リッスン・トゥ・ハー

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俺は車にウーハ―を(飛び出せハイウェイ)3

2006-12-10 | 東京半熟日記
(沖縄編18)

ちゅら海水族館に近いエメラルドビーチで砂を蹴り飛ばして走り回る。泳ぐ事は出来ないらしいシーズンオフだ。まだ十分泳げそうだけど、それは大人の事情という奴なんだろう。それでも、足だけ波に撫でられたくなる。だってザザーっザザっーてあきれるぐらい寄せては返しているし。靴を脱いで、おや、パンストはいとるんやん。あかんやん。ええいぬいじゃえー。て、ハーフパンツ風のパンツ履いてたんですけど、それを脱がないままその下のパンストだけ脱ぐイリュージョンをやって見せよう皆のもの。ハイ~、ハイ~。ほら、このとおり、すっか・・・・・・・、アホ、見んな、見せもんちゃうから。向こう行け。座り込んで、無理矢理脱ごうとします、が絡まります。えらい恰好で、もがきます。大脱出ショーみたいになって、動けなくなります。まずいです。けど間一髪、無事脱出成功さ。各関節が妙に痛いけどね。そのかいあって波が妙に優しかった。太陽がさんさん、日は沈みつつあって、ほんと海が光って綺麗。また貝を探してみる。パンプス蹴り飛ばしてさ。

その付近、左右を木に被われたとても沖縄らしい道があるということで、歩いて向かいました。沖縄の人たちの普通の暮らしがそこにありました。この緑のトンネルを抜けたらそこは、豚足の国でした。振り向いたら最後、魔女の魔法にかかってしまって、一生帰れなくなってしまいそう。姿は見えないが鳥が鳴いている。猫が逃げていく。犬が吠える。当たり前に生活する日常を、ふいに思い出した。

あの坂道は海へと続く坂道。遠い空の下君は待っているのだろう。
大丈夫大丈夫とぼやけた太陽。
とか鼻歌口ずさみながら海にでる。
船がずっと遠くで、長い汽笛を鳴らしました。


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