2009/09/17(木)
第93代首相に鳩山氏、新政権が誕生
TBSニュースで『第93代首相に鳩山氏、新政権が誕生』について報じていましたので掲載します。(09/17放映)
http://nakate.nawata01.com/09TV_movies/TBS/0901/tbs_hatoyama_20090917.asf
第93代の内閣総理大臣に民主党の鳩山代表が選ばれ、新内閣が発足しました。
午後1時、衆議院本会議では、議長に民主党の横路前副議長が選ばれました。そして、総理指名選挙が行われ、民主党の鳩山由紀夫代表が327票を獲得。参議院でも124票、両院で過半数の票を獲得して総理指名を受け、第93代の内閣総理大臣に選ばれました。
「歴史的瞬間だよね、本当に」(民主党・岡田克也前幹事長)
(Q.鳩山さんが総理指名されましたが、感想をお願いします)
「・・・」(民主党・小沢一郎幹事長)
(Q.これからの国会運営については心配はないですか?)
「そうですね。心配というよりも、私どもは『なんだ、3分の2を使って』なんて文句を言ったわけですよね、自公の政権に対して。そういうことは私どもの方にもろに来ますから。それだけに参議院の議論は大事だろうと」(民主党・輿石東参院議員会長)
「我々は堂々たる野党を目指すと。そして正しい議論をやっていくということが第一ですね」(自民党・細田博之幹事長)
「心からお祝い申し上げたい。環境とか郵政については、私がアドバイザーだったら一番いいアドバイザーになれるんじゃないですか」(自民党・鳩山邦夫元総務相)
「国民が望んでいるのは、自民党・民主党関係ない、与党野党関係ない。この国を良くしてくれと」(自民党・小泉進次郎衆院議員)
夕方には官房長官に就任した平野氏が閣僚名簿を発表しました。新内閣には、副総理兼国家戦略担当大臣に菅直人氏、外務大臣に岡田克也氏、財務大臣に藤井裕久氏のほか、「ミスター年金」と呼ばれる長妻昭氏が厚生労働大臣に就任するなど、民主党を代表する論客や専門家が顔を揃えました。
これまでの自民党政権では、新閣僚を官邸に呼び込んだ後、直ちに閣僚記者会見を行っていましたが、官僚主導から政治主導を掲げる鳩山政権では皇居での任命式、認証式後に、変更されています。
総理就任後、初の記者会見で鳩山新総理は決意を述べました。
「この国を、本当の意味での国民主権の世の中に変えていかなければならない。いろんな試行錯誤の中で失敗することもあろうかと思います。是非国民の皆さんにもご寛容を願いたいと思っております。ご辛抱の中でご指導ご支援いただきますことを心から祈念をいたします。どうぞよろしくお願いをいたします」
また、自らの政治献金の問題については次のように述べました。
「なかなか国民の皆さま方にはご理解を頂いていないということが事実だと思っておりますので、もっと説明を尽くす努力をしてまいりたい」(鳩山由紀夫首相)