ふるさとCM大賞にむつ市の作品 asahi.com 2005/11/21
30秒間のCMでふるさとを紹介する「第5回ふるさと自慢わがまちCM大賞」(青森朝日放送主催)のコンテストが20日、青森市内であった。28市町村が出品し、大賞にはむつ市の作品が選ばれた。
むつ市のCMは、市商工会議所青年部会長の杉山克也さん(50)が考えた。むつ市出身の映画監督、故川島雄三さんを崇拝している傷心のカメラマンが恐山を訪れた後に偶然、街で田名部祭りに出くわす。その様子を物語のようにつないだ。(註:画像は田名部祭りの時に撮影したものです。)
杉山さんがCM作りで意識したのは、下北半島に映画やテレビドラマのロケを誘致する「下北フィルムコミッション」が9月にむつ市で立ち上がったことだ。「むつ市はいい映像をとれるということをアピールしたかった」と話す。
準大賞は弘前市。リンゴ畑が広がる農道「アップルロード」でリンゴを収穫している夫婦が登場。「弘前市、岩木町、相馬村のリンゴを運んだ道」と語り、来年2月に合併する岩木町と相馬村との一体感を強調した。
ほかにも市町村合併がテーマになった作品が多かった。今年2月に五つの町村が合併して誕生したつがる市。つがる市を訪れた旅人が、旧町村の名前をあげて「ここは木造町ですか?」「森田村ですか?」……と尋ねるたびに、「つがる(違う)」と言われる。
大賞、準大賞以外の主な賞は次の通り。アイデア賞つがる市▽映像賞十和田市▽感動賞六ケ所村▽コピー賞深浦町▽審査員特別賞八戸市▽ABA賞三沢市と大鰐町。
田名部祭りの様子は当ぶろぐで8月17日に掲載。