潮風に乗って-北から南から

船や港に関係する地名を訪ねて、その土地の情報を発信します。

今年のヒット商品、1位は「食べるラー油」

2010年11月03日 | Weblog
2010/11/03(水) TBS
今年のヒット商品、1位は「食べるラー油」

TBSニュースで『今年のヒット商品、1位は「食べるラー油」』
と報じていましたので掲載します。(11/02報道)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4566467.html


 毎年恒例、今年も「日経トレンディ」が2010年ヒット商品ランキングを発表しました。今年は「猛暑」に「W杯」に「エコブーム」。果たして、どんな商品が上位にランクインしたのでしょうか。
 第10位は、「1杯でしじみ70個分の力」。スーパーなどの酒コーナーにも置かれたみそ汁です。ヒットの理由はオルニチン。オルニチンとは、肝機能改善とか疲労回復を助けるアミノ酸の一種のことをいいます。二日酔いにも効果てきめんのうたい文句が、この不況の折、疲れた消費者の心と体をわしづかみにしました。
 第9位は、「ハリナックス」。去年12月の発売と同時に品切れ店が続出した、針なしのホチキスです。この商品は、エコにもつながることから消費者の心をつかみました。

 第8位は、「チンしてこんがり魚焼きパック」。二つ折りのパックに魚の切り身を挟み、電子レンジで3分過熱すると焼き魚の出来上がり。これで、ご家庭にグリルがなくても問題なし。去年9月の発売以来440万個、およそ7億円を売り上げました。
 第7位は、「低価格LED電球」。大手メーカー同士の価格競争が過熱し、価格が3000円を切った途端、ブレークしました。ちなみにLEDは、東京スカイツリーの照明にも使われています。
 第6位は「ポケットドルツ」。女性が化粧ポーチから出したのは、マスカラかと思いきや携帯用の電動歯ブラシ。「Nスタ」の調べによりますと、女性会社員のおよそ8割近くが昼食後に歯磨きをしているといい、その市場を狙ったのがこの商品。この半年でおよそ100万台を売り上げました。

 第5位は、「iPad」。アメリカでは、わずか1か月で100万台を売り上げた新型携帯端末、iPad。日本での販売台数は半年で750万台に達していて、1000万台到達も時間の問題となっています。
 第4位は、「プレミアムロールケーキ」。ローソンが開発した累計販売5000万個の大ヒット商品。それまでのコンビニのスイーツとは一線を画し、濃厚でぜいたく感あふれるデザートに仕上げました。コンビニ各社は、次々にロールケーキ市場に参入しています。
 第3位は、「スマートフォン」。「iPhone4」の大ヒットに伴い、先月末にはその対抗馬としてNTTドコモのスマートフォン「ギャラクシーS」が発売。時代はまさに携帯電話からスマートフォンへ。3月におよそ7%だった携帯電話販売台数に占めるスマートフォンの割合も、9月にはおよそ28%にまで激増しました。

 第2位は、「3D映画」。155億円の大ヒット映画「アバター」で話題を呼んだ3D映画がランクイン。映画館の3D対応スクリーンも今年に入り、増加する傾向にあります。
 第1位は、「食べるラー油」。本来は麻婆豆腐の辛みづけなどに使われるラー油。その概念を覆し、フライドガーリックやフライドオニオンをたっぷり入れた具だくさんのラー油が空前のブームとなりました。ラー油の市場規模は7倍以上に拡大。店頭では品薄状態が続き、ご家庭で自らレシピを考案する主婦も現れました。
 「日経トレンディ」の渡辺編集長は・・・
 「商品の1つ1つが身の回りの商品なのでちっちゃいように見えるんですけれども、商品力、1個1個がすごくあるということが言えると思います。来年は、ずばり“モバイル多様性”というキーワードを挙げました。スマートフォンやタブレット端末が一気に普及することによって、ユーザーは自分の心地良いプライベート空間を外にも持ち出す、いつでもどこでも便利な状態にするといったところに商品が出てくると予想します」(日経トレンディ・渡辺敦美編集長)



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