潮風に乗って-北から南から

船や港に関係する地名を訪ねて、その土地の情報を発信します。

正月3日目、全国各地の表情

2009年01月04日 | Weblog

2009/01/04(日) TBS NEWS
正月3日目、全国各地の表情

 TBSニュースで『正月3日目、全国各地の表情』と報じていましたので掲載します。(01/03放映)
http://nakate.nawata01.com/09TV_movies/TBS/0101/tbs_shinnen_20090104.wmv


 正月3日目。各地の表情を続けてお伝えします。
 福岡市の筥崎宮に伝わる新年恒例の神事、「玉せせり」。締め込み姿の男衆が浜側と陸側に分かれ、直径28センチ、重さ8キロの木の玉を奪い合いながら参道を進みます。
 玉を手にして頭上に掲げると、ご利益があると言われていて、男衆は沿道から力水を浴びながら激しく競り合います。浜側が勝つと大漁、陸側が勝つと豊作になるとされていますが、今年は陸側が勝って、本殿にたどり着き、神職に玉を手渡しました。

 平安時代の王朝衣装、十二単に身を包んだ「かるた姫」が、鮮やかな手さばきでかるたを取っていきます。
 和歌を初めて詠んだとされる素戔嗚尊(すさのをのみこと)が祭られる京都・東山の八坂神社で、毎年1月3日に行われる「かるた始め」。境内の能舞台では真新しいかるたが奉納された後、かるた姫やかわいらしい童子姿の子どもらが、2人1組で初手合わせを行います。
 あでやかな衣装に身を包んだ参加者が、機敏な手さばきでかるたを取る度に、参拝客からは歓声が上がっていました。

 冷たい川の中、上半身裸でけいこをする子どもたち。これは愛知県弥富市の空手道場が、1年間健康でいられる体づくりと心の鍛錬のために、木曽川で毎年行っている寒げいこです。
 参加したのは、3歳の女の子から高校生までおよそ150人。3日朝の気温は8度と例年より暖かかったものの、川の水の中はやはり冷たかったようです。子どもたちは震えながら、かけ声とともに、正拳突きなどのけいこを行っていました。

 桃太郎のモデルと伝えられる吉備津彦命(きびつひこのみこと)が祭られる岡山市の吉備津神社では、恒例の矢立の神事が行われました。吉備津彦命が弓矢で鬼を退治したことにちなんで、矢を放って魔をはらう伝統の行事です。
 吉備津彦命が矢を置いたとされる岩の上に7本の矢が置かれ、宮司らが五穀豊穣や天下泰平を祈った後、武家装束姿の射手が四方の空に矢を放ちました。参拝客も静かに見守り、1年の無病息災を祈りました。



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