こんちゅう探偵団

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シララカハナカミキリ

2013年12月04日 |  ●カミキリムシ科


シララカハナカミキリ Judolia parallelopipeda (北海道)

[分 布] 北海道・本州
[食 樹] 不明
[時 期] 6月~7月
※ 体長は約8㎜~14㎜前後のカミキリムシ科ハナカミキリ亜科に属する甲虫。

北海道・本州に分布しており、山地に生息し局地的で個体数は少ない。
高山性ハナカミキリ三天王[エゾスミイロハナカミキリ・シララカハナカミキリ・クビボソハナカミキリ]の一つ。
北海道では渡島半島を除く地域の標高1000m以上の高地に局地的に分布する。
知床半島では稀に黒化型のシララカハナカミキリが見られる。
成虫は日中にヤマブキショウマ・オガラバナ・オニシモツケなどの花に集まる。
こちらもエゾスミイロハナカミキリ同様2年連続での遠征にてようやく2013年に自己初採集する事が出来た。
エゾスミイロハナカミキリよりも個体数は多く、日の当たる花にちょくちょく飛来すると言う。
頭部背面・前胸上の灰黄色毛は直立する。「シララカ」はサハリン内の一地名。



2017年 北海道 シララカハナカミキリ Judolia parallelopipeda
日中にショウマの花に訪花した個体





2013年 北海道 シララカハナカミキリ Judolia parallelopipeda
道北高地で採集したシララカハナカミキリ







2014年 北海道 シララカハナカミキリ Judolia parallelopipeda
ショウマの花に飛来したシララカハナカミキリ





シララカハナカミキリの標本


[色んな模様のシララカハナカミキリ]





[似た様なカミキリムシ]


左:キモンハナカミキリ 北海道
中:シララカハナカミキリ 北海道
右:ヤマトキモンハナカミキリ 北海道


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
とうとう登場! (Harpalini)
2013-12-04 20:22:24
本州では三千メートル近くまで登らないと見られない、それも超珍品。珍品度が下がる虫が増える中これは下がりませんねぇ。
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Harpaliniさんへ (だんちょう)
2013-12-06 07:19:33
おはようございます(^O^)

そちらでは3000も上げないとダメなんですねぇ、びっくりです。

車でその高さまで登れる地域ってあるんですか?
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Unknown (mizuki)
2013-12-07 19:10:57
シララカハナはとても良いカミキリですね。
僕が行ったときはシララカ、クビボソともにピークだったらしく、どちらもたくさん見られ楽しかったです。
スミイロは採れなかったのでまたいつか狙いたいです。

僕の持ってる個体は斑がもっと大きくて全体的に黒が多いです。
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mizukiさんへ (だんちょう)
2013-12-07 21:51:24
こんばんは

採集されていたんですね、しかも複数とは素晴らしい結果ですね!!

こちらは惜しくも1頭ですww
まぁ、センスが無い無いと言われておりますので、そんなところで満足なのですが、しかしながら運があるらしいので、エゾスミイロハナカミキリは数匹採集しましたよww
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