潮風に乗って-北から南から

船や港に関係する地名を訪ねて、その土地の情報を発信します。

土佐市の「文旦」

2006年02月01日 | Weblog

 NHK「おはよう日本」で高知県土佐市の「文旦」のことを放映していました。「文旦」(ブンタン)の種類は約40種類以上が確認されていますが、現在栽培されているものは約15種類前後とか。

■ぶんたん類の由来
 『ぶんたんはマレー半島からインドネシアが原産といわれるが、確実な野生系統は知られていない。中国南部には早い時代に伝晩し、日本には江戸時代に南方から果実(種子)で持ちこまれ、実生から独特の品種が生じた。
 ザボンの名はポルトガル、スペイン語のZamboaの転訛語で、Zamboaはセイロン語でjamboleに由来するという。
 ぶんたん(文旦)は中国語に由来し、洋梨系や倒卵形のもののみを指すという。岩政博士によれば「旦」は俳優を意味し、文という俳優さんの庭園に見事なぶんたんがあったことから、この名が生まれたという。主に、東南アジア、中国南部、台湾、日本で栽培され品種が分化発達した。自然発生した雑種が多く、大部分の優良品種は長い栽培歴史の中で淘汰、選抜されてきたものと考えられる。』以上、土佐ブンタンのHPを引用しました。 また、NHK放映の動画を「こころぐ」-潮風に乗って-にも掲載しています。