内視鏡検査を受けた帰り道、 ただでは帰らん猫です
友人から聞いた諌早神社にやってきました。
雨にうたれた境内はしっとりし、 静かです。 県の天然記念物のクス群が空気をより清浄化しているのでしょう。
クリックすると、 昭和37年10月にたてられた石の鳥居、 参道、 手水舎などが写った写真に変わります。

ここは2対の狛犬さんに護られています。 手前の年長らしき狛犬さんは、 風化が進んでいるようですねぇ。

まずは、 大正9年生まれの 『かまえ型』 の狛犬さん。 島根県出雲地方に多く、 出雲型とも呼ばれています。
後ろ足を立て、 今にも飛び掛らんばかりです。 かっと見開いた眼がまた迫力! 阿狛犬は玉をくわえていますよ。

ピンと立てた尾やたてがみのたわわなこと。 風になびいてるようにも見えますね。 巻き毛がまた魅力です。

角度を変えて見ていると、 キバや爪のとがっているところまで見えてきました。 かなりの強者のようですよ

こちらは 『玉とり』 タイプ。 玉を片手で押さえ、 抱え込むようにしています。 お腹の辺りは掘りぬかれていません。

小さめの尻尾は背中に張り付いてるように見えます。 丸みをおびてて優しいイメージを感じるのですが
よおく見ると、 長いたてがみが尻尾の辺りまで伸びているようです。

この狛犬さんの目の大きさを大正生まれの狛犬さんが引き継いだのかしら。 でも眼差しは優しげですよ。

阿形の狛犬さんのたてがみは巻き毛のようですよ。 そして、 前足には長い巻き毛が飾りのようについてます。
生まれたときのこの狛犬さんたちは、 愛らしくさえあったのではないでしょうか。 ふと想像してしまいます。

今日も狛犬三昧しております。 もちろん、 来てくださった皆様を巻き込んで
連れがいると嬉しいなぁ。
ところで、 今回気になったことがあるんですよ。 諌早神社の狛犬さんは阿形が向かって左になってました。
今まで見たのは、 だいたいは阿形が向かって右なんですよ。 何か意味やいわれがあるのかなぁ…
狛太郎さんの 狛犬天国 で石工さんのこととかも書かれてあります。 こちら です。

諫早神社(旧四面宮 しめんぐう)
諫早神社は、神仏習合時代の明治維新までは四面大菩薩を祭神とする四面宮であり、代々領主の祈祷所として、また、諫早地方の中心社寺として維持され、「おしめんさん」の名称で親しまれていました。
社伝によると、当神社の創建は神亀5年(728)で、行基菩薩が当地に立ち寄った際に、雲仙を遥拝し、石祠を作ったのが始まりです。
建長年間(鎌倉時代)に領主西郷氏が社殿を建立、天正15年(1587)に新領主となった龍造寺氏(のちに諌早氏と改姓)が諌早領の宗廟として境内地を整備、神宮寺(神社に付属した寺院)として五智光山荘厳寺(真言宗)を創建しました。
明治元年(1868)の神仏分離令により荘厳寺は廃止され、四面宮は明治5年(1873)に「諌早神社」と改称し、八幡宮、御霊宮、神名宮の御神体八柱を合祀しました。
境内にあるクスの大樹6本は、その大きさとクス群としての景観が良好であることから、「諌早神社のクス群」の名称で昭和41年に県の天然記念物に指定されました。
平成17年3月 諌早市教育委員会

雨にうたれた境内はしっとりし、 静かです。 県の天然記念物のクス群が空気をより清浄化しているのでしょう。
クリックすると、 昭和37年10月にたてられた石の鳥居、 参道、 手水舎などが写った写真に変わります。

ここは2対の狛犬さんに護られています。 手前の年長らしき狛犬さんは、 風化が進んでいるようですねぇ。

まずは、 大正9年生まれの 『かまえ型』 の狛犬さん。 島根県出雲地方に多く、 出雲型とも呼ばれています。
後ろ足を立て、 今にも飛び掛らんばかりです。 かっと見開いた眼がまた迫力! 阿狛犬は玉をくわえていますよ。

ピンと立てた尾やたてがみのたわわなこと。 風になびいてるようにも見えますね。 巻き毛がまた魅力です。

角度を変えて見ていると、 キバや爪のとがっているところまで見えてきました。 かなりの強者のようですよ


こちらは 『玉とり』 タイプ。 玉を片手で押さえ、 抱え込むようにしています。 お腹の辺りは掘りぬかれていません。

小さめの尻尾は背中に張り付いてるように見えます。 丸みをおびてて優しいイメージを感じるのですが

よおく見ると、 長いたてがみが尻尾の辺りまで伸びているようです。

この狛犬さんの目の大きさを大正生まれの狛犬さんが引き継いだのかしら。 でも眼差しは優しげですよ。

阿形の狛犬さんのたてがみは巻き毛のようですよ。 そして、 前足には長い巻き毛が飾りのようについてます。
生まれたときのこの狛犬さんたちは、 愛らしくさえあったのではないでしょうか。 ふと想像してしまいます。

今日も狛犬三昧しております。 もちろん、 来てくださった皆様を巻き込んで

ところで、 今回気になったことがあるんですよ。 諌早神社の狛犬さんは阿形が向かって左になってました。
今まで見たのは、 だいたいは阿形が向かって右なんですよ。 何か意味やいわれがあるのかなぁ…

狛太郎さんの 狛犬天国 で石工さんのこととかも書かれてあります。 こちら です。










諫早神社は、神仏習合時代の明治維新までは四面大菩薩を祭神とする四面宮であり、代々領主の祈祷所として、また、諫早地方の中心社寺として維持され、「おしめんさん」の名称で親しまれていました。
社伝によると、当神社の創建は神亀5年(728)で、行基菩薩が当地に立ち寄った際に、雲仙を遥拝し、石祠を作ったのが始まりです。
建長年間(鎌倉時代)に領主西郷氏が社殿を建立、天正15年(1587)に新領主となった龍造寺氏(のちに諌早氏と改姓)が諌早領の宗廟として境内地を整備、神宮寺(神社に付属した寺院)として五智光山荘厳寺(真言宗)を創建しました。
明治元年(1868)の神仏分離令により荘厳寺は廃止され、四面宮は明治5年(1873)に「諌早神社」と改称し、八幡宮、御霊宮、神名宮の御神体八柱を合祀しました。
境内にあるクスの大樹6本は、その大きさとクス群としての景観が良好であることから、「諌早神社のクス群」の名称で昭和41年に県の天然記念物に指定されました。