リッスン・トゥ・ハー

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坂道/ファンデリア

2008-02-25 | 若者的図鑑
その付近、左右を木に被われたとても沖縄らしい道があるということで、歩いて向かいました。沖縄の人たちの普通の暮らしがそこにありました。この緑のトンネルを抜けたらそこは、豚足の国でした。振り向いたら最後、魔女の魔法にかかってしまって、一生帰れなくなってしまいそう。姿は見えないが鳥が鳴いている。猫が逃げていく。犬が吠える。当たり前に生活する日常を、ふいに思い出した。あの坂道は海へと続く坂道。遠い空の下君は待っているのだろう。大丈夫大丈夫とぼやけた太陽。とか鼻歌口ずさみながら海にでる。船がずっと遠くで、長い汽笛を鳴らしました。

ゆっくりと、刻むリズムに全然大丈夫、まだ帰ってこないからおばさんは。
だからもう少し、縁側で、潮の匂いいっしょにかいでようね、って言った。

焦る必要ない、もう少し待っていよう。

東京や虹やモノノケ姫や、そんなくすんだ色の(その色こそ味ですが)初期の名曲の中にあって、決して忘れちゃいけない大切な一曲です。


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