世界で余生を過ごしたい
でもそう思うと
彼らの大変さが見えてくる
彼らの暮らしを脅かす人間の存在です
人間の欲で勝手に仲間が売買され遺棄され
謂れもないのに目を覆うような凄惨な虐待を受け
何も悪いことしてないのに殺される
いつ自分の番が来るかもわからない
彼らはそんな理不尽な運命にも従順に
懸命に今日を生きている
そして人間を恨むこともなく、逆に人間に期待する
良き人生(猫生)のパートナーになろうよと
だから、決めたんです
こんな平和主義者の猫たちが明日をも知れない生活から開放され
人間と共存して暮らせるように
及ばずながらではあるけれど
自分の余生を捧げようと
行方知れずのニャンコたち:(左から)ソトチビ、シャッポ、ダイフク