潮風に乗って-北から南から

船や港に関係する地名を訪ねて、その土地の情報を発信します。

インドネシア・ジャワ島中部地震

2006年05月29日 | Weblog

 2006/05/29(月)NHK NEWS
 ジョグジャカルタのバントゥル地震の規模 マグニチュードは6.3
この地震は27日、ジャワ島中部の都市、ジョグジャカルタからおよそ20キロ南の海岸近くを震源に起きたもので、地震の規模を示すマグニチュードは6.3でした。インドネシアの社会省によりますと、これまでに4611人の死亡が確認され、さらに多くの人が、崩れた建物の下敷きになっているものとみられています。また、国連人道問題調整事務所などによりますと、およそ2万5000棟の建物が全半壊したほか、少なくとも10万人が家を失い、避難生活を余儀なくされているということです。こうしたなか被災地には、シンガポールの医療チームが到着したほか、WFP・世界食糧計画が3台のトラックでビスケットなどの食料を配布しています。また、ジョグジャカルタの空港には、医療品などを積んだ輸送機も到着し、支援物資が届き始めています。しかし、被災地で救助活動にあたっているインドネシア政府の責任者は、家を失った被災者のためのテントや飲料水が不足しているとして、いっそうの支援を呼びかけています。

2006/05/29(月)NHK NEWS
倒壊の被害 直径5キロに集中
「だいち」は、28日、レーダーを使ってジョグジャカルタ周辺の被災地を撮影し、宇宙航空研究開発機構で得られた画像を10日ほど前に撮影した画像と比較しました。レーダーは地上に建物があると強く反射し、画像では白く映し出されますが、建物が倒壊すると反射波が少なくなり、画像は逆に黒くなります。解析の結果、28日に撮影した画像では、ジョグジャカルタの中心部から南に20キロほどのバントゥルとみられる地域の直径5キロほどの範囲が、地震前のものに比べて黒くなっており、建物が倒壊する被害が集中していることがわかりました。宇宙航空機構では、今回のデータをすでにインドネシア政府に提供しており、今後の復旧活動に役立ててもらうことにしています。

陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)によるインドネシア・ジャワ島中部地震被災地の観測について
平成18年5月28日 宇宙航空研究開発機構
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、インドネシア共和国・ジャワ島中部にて27日発生した地震の被災地について、本日、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載のフェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ(PALSAR)及び高性能可視近赤外放射計2型(AVNIR-2)を用いて観測を行い、観測画像を国際災害チャータ※1およびインドネシア国立航空宇宙研究所(LAPAN)※2に提供致しましたのでお知らせします。

http://www.jaxa.jp/
http://www.jaxa.jp/press/2006/05/20060528_daichi_j.html



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