こんちゅう探偵団

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サメハダハマキチョッキリ

2014年11月07日 |  ●オトシブミ科


サメハダハマキチョッキリ Byctiscus rugosus (北海道)

[分 布] 北海道・本州
[食 樹] ドロノキ・ヤマナラシ・ポプラ・ヤナギ類など
[時 期] 5月~6月
※ 体長は約6㎜~8㎜前後のオトシブミ科チョッキリゾウムシ亜科に属する甲虫。

北海道と本州北部に分布する、寒地性の小型美麗種として知られる。
産地は局地的で個体数はそれほど多くはない。
♂は前胸に棘があり、♀では棘は無いことで区別出来る。
ドロハマキチョッキリに似ているが、本種の上翅はまさしく鮫肌で点刻密度が高く不規則に深い。
また本種の中・後脛節端内側に小さなトゲ状突起があるが、前脛節端にはない。
背面は青~緑の金属光沢があり、腹面と脚は赤みがある。



手乗りサメハダハマキチョッキリ、ちょこんと乗っかって可愛らしい



雌はホストの葉を一所懸命巻いていました







サメハダハマキチョッキリの上翅は金属光沢のある緑色でとても美しい











北海道のサメハダハマキチョッキリの写真



サメハダハマキチョッキリの卵
ドロノキの葉に産卵された卵で、揺籃をめくっていくと一粒づつ産卵されていた


[サメハダハマキチョッキリの揺籃]

 
ドロノキで作ったサメハダハマキチョッキリの揺籃


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