長内那由多のMovie Note

映画や海外ドラマのレビューを中心としたブログ

【ポッドキャスト更新】第58回 2024年上半期ベスト10(TVシリーズ編)

2024-07-20 | ポッドキャスト

 2024年1月1日から6月30日までにシーズン完走したTVシリーズからベスト10を選出。同時代性を重視した年間ベスト10とは異なり、上半期は単純に好みを優先。昨年、各所で“PeakTVは終わった”と言われたが(長内も言いました)、いやいや、まったくそんなことはない大豊作。日本関係のあの作品、異色のコメディ、人気シリーズの最新作、そして世界中で話題を呼んだ衝撃作などなどバラエティ豊富。ベスト10のほとんどは当ポッドキャストの各エピソードで詳しく解説しているので、そちらもどうぞ。冷房の効いた室内で良質なTVドラマを見ながら酷暑を乗り切りましょう。


ランキングの各作品は当ポッドキャストで個別にも紹介しています
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【ポッドキャスト更新】第57回 7月公開の新作映画

2024-07-14 | ポッドキャスト

 6月末〜7月公開の注目作をまとめて紹介。現在劇場公開中、シリーズ第3弾『クワイエット・プレイスDAY1』は監督も主演も異なるスピンオフだが、拾い物の1本。今まで以上にグッと来る、泣けるホラー映画?ルピタ・ニョンゴ演じる主人公に影響を与えたのは急逝したあの俳優?( 10:30 頃)7月5日より公開中の『Shirley シャーリイ』の主演はエリザベス・モス。『ハンドメイズ・テイル』以来、一貫したフィルモグラフィーとは?( 15:21 頃)7月12日公開『お母さんが一緒』は寡作の名匠、橋口亮輔監督9年ぶりの新作。兄妹あるあるな展開に笑う?それとも居心地が悪くなる?俳優たちのくんずほぐれつの共演は橋口演出の真骨頂。( 21:05 頃)7月19日公開『墓泥棒と失われた女神』はイタリアの俊英アリーチェ・ロルヴァケルの新作。これまでとやや作風が異なり、ついにあの巨匠へ合流?主演は『チャレンジャーズ』が話題を呼んだばかりのジョシュ・オコナー。今回は全編イタリア語セリフという絶好調ぶり!


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【ポッドキャスト更新】第56回 重力に魂を引かれたオールドファンによるガンダム話

2024-07-08 | ポッドキャスト

 いつかはやるだろうと思っていた“ガンダム回”がまさかこんな形で実現しようとは…各ストリーミングプラットフォームでの配信が始まった『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を観て、機嫌の悪い長内。これは映画なのか“コンテンツ”なのか?日本の映画興行はファンダムカルチャーなのか?SEEDは20年前から創り手も観客も成長していないのか?ノスタルジーに浸ることが“娯楽”なのか?いや、そもそも何をやってもいいのがガンダムシリーズであり、SWに先駆けたフランチャイズの成功だったのでは?ぶつぶつと文句を言いながら、話は長内のフェイバリット『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』へ。ガンダムファンが見ても難解な映画?感情移入できない登場人物ばかり?後に『エヴァンゲリオン』を生んだ重要作?アニメ映画に作家性は必要ない?ガンダム史上最高傑作!


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【ポッドキャスト更新】第55回 夏が来る!『チャレンジャーズ』

2024-07-04 | ポッドキャスト

 2024年上半期の会心作『チャレンジャーズ』がひっそり公開中。「c'mon!」とゼンデイヤが絶頂に達するまでの3Pセックス映画?テニスコートで踊り狂うダンスムービー?3人はあの夏のオーガズムを目指している?夏とエロスの作家ルカ・ダァダニーノの作品はすべて暑さの種類が違う?グァダニーノ映画において悪天候は急展開の兆し?ノーテンキに思えて、実は絶対的な相手に恋をしてしまった切ない青春映画?同じく上半期の秀作『パストライブス』との意外な関係性とは?


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【ポッドキャスト更新】第54回 『関心領域』を定める邪悪さ

2024-07-01 | ポッドキャスト

 『関心領域』を観るためには、私たちの関心領域も拡げなくてはならない。監督ジョナサン・グレイザーのキャリアを振り返る。誰もが1度は見たことがあるジャミロクワイ『ヴァーチァル・インサニティ』に既に原型がある?前作『アンダー・ザ・スキン』も人間の残忍さの話?2023年のMVPはザンドラ・ヒュラー?『関心領域』は映画館での鑑賞が必須?邸宅にいるお手伝いさん達は何者なのか?暗視カメラに映っていた少女は何をしていたのか?“関心領域”とは何を意味するのか?壁の向こうを映したサブテキストには『サウルの息子』や『シンドラーのリスト』もどうぞ。


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