2009/09/01(月) TBS NEWS
鳩山代表、新政権発足へ動き出す
TBSニュースで『大松明の炎が幻想的な「吉田の火祭り」』について報じていましたので掲載します。(08/31放映)
http://nakate.nawata01.com/09TV_movies/TBS/0901/tbs_senkyo_20090901.asf
民主党が単独過半数を大きく上回る308議席を獲得した歴史的な大勝利から一夜。鳩山代表は早速、新政権発足の準備に動き出しました。
「(今日の気分は?)天気とは違いますね。(よく寝られました?)2時間ほど」(民主党 鳩山由紀夫代表)
31日朝、自宅で応じた報道各社のインタビューには政権交代にこぎつけた喜びを次のように語りました。
「ようやくこれから新しい政治というか、国民の皆さんの期待する政治をですね、我々の考えで動かすことができるようになったなという思いで感慨無量ですね」(民主党 鳩山由紀夫代表)
308という圧倒的多数の議席を得たことについては、国会で参院の再議決を繰り返した自公政権を念頭に「強行で突っ走っていけばいいという発想ではない」と述べ、数のおごりを捨て去らなければならないと強調しました。
また、注目される党役員と閣僚の人事については、一部の主要ポストを先行して決めることはせず、特別国会での総理指名の前後に一気につくり上げたいと語りました。
一方、歴史的大敗を喫した自民党は一夜明け、いつものように報道陣に向けて手を挙げたものの笑顔はなく、硬い表情のままの麻生総裁。
「きつかったね、正直言って」(自民党 古賀誠 選対本部長代理)
「党の再生に向けての総裁選挙を私は大事とするべきだと思う」(自民党 菅義偉 選対副委員長)
議席を公示前の半数以下にした自民党は、次の総裁選びが党再生の課題とされています。
「自由民主党の総裁を辞任したいと考えております。今回の皆様方の審判を厳粛に受け止めたい」(自民党 麻生太郎総裁)
自民党総裁を辞任する考えを正式に表明した麻生総裁。この会見からわずか10分後、今後の総裁選の日程を決める自民党の臨時役員会が開かれました。
臨時役員会では、新しい自民党総裁を選ぶ総裁選について、18日公示、28日に投票・開票とする日程が決まりました。
民主党では鳩山代表ら幹部が集まり社民、国民新党との連立政権に向けた今後の対応を協議しました。
「デフレの再来さえも懸念されるような状態になっているから、早い時期に民主党は陣容を整えて経済政策の実行にまい進してもらいたい」(日本経団連 御手洗冨士夫会長)
「『送らず 迎えず 応じて蔵せず』ということを座右の銘として。過ぎ去ったことをくよくよ考えてもしょうがない。また、来るべきことをあれこれ悩んでも仕方がない」(国交省 谷口博昭事務次官)
「国民の信頼を損なうような行政的な対応というか、事例があったのは否めない」(文科省 坂田東一事務次官)