2007/08/21（火） NHK
東電 原子炉内部の点検開始
「東電 原子炉内部の点検開始」と、今日のNHKニュースで放映していました。収録・編集しましたので掲載します。
http://nawata01.eco.coocan.jp/07TV_movies/NHK/NHK_genpatsu_tepco_20070821.wmv
この点検は、柏崎刈羽原発の７つある原子炉のうち、定期検査中で核燃料が取り出され、ふたが開いていた１号機で行われているものです。
東京電力によりますと、今回、点検するのは原子炉の上半分で、２１日は、作業員が水で満たされた原子炉の中に水中カメラを入れて原子炉の内側の壁や配管などにひび割れやゆがみがないか確認しました。点検は午後７時すぎに終わり、地震による損傷などは見つからなかったということです。
今回の地震で、柏崎刈羽原発では原子炉が安全に止まったことは確認されていますが、内部の状況を点検したのは今回が初めてです。東京電力では、２２日も点検を行い、来月以降、下側についても調べる予定で、１号機の原子炉の内部すべての点検を終えるには年内いっぱいかかる見込みです。
また、１号機に続いて１０月からは７号機でも点検を始める予定ですが、そのほかの原子炉については、めどが立っていない状況です。
