リッスン・トゥ・ハー

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君はランチをつくった 食べきれないよ

2007-08-19 | 東京半熟日記
(ほんのちょっち山口編4)

ほんといい天気さあ、雲もほとんどないさあ。

浜風がぐんぐん吹いてきて、わたしは吹き飛ばされそうになる。
日差しの強さはだいたい最初から狂っていたけれど、船を下りて島に上陸すると、太陽がわたしのことを的に、紫外線を放出しているんじゃないかと思うぐらい狂い強くなった。

ほんの少しの船酔いは、その紫外線が全部持ってって、くれたから五分五分。

ところでじいいと海の方を見ているお地蔵さまがぐるりとこっちに顔回して、あーあちょっとこっちこいやてめえ、と言われたのでとても怖くなったわたしは、地蔵いやー、と駆け出して空へ。
小高い丘の上に向かった。

坂道は続いていた。
登っても登っても海は見えていた。


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