潮風に乗って-北から南から

船や港に関係する地名を訪ねて、その土地の情報を発信します。

格安と超高額、「アジアマネー」に狙い

2010年08月26日 | Weblog

2010/08/26(木)TBS NEWS
格安と超高額、「アジアマネー」に狙い

TBSニュースで『格安と超高額、「アジアマネー」に狙い』
について報じていましたので掲載します。(08/26放映)
http://nakate.nawata01.com/10TV_movies/TBS/0801/tbs_Asian money_20100826.asf


 海外まで片道4000円、その一方で、1つ1680万円もする超高額スポーツ用品も売れています。これらに共通のキーワードは、「アジアマネー」です。
 中国の格安航空会社、春秋航空。7月、茨城空港に就航し、茨城―上海間で片道4000円という破格の価格設定を打ち出し、注目されました。
 「搭乗率は約70~80%。毎回一定の割合で格安航空券を販売する予定」(春秋航空茨城支社 徐進支社長)

 25日、春秋航空は、格安航空券を本格的に9月15日の出発便から販売すると発表しました。4000円のチケットは、180席ある中の10%程度に設定。これ以外にも片道8000円や2万6000円まで全8タイプの料金を設定し、8月30日から春秋航空のホームページで予約を受け付けます。
 安さの背景には、茨城空港が着陸料などを低く設定しているほか、徹底したコスト削減があります。機内サービスの水や飲み物などはすべて有料。座席をいっぱいまで増やしたため、窮屈になったのか、客室乗務員が体操を勧めます。水筒やダイヤモンド入りのせっけん、機内販売にも力を入れていました。
 格安航空券の登場は、日本人だけでなく、多くの中国人観光客の利用も見込まれます。だからなのでしょうか。日本国内では25日、ある超高額商品が販売されました。つややかな漆塗りの表面に描かれた金の山水画。実はゴルフクラブのヘッドなのです。

 ゴルフ用品メーカーのマルマンは25日、高級ゴルフクラブセット「マジェスティ プレステジオ ジャパン」を国内で初めて一般公開しました。その価格は1680万円。
 「買えても使わないでしょうね」(買い物客)
 「展示用として、まだ世界に1本しかない」(伊勢丹新宿店 渡部寛さん)
 (素振りさせてもらっていいですか?)
 「それはちょっと勘弁してください」(伊勢丹新宿店 渡部寛さん)
 実は既に数セット売れたといいますが、購入したのは、いずれも中国などの富裕層だったといいます。
 「台湾で2セット、中国で2セット。アジアを中心とした富裕層のお客様と考えている」(伊勢丹新宿店 渡部寛さん)
 格安航空券と超高額商品。アジアマネーを狙ったビジネスが今、熱気を帯びています。