オオイトカメムシ Metatropis rufescens (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] エゾミズタマソウなどのアカバナ科植物など
[時 期] 5月~10月
※ 体長は約10㎜~11㎜前後でカメムシ目イトカメムシ科イトカメムシ亜科に属する。
日本各地に分布し、平地~山地まで広く生息し局地的で個体数は少ない。
成虫は日中に落葉広葉樹林の日陰、主に湿った環境で見られる。
体は細長く茶褐色で、触角と脚に黒い斑点模様が見られる。
メスは6月~7月にアカバナ科植物の茎と葉に個別に卵を産みます。
成虫は木の樹皮や地面の落葉下などで成虫のままで越冬するそうです。
イトカメムシ科では日本に以下の6種が知られている。
・ヤエヤマツノイトカメムシ
・ヒメイトカメムシ
・アカオオイトカメムシ
・オオイトカメムシ
・イトカメムシ
・トゲイトカメムシ
2016年9月 北海道 湿地の脇の草地で見つけたオオイトカメムシ
2022年6月 北海道 札幌市内の森で見られたオオイトカメムシ
オオイトカメムシの標本
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