長内那由多のMovie Note

映画や海外ドラマのレビューを中心としたブログ

『ヴァンパイアvsザ・ブロンクス』

2020-10-15 | 映画レビュー(う)

 再開発の進むNYブロンクス。ここで次々と用地買収を行う悪徳不動産屋の正体は人の生き血を吸うヴァンパイア軍団だった!下町の危機に立ち向かう悪ガキ3人組のバイブルは我らがウェズリー・スナイプス主演の『ブレイド』だ。ここにヴァンパイア対ブロンクスの戦いの火ぶたが切って落とされた!

 ジェントリフィケーションへの批評と『ストレンジャー・シングス』以後、ブームとなった80sキッズホラーをマッシュアップした微笑ましい1本。長年、黒人を中心に低所得者が住んできた町をヴァンパイア=白人が搾取する、という一種の格差社会映画でもある。

 ちなみに僕は大好きな女優サラ・ガドン目当てに本作を見た次第。ブロンクスに引っ越してきた超~感じの良いお姉さん役で、もちろん“世界で最も美しい顔”に選ばれた美貌が活かされているのでファンは見るように。彼女もとても楽しそうである。


『ヴァンパイアvsザ・ブロンクス』20・米
監督 オズ・ロドリゲス
出演 ジェイデン・マイケル、ジェラルド・W・ジョーンズⅢ世、グレゴリー・ディアスⅣ世、サラ・ガドン、シェー・ウィガム、ゾーイ・サルダナ

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