海老蔵はあくまでも殴ってないし

海老蔵が殴るわけがありません。この海老の反りに誓って言います。わたしは海老蔵が殴っていないと主張します。わたしは見ていたのです。水槽の中からそっと見ていたのです。同じ甲骨類だからいうのではありません。事実を言っているだけです。もちろん海老蔵は我々にとってプリンスです。王子様です。我々の世界の広告塔です。スピークスマンです。だからどうしてもひいき目で見てしまう傾向はあります。しかし、ちょっと聞いてください。わたしは海老蔵がキライです。私個人は海老蔵が大嫌いです。なぜなら、女子アナウンサーと結婚したからです。海老なら海老らしく、海老アナウンサーと所帯を持たないといけないわけなのに、あんな軟弱な皮膚を持つ女子アナウンサーと結婚するなんて、冒涜以外の何者でもない。だから私は海老蔵はキライです。海老の中には、よくやった、というものもいます。海老の暴力性を世の中に知らせてやったのだと。そんな輩もいます。わたしは違う。海老も人間も、おけらも、あめんぼだって、みんなみんな生きているんだトモダチなんだ、という思想の持ち主です。だから、わたしは真実をここに示しておきたい。目撃者の証言です。海老蔵は殴っていない。ただ、思い切りはねただけ。